グループとのトレーニングを元気に行ったウンティティ すぐさまバルサに適応しているらしいトディボ
サムエル・ウンティティがグループと共にトレーニングを行った、とのニュースがクラブから伝えられました。わずか一行ほどの記述ですが、一部参加ではなく通常メニューをこなしたということは、試合への復帰が近いということ。これは嬉しい知らせです。
上はバルサ公式による2月13日(水)のトレーニング動画です。とても楽しそうにロンドに参加し、フィジカル系のメニューをこなしているウンティティの様子が見られます。
そして動画の最後に写っている、同じくフランス人セントラルのジャンクレール・トディボ。夏までは新環境への適応期間と思われていた彼、ひょっとすると近いうちに公式戦デビューするかもしれないようです。
さっそく、週末のリーグ戦に出場したい
サムエル・ウンティティがグループとのトレーニングメニューを全てこなしたのは、2ヶ月半ぶりです。
左ヒザの痛みによって戦列を離れていたウンティティが、2ヶ月ぶりに試合に出たのが11月24日のアトレティコ・マドリー戦。しかしここで90分プレーした後、彼の左ヒザは痛みが再発、またも医務室通いの日々に戻っていました。
そういった経緯があるだけに、二度目の復帰はリスク極小となってからお願いしたくもありますが、2月14日のMD紙によると、ウンティティは来週のチャンピオンズ・オリンピック・リヨン戦に招集メンバー入りしたいらしく。
そのためには今週土曜のリーガ・バジャドリー戦で“暖機運転”を行う必要があるわけで、ずいぶん急な話だなとこっちが面食らいます。
リヨンはビッグサムが2歳から暮らしたホームタウン。オリンピック・リヨンは8歳で入団した心のクラブですから、またとない対戦機会を逃したくはない気持ちは分かるんですが・・・ 医療スタッフはもっと万全を期したいでしょう。再々発なんてことになったら、トホホですもんね。
バルベルデも驚きの適応速度
話は変わりまして、ジャンクレール・トディボの公式戦デビューが予想より数ヶ月早くなるかもしれない件です。
前所属クラブ・トゥールーズとの契約延長を拒み、トップチームから外されていたトディボをバルサが“救出”したのが1月30日のこと。無料で移籍できるようになる夏まで干され続けるより、移籍金(固定額100万ユーロ+200万ユーロ)を払っても早くバルサ流に慣らすことが最善とのフロントの判断でした。
トディボ獲得はクラブ主導によるものですから、バルベルデが早々に起用するとは考えにくかった。なんといっても、あのバルベルデですから。
それがです、2月14日SPORT紙によるとトディボのトップチームへの適応、コンセプトの理解ぶりにミステル(監督)は満足しているらしく、公式戦デビューの機会を与えようかとも考えていると。セントラルの序列ですでに、ジェイソン・ムリージョよりも上にいるというんですね。
ということでクレは、近々トディボのプレーを見られるかもしれない。
ウンティティをどう使っていくか
ウンティティの左ヒザが回復し、トディボも起用できるレベルにあるとなれば、出ずっぱりとなっているジェラール・ピケやクレメン・ラングレに休養を与えられるようになります。
ウンティティのヒザが幸いにして痛みを再発させることがなければ、与えられる役割はラングレのバックアッパーでしょう。手術を避け、最先端の保存治療に賭けた左ヒザが実戦でどう反応するか、見なければなりません。
ピケは本来、監督希望で獲得したというムリージョを使うことで休ませるべきですが、ここまでの起用状況を見ると疑問が芽生えてくる。SPORTの言うように本当にトディボの序列が上になったなら、ムリージョはさらに観光客・・・
このニュースのまとめ
- ・ウンティティがグループ練習をこなした
- ・古巣リヨンとの試合に出たいビッグサム
- ・トディボが予想を超える適応をしているらしい
- ・ふたりが戦列に加われば、ムリージョは観光客に
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