ラ・マシア史上最高セントラルとの期待。
エリク・ガルシアの経歴や特徴などです。
24 ERIC GARCIA | ||
フルネーム | Éric García Martret (エリク・ガルシア・マルトレ) |
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ポジション | セントラル | |
国籍 | スペイン | |
生年月日 | 2001年1月9日 | |
出生地 | Martorell(バルセロナ県) | |
身長 | 183cm | |
体重 | 73kg | |
バルサ入団 | 2021年7月1日 | |
デビュー戦 | 2021年8月15日、バルサ対レアル・ソシエダ(ラ・リーガ第1節、4-2) | |
前所属クラブ | FCバルセロナ 2008-2017 マンチェスター・シティ(イングランド) 2017-21 |
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契約終了日 | 2026年6月30日 | |
移籍金 | 自由移籍 | |
推定年俸 | 手取り 300万ユーロ | |
契約解除金 | 4億ユーロ |
経歴
ラ・マシア史上最高のセントラルと評され、将来を嘱望されながらもクラブを去ったエリックが、4年の時を経てバルセロナに戻ってきた。ペップ・グアルディオラが指揮するマンチェスター・シティで多くを学んで。
バルセロニスタの両親の元、エリク・ガルシアは2001年1月9日、バルセロナ県の町 Martorell で誕生する。「エリコ」と呼ばれていたエリク少年がバルサスクールに加入したのは7歳のことだった。これは奇しくも、偉大なる先輩であるジェラール・ピケがバルサに出戻りした年でもある。
プジョル、ピケ、マスチェラーノたちのプレーを見て多くを学んだ、と後のエリクは語っている。
才能溢れるエリクはいつも年上の選手たちとプレーをし、かつ全てのチームでカピタンを務めている。フィジカルで勝負するのではなく、読みと知性で相手と対峙したエリク。ラ・マシア史上最高のセントラルとも評され、ピケの後継者になる逸材と期待されていただけに、バルサを去りマンチェスター・シティへ移籍するとの報せはバルセロニスタにショックを与えた。2017年夏のこと。それもこれも、バルトメウ理事会のカンテラ政策のせいだ。
ちなみにエリク退団当時の代理人にして助言者はカルラス・プジョル。
マンチェスター・シティの一員となったエリクは、翌2018年夏のプレシーズン(USA遠征)からペップチームに呼ばれ始める。英国での公式戦デビューは2018年12月のリーグ杯レスターFC戦。2019年9月21日にはプレミアリーグデビューも飾った。18歳でのことだ。
バルサ育ちのエリクがペップ・グアルディオラのフットボールに馴染むのは早く、19歳となる2019/20シーズンにはリーグ戦13試合を含む20試合に出場している。翌2020/21シーズンはラポルテと共にセントラルの序列筆頭にいたが、シティとの契約延長を断り、バルサ復帰が確実視されたために出場機会は減少(ペップは残念がっていた)。12試合に止まった。
4年間の英国での冒険を経て戻ってきたバルセロナで、エリク・ガルシアはどんなフットボールを見せるだろう。クレの期待値は高い。
スペイン代表
フル代表デビューは2020年9月6日、UEFAネイションズリーグのウクライナ戦。翌2021年はルイス・エンリケによってUEFA EURO2020に招集され、さらに東京五輪メンバーにもなっている。
プレーの特徴
その他情報
- ・妹さんがひとりいる。家族についてはあまり知られていない。
- ・犬好きっぽい。
獲得タイトル
- バルサ
- マンチェスター・シティ
- プレミアリーグ(2020/21)
- FAコミュニティ・シールド(2019)
- EFLカップ(2019/20、2020/21)
スペイン代表
- 東京オリンピック 準優勝(2021)
- UEFA U-19EURO 優勝(2019)
- UEFA U-17EURO 優勝(2017)
- FIFA U-17ワールドカップ 準優勝(2017)
- 個人賞