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ラ・リーガはまだ全選手の登録はできないとの見解:そしてカピタンズとの減給面談

三つの“レバー”では新加入選手たちの登録に不十分だと見るラ・リーガ主催者
サラリー総額を減らすべく、ピケやブスケツとの話し合いに着手か

先日、“第三のレバー”を稼働させることで1億ユーロの特別収入を手にし、今夏に契約した全選手の登録に目処がついたFCバルセロナ。しかし、、ラ・リーガの見解によれば、資金注入はまだ不十分であるらしく。条件をクリアするには更に収入を増やすか、支出を減らす必要があり、ラ・リーガ側と議論をしつつ両方面から攻めていくことになりそうです。

「不十分」との回答

FCバルセロナには現在、ラ・リーガ出場登録待ちの選手が9名いるようです。

新たに加入する5選手(ケシエクリステンセンラフィーニャレバンドフスキクンデ)と新しい契約になった2選手(セルジ・ロベルトデンベレ)は分かるとして、契約更新の2選手(アラウホガビ)もダメらしいのは驚き。以前からそうでしたっけ。アラウホとガビは間違いかも。
※追記:アラウホはすでに登録済みでラ・リーガのwebサイトに載ってます。

“第三のレバー”によってこれらの選手たちが登録可能になったかどうかを、バルサは先日ラ・リーガに問い合わせています。クンデ入団会見におけるラポルタの言葉からは、自信も窺えました。

しかしラジオ局COPEが報じたところでは、ラ・リーガ側は全選手の登録は無理だの見解を示しているという。意見の相違が生じているのは、テレビ放映権の値上がりに関する考え方です。

FCバルセロナは“経済的レバー”の第一弾・第二弾として今後25年間のラ・リーガ放映権の25%をSixth Street社に売り、推定5億1,700万ユーロを得たのですが、毎年価格が上昇する放映権ですから、クラブは6億6,700万ユーロで計算されると考えた。
一方でラ・リーガ側は、将来的ではなく今現在バルセロナの金庫に入るお金を数えるとしていて、1億5,000万ユーロの差が出た模様です。これで何人の選手がはみ出るのかは不明ですが、、ぎりOKの計算だったならしんどそうだ。

でも、1億ユーロ以上の違いが出る案件。値上がり分が勘定されると勝手に判断して賭けたりするでしょうか。含む含まないは最初から確認しておくと思いますし、、なんか違和感があるんですよね。
ダメ元で投げてみて、「やっぱりまだ足りなかったので」と高給選手たちに減給を願い出る計画でしょうか。
あと、放映権を売っての収入で補強などに使えるのは一部だったような記憶も。

なんであれバルサには他クラブと比べて著しく多い選手給与を削減していくタスクがありますから、 “第四のレバー”稼働の要不要を探りつつ、選手たちと交渉していかねばなりません。持続可能性を高めなければ、来季以降も苦しいままです。

ラポルタ理事会は先のソシオ総会においてBarça Studiosの49%、BLMの49%を売ることへの承認を受けており、Barça Studiosの残り24.5%やBLMを“第四のレバー”として使うことができる。虎の子の資産なので、出来るだけ売りたくはない。

ピケ、セルヒオとの面談

そういった状況の中、昨日(3日)夜にバルセロナ市内の某レストランにおいて、バルサ首脳陣とジェラール・ピケによる話し合いがあったと報じられています。伝えたのはお馴染みジェラール・ロメロ記者です。

その情報によると会食に参加したのはピケラポルタラファ・ユステ(副会長)、マテウ・アレマニ、そして選手代理人のアルトゥロ・カナレスとのことで。普通に考えると減給の可能性を探る話し合いですよね。

昨日はさらに、トレーニング終わりのシウタット・エスポルティーバ内オフィスにて、セルヒオ・ブスケツマテウ・アレマニユステ、そしてジョルディ・クルイフによる面談も行われたそうです。

USAツアーから帰国すればカピタンたちとの話し合いがあるだろうと言われていたので、それが早速実行されたと。

フレンキーとピアニッチ

あとはそう、減給によって残留への扉が開くとされるミラレム・ピアニッチもまた交渉に応じると言われています。
渦中のフレンキーはどうするでしょうか。今の様子だと、自分の欲求でバルサに残り苦しむクラブに協力しない選手、として“迫害”されるかも。例えばラポルタ寄りのSPORTなどは、どうぞチェルシーさん彼を口説き落として引き抜いてください、ベルナルド・シルバ獲得資金をくださいという論調です。

(ここでベルナルド・シルバ獲りにPSGが乱入とのニュースもありますが、相変わらずあそこはバルサの妨害が好きなようで。最近ではマドリーよりも活発に思えます)

コメント

  1. ゼロ より:

    あー、やっぱりサラリーキャップはダメそうですね。

    含む含まないは多分確認してなかったんじゃないでしょうか。メッシ退団に至るまでもラ・リーガと認識がズレまくってましたし、単純に楽観論と見切り発車でやった結果なんだと思います。

    フレンキー個人に減額を迫るのではなく、チーム全体で年俸を下げていかないと不公平ですし、来季以降もスポーツ経費の問題を抱えないために全体で減額していくことは必須だと思います。

  2. イザナギの目 より:

    シウバはもう30近いし微妙ですね。なんかもっと賢い選択ができませんかね。