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77. 4試合連続観戦! ~みんなのバルサ観戦記

2012年11月25日 リーガ第13節 レバンテ戦~12月5日 チャンピオンズ第6節 ベンフィカ戦

スプリング さん

行ってきました。
11月22日から12月7日まで、

11月25日 リーガ第13節 レバンテ対バルサ
11月28日 国王杯 バルサ対アラべス
12月01日 リーガ第14節 バルサ対ビルバオ
12月05日 チャンピオンズ バルサ対ベンフィカ

以上4試合観てきました。寒かったけど大満足です。

■バレンシアでレバンテ戦観戦

11月23日にバルセロナからバレンシアに、レンフェ(RENFE)で移動しました。
3時間で着いてすぐにレバンテの球場でチケットを買うつもりが、人身事故で2時間の遅延に。
チケット売り場は昼休みなので5時からにしました。

メトロとバスの共通券T-3(72時間有効)を買って、Xativa駅からMachadoまで。
駅からは歩いて6分ぐらいです。
がら空きのチケット売り場でTRIBUNA BAJA というカテゴリーのチケットを購入しました。
サイド席です。
中央とバルサベンチ側のサイド席は売り切れていました。
50ユーロでした。

バレンシアの町は小さくて、治安が良く、徒歩で旧市街のほとんどを観光できます。
レバンテやバレンシアの球場へのアクセスも良く、芸術都市へもバスで簡単に行くことができます。
ホテルは旧市街に取りましたが、wifi の速度が遅くシャワーの水圧が低いので、できれば周辺の近代的なホテルの方がいいかも?
旧市街にはレストランやカフェ、ショップが多く、食事や水の購入にも問題はありません。

席は2列目だったのでピッチにとても近くてよかったんですが、反対側のサイドのプレイが遠くて、残念なことに得点は反対側で入りました。
前半はレバンテがよく守って0-0で終わりました。wowowの解説で、シャビ→イニエスタ→アルバ→イニエスタというように横パスを多用して守備位置を少しずつずらすとありましたが、それをまざまざと見せられました。
得点こそなかったけれど、守備の固いレバンテもさすがに後半は持ち堪えられずに、怒涛の得点ラッシュでした。
この日のイニエスタはきれきれで3アシスト1得点でした。
イニエスタのゴールの瞬間は娘も私も思わず立ち上がって、ゴラッソと叫んでました。

1試合目で快勝。大満足でホテルに帰りました。

■マヨネーズ強盗

11月27日にバレンシアからバルセロナへ戻りました。
レンフェは時間通りに着きましたが、よく情報に載っているマヨネーズ強盗に、サンツ駅からホテルへの途中で遭遇しました。

真昼間の2時です。
スーツケースを押して前を歩いていた娘が、紙ナプキンを手にした男に何か言われているので慌てて近づくと、コートの後ろに液体がかけられていました。
ノー、ノーと言ってホテルに向かおうとして私も後ろを見たら、コートに付いていました。
またもやもう一人が紙ナプキンを持って近づいてきましたが、無視してホテルに急ぎました。

ホテルは駅から歩いて5分程のH10itacaです。
かけられていたのはファンデーションでした。
何も盗られなかったのが不幸中の幸いですかね。
食器用の洗剤できれいに落とせました。

この日は球場へチケットの交換に行こうと思っていましたが、気落ちして(雨も降ってきた)食事とポットの購入にスペイン広場まで行きました。
スペイン広場からバス57番が走る通りをカンプノウ方向に歩いて、「京都」という家電屋さんでポットを買いました。12.9ユーロでした。便利です。

■アラベス戦

11月28日はアラべス戦です。
予想どおり主力はお休みで、平日開催ということもあり観客は6万人程。
空席が目立ちました。
ホームページで事前にチケットを購入したんですが、座席図を勘違いしていました。

TRIBUNA 1 GRADERIA  BOCA5 というカテゴリーで、ピッチのすぐ前だと思っていましたが、前はセクター3の半分から9の半分、AからGまではVIP席で座席図に載っていません。
ピッチの前で観ようと思ったら、サイド席になります。
サイドだと反対側が見にくいので、この後の2試合はセンターの席を取ることにしました。
ビルバオ戦もベンフィカ戦もセクター106の8段目が取れたので、試合はよく見えました。

アラべスが積極的にプレイしてきたので前半はなかなか点が入らず、中盤でもよくボールをカットされていました。
チャンスもあまりなく、いつものようにパスもつながらず。
カンテラ君たちは元気いっぱいでしたが、できればシャビやイニエスタが観たかった。
でもビジャの素晴らしいフリーキックと、テージョからビジャへの「どうぞ」のパスは良かったです。
ビジャ2得点、チームが計3点で勝利したのでまあまあかな。

ホテルからカンプノウへは43番のバス(ホテルの向かいにバス停)でレスコルツ(Les Corts)まで。
帰りはメトロ3番に乗り、タラゴナで降りて歩きました。

■練習場で出待ち

29日は練習場での出待ちです。
V-7(30番)のバスで、ロマ通りからヌマンシアへ行き、トラムに乗り換えて終点まで。
今回娘はユニフォームにサインしてもらおうと頑張っていました。

お目当てのメッシやシャビ・イニエスタ・ビジャは駄目でしたが、バルデス・ティト・アビダル・ペドロ・チアゴ・ピント・ムニエサ・アルバ・バルトラ・クエンカのサインをゲットできました(この後何回か出待ちをしたものも全てを合わせ)。
アビダルは最初は出口では止まってくれませんでしたが、30メートルほど先の道路でファンに止められていたのを見て、猛ダッシュで走ってい行きサインをもらいました。
脚ががくがくになった、とこぼしていました。

帰りはレンフェでサンツまで。
練習場から線路沿いにまっすぐ歩いて、そのまま駐車場を突っ切るとすぐでした。
8分ぐらい。サンツまでは14分です。

■ビルバオ戦

さてビルバオ戦です。今回もバス43番でスタジアムへ。
ホームページでチケットを買って、スタジアムで交換しました。
連番ではなかったんですが、普通に隣どうしに座っていても何も言われなかったので、そのまま観戦しました。

セクター106の8列目。すごく観やすい席でした。
選手の顔もはっきり判るし、試合もよく見えました。
ただゴール際の細かいプレーは、2階席の方が観やすいと思います。

試合はその後の監督のコメントの通り、一瞬も考えることを許さないビルバオの激しいプレッシングと、それをものともせずにリズム感のあるパスワークで簡単そうにポゼッションするバルサ選手達の素晴らしいプレーで、面白い試合になりました。
結果は5対1の圧勝でしたが、内容はそんなに点差がでるようには感じませんでした。
ジョレンテが前半から入り、ムニアインもいたら違っていたかも。

後半にファールで倒されたイニエスタが、めずらしく怒っていたのが印象に残っています。
この日もキレキレのイニエスタと、さすがのメッシでした。
アドリアーノはすごく上手くなっているよ。

帰りは15番のバスでヌマンシアへ行き、43番に乗り換えてホテルまで。
43番のバスはないと思っていたのに、この日は試合終了時刻が早かったので最終のバスがありました。
今日も勝ってよかった。

■スリに遭遇

最後はチャンピオンズのベンフィカ戦です。
一位通過が決まってしまったので、やっぱり主力はお休みでした。
チケットはホームページで買い、ビルバオ戦と同じあたり。
チケット交換にカンプノウへ行ってから、練習場へ行くためにトラムのPaiauReial 駅へ向かっていると、道を訊かれました。

それに答えていると、太ったおっちゃんがポリスと言いながら近づいてきて、「財布を見せろ、お金を見せろ、コカイン」などと言ってくる。
お金は「ない!」と言って日本円を見せたら、「カード」と言いながら携帯を取り出したので、「ノー、ノー」と答えると諦めたようです。

後で現地の知人に聞くと、「古典的なスリの手口で、ユーロを見せると数えるふりをして何枚か抜き取る」のだそうです。
被害には遭わなかったけれど、まさかカンプノウでこんな目に遭うなんて!
ここはバルサの聖地だからやめてよね!

今回の旅行は、事故や強盗やスリなど幾つか遭遇。
被害には遭っていませんが、どうしてでしょうね。
娘がコンタクトにして目つきが良くなったせいかも?

■ベンフィカ戦

主力はお休みでしたが、メッシはベンチスタートでした。
シャビやイニエスタは見当たりませんでしたが、前方のVIP席にはペドロやマスチェラーノが座っていました。
写真を撮るには離れすぎていましたが、ハーフタイムに出口で見れました。

試合は0-0。
二位になれる懸かっていたベンフィカが攻撃的で、シュートチャンスも多く、危ない場面も何度かありました。
負けても大丈夫な試合でしたが、できれば勝ってほしかったです。

前線で偽9番となったビジャが孤立して、大柄なディフェンダーに挟まれボールがなかなか回ってこなくて、中盤でよくボールカットされて相手のチャンスになったりして。
若い子達は頑張っていたけれど、最後なのでいつものメンバーが見たかったなあ。

メッシが出てきた時はすごい声援でした。
その後ピケも出てディフェンスが安定して、さあこれからだと思っていたら、メッシがキーパーと交錯して倒れました。
前の人がゴールかと立ち上がったので、メッシが倒された瞬間は全く見えませんでしたが、その後のスタジアムの不気味な静寂と、倒れこんで動かず、担架で運び出されるメッシを見た時は本当に心配しました。
でもただの打撲でよかった!

デウロフェウが出てきましたが、若すぎるんでしょうね。
才能は大きいのでしょうが、周りが見えていないのか、気持ちが逸るのか、せっかくの得点のチャンスにビジャへとパスをせずに自分で蹴って外してしまいました。
ビジャが怒っていましたよ。
上手い選手はリーガにはたくさんいます。
でもそれだけでは駄目なんでしょうね。

平日開催で寒くて消化試合だったので、空席の目立ったスタジアムでしたが、観戦しているクレたちの声援はいつも通りでした。
オーレ、オーラ、・・・・・(・・・の歌詞がわかりません)と突然始まる大合唱。
何気ないプレーへの拍手。
一度でもカンプノウで観戦するともう、やみつきになりますね。
帰ったばかりなのにもう行きたいです。

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