勝点に重要性はないが、勝つことに意味があるのがエル・クラシコ
今宵カンプノウで行われるバルサ対マドリーに関して、現地メディアに頻出する単語が『descafeinado』です。意味はカフェイン抜き。実はカフェインを抜くと健康に効果があるそうですが、それはさておき、優勝争いが終了し、刺激のない状況でのエル・クラシコをあちらではそう表現しています。負け惜しみ。
(バルサ公式サイトの記事を見ていたら、チケット購入がまだ可能で驚き。カフェイン抜きの“伝統の一戦”に、人々は興味をあまりそそられないご様子)
でもだからといって、勝ち負けに重要性のないエル・クラシコなんぞない。こちらとしては必勝あるのみです。
パシージョの伝統
試合に関しての大きな話題は、白組のジダン監督が新たなリーガ王者となったバルセロナに対してパシージョをしないと改めて宣言したこと。
ラ・リーガではリーガ王者と最初に対戦するチームがパシージョ(花道)を作って出迎える伝統があり、もうかれこれ半世紀近くも続いているらしいのですが、これが『紳士』を標榜するクラブによって破られるわけです。
敬意を表す儀式なのでするもしないも自由、ジダンにも言い分はあるにせよ、やってのけた方が度量の大きさを示せるでしょうに。
バルサは2007/08シーズン、今回のようにリーガ優勝の決まったベルナベウクラシコにて白組を花道で迎えています(試合前はする、しないで大騒ぎだった)。
でももっと悲惨だったのは、その後の試合でボコられて“処刑”されたこと。あの悔しさは忘れることはできません。カフェインがなくても関係ない。パシージョ云々より、チャンピオンズ決勝を夢見る彼らにフットボールで完勝したい思いが強いです。
クレには特別なクラシコ
その他にも、無敗記録の継続やら、マドリーにリーガで最大勝点差となる18ポイントの差をつけること、2013/14シーズン以来となる同一シーズンでのリーガ・クラシコ2勝、2015年3月以来となるカンプノウでのリーガ・クラシコ勝利など、バルセロニスタにはいろいろなモチベーションはあります。
これが選手として最後のエル・クラシコになるアンドレス・イニエスタに、相応しい勝利をプレゼントすることについては・・・
2年前、あの世に旅立ったジョハン・クライフのために勝利を、と意気込んだマドリー戦で残念な結果になったこともあるので(公式戦での無敗記録も39で止められた・・・!)、あまりそこに気持ちが行きすぎない方が良いかなと少し方向転換。
エルネスト・バルベルデが言う「もっと意味があるのはバルサでの最後の試合」というのもそのとおりで、リーガとコパの二冠王者が永遠のライバル・マドリーにカンプノウでもきっちり勝つ、それをドンに捧げる、これでいきましょう。
得点は気合十分のレオ・メッシと、新加入選手が初クラシコで点を取るジンクスでコウチーニョとウスマン・デンベレでお願いします。 イバン・ラキティッチもやってくれそうな予感!バモス!
このニュースのまとめ
- ・カフェイン抜きと言われる今回のクラシコ
- ・ジダンがパシージョをしない宣言
- ・別にかまわないので、フットボールで圧倒して勝ちたい
- ・コウチーニョとデンベレの初クラシコ
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