控えめながらも安定感抜群のフランス人セントラル
クレメン・ラングレの経歴や特徴などです。
15 LENGLET | ||
フルネーム | Clément Lenglet (クレメン・ラングレ) |
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ポジション | デフェンサ(セントラル) | |
国籍 | フランス | |
生年月日 | 1995年6月17日 | |
出生地 | Beauvais(フランス) | |
身長 | 186cm | |
体重 | 81kg | |
バルサ入団 | 2018年7月 | |
デビュー戦 | 2018年8月12日、セビージャ対バルサ(1-2、スーペルコパ) | |
前所属クラブ | ナンシーB(フランス) 2012-14 ナンシー(フランス) 2013-16 セビージャ 2017-18 |
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契約終了日 | 2026年6月30日 | |
移籍金 | 3,590万ユーロ(契約解除条項) | |
推定年俸 | 手取り 250万ユーロ | |
契約解除金 | 3億ユーロ |
経歴
1995年6月にフランス北部の街 Beauvais(ボーベ)に生まれたクレメン・ラングレが、フランス2部リーグのクラブ Nancy に加入したのは2010年のことだった。Bチームに昇格したのは2012年。続く2013年には18歳でトップデビューを飾っている。
2014/15シーズンは主力の一人へと成長し、Nancy が Ligue 2 を達成した2015/16シーズンは34試合出場と不動のレギュラーだった。
この Nancy での活躍にセビージャが目を付け、2017年1月に冬のマーケットでアンダルシアチームに加入(移籍金は500万ユーロ)。レアル・マドリーとのコパ1/8 final でデビューとなった。リーガデビューも同じくマドリー戦で、サンチェス・ピスファンで白組の40試合無敗が終わった試合。
セビージャに若くて将来性のある左利きセントラルがいることは、程なくして欧州全体に知れ渡り、バルセロナもまたレングレに関心を示すようになった。
バルサにはジェラール・ピケとサムエル・ウンティティがレギュラー格として君臨していたことから、出番の減少が予想されるカンプノウ行きに当初は難色を示していたというラングレだったが、やれると判断して移籍を決断。入団プレゼンテーションでは「全試合に出るつもり」と野心的に意気込みを語っている。
そしてウンティティの負傷により訪れたチャンスをしっかりと活かし、入団1年目にしてピケの相棒の座を獲得。リーガで23試合、チャンピオンズでは12試合に起用される活躍で、シーズンで最も成功した補強と評価された。
2019/20シーズンは、キケ・セティエンがチームを率いた終盤こそ出場機会を減らしたが、レギュラーの座は揺るがず。ラ・リーガで28試合に出場し、2得点を決めている。
以後も基本的に左セントラルのレギュラー格。ただしロナルド・アラウホが成長し、エリク・ガルシアも加入した2021/22シーズンは正念場となるだろう。
フランス代表
U-16からU-21までを経験。2019年5月に待望のフル代表招集を受け、同年6月のユーロ2020予選・アンドラ戦でデビューを果たした。
プレーの特徴
左利きのセントラル。バルサが選ぶのだから、ボールタッチに長けている。寄せてくる相手アタッカーをひらりとかわし、前方のチームメイトへと正確なパスを供給する。その際の判断も良い。
球際は強そう。上手く身体と足を入れて、ボールを奪取する。インテリマフィア。
ゴール数はさほど多くはないが(セビージャでは52試合で3ゴール)、186cmの長身を活かしたヘディングも武器。
その他情報
・入団プレゼンテーションでの発音は、クレモン(フランス風)レングレ(スペイン風)
※2020年10月、2026年まで契約を延長。
獲得タイトル
- バルサ
- リーガ(2018/19)
- 国王杯(2020/21)
- スーペルコパ・エスパーニャ(2018)
- セビージャ
- リーグ2(2015/16)
- 個人賞