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カンプノウ上空に雷雲迫る・・・「勝点3以上が懸かった」アトレティコ戦

リーガ優勝へ望みをつなぎたいなら、勝ち以外に選択肢はないバルサ
チーム周辺をデリケートな空気が包み込み、セティエンの足場はぐらぐら

「アトレティコが火薬庫を訪れる」。これは本日6月30日版MARCAの大見出しです。マドリー方面からするとバルサはクライシスの真っただ中にあるらしく。少なくとも騒々しい空気なのは間違いありません。もし今日の試合で勝点3を取れないと、ラ・リーガ優勝は絶望的になり、セティエンの首も危なくなる。理事会はアルトゥール放出・ピアニッチ獲得で波を荒立てます。

瀬戸際のアトレティコ戦を前にざわめく空気

FCバルセロナはファンに何かと話題を提供してくれるクラブです。残念ながら、どっちかっていうと騒動が多めなのですが、議論には事欠かない。スポーツ的なもの、組織的なもの、なにかしらいつも議論されています。

2020年6月末日の一番ホットな話題は、バルサがラ・リーガ優勝争いへの生き残りをかけて挑むアトレティコ・マドリー戦ですが、ここに選手たちとテクニコ陣の不和であるとか、大不評アルトゥール×ピアニッチ交換トレードが絡んで騒々しくなっている。
勝ち以外は嵐を呼ぶ、いわゆる「勝点3以上が懸かった試合」です。

勝てば、数日間かもしれないけれど、前向きな空気も生まれるかもしれない。
もし引き分け以下だと、どうなりますでしょうかね・・・
公共放送であるカタルーニャTVのテレビチャンネル、Esport3 がセティエン解任の可能性を報じているくらい緊張感ある状況になってます(真偽は別として)。

フットボール以外の議論噴出

キケ・セティエンも気の毒ではあります。
バルサ監督を引き受けた以上、その難しさを分かってないはずないですし、自分たちならやってのけられると信じていたに違いないのですが、スタイル&メソッド議論に加えて助手のエデル・サラビアが渦中の人となっている。
バライドスでの給水ブレイク中、サラビアの指示に対してメッシラキティッチが耳を貸そうとしない様子がテレビカメラに抜かれ、スカッドとテクニカルチームの不和が注目を集めている状況です。

選手たちが監督たちを信頼していないと思わせる映像が複数テレビに出るのは、チームが末期的と思わせる。再三言われる「ロッカールームの権力」をテクニコが御せていない印象も強めます。御せてないんですけれど。

そして現場をサポートすべき理事会が、明らかに帳簿を誤魔化す移籍オペレーションを実行してクレを苛立たせると共に、チームをフットボールに集中できない雰囲気にしている。
そんななかでチームは強敵アトレティコに打ち勝たねばなりません。

さて、明日の朝、カンプノウ周辺はどんな雰囲気になっていますやら。

 

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