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ルーク・デヨングの入団会見。ラポルタは「次の移籍市場ではもっと普通に動ける」と希望をもたらす

バルサ入団会見で、求められる役割を果たしていけるとの自信を見せたデランテロ
ジャン会長は担当者の頑張りによってクラブがトンネルを抜けつつあると希望を示した

FCバルセロナの2021年夏6人目の新加入選手、ルーク・デヨングの入団プレゼンテーションが昨日(9月9日)カンプノウにて行われました。ロナルド・クーマンたっての希望により、セビージャから期限付きで移籍してきた長身デランテロ。バルサっぽくない選手ですが、その点こそが逆に彼に求められるものであるのは分かりやすくて良いです。エリア内での空中戦担当、機能させられますかどうか。

「準備はできている」

ルーク・デヨングは去る8月31日、夏マーケットの最終日に滑り込みでバルサ選手として登録されました。セビージャからのレンタル移籍で、期限は来年6月30日まで。

日曜日(5日)にバルセロナに到着して翌日にメディカルチェック、火曜日にトレーニングに初参加した後、水曜日にAEプラットとの練習試合に出場してからこの入団プレゼンテーションという、風変わりなバルサ生活の始まりとなっているルークです。

※ AEプラットとの試合はバルサのクラブ施設シウタット・エスポルティーバにて行われ、コウチーニョとバルデの得点によってバルサBが2-1で勝利。

入団会見はカンプノウでのバルサユニ姿お披露目会の後、スタジアムに隣接するアウディトリ1899にて開かれました。 ルーク・デヨングは地味系選手、かつ雄弁なタイプでもないようで、会見で目立っていたのは臨席したジョアン・ラポルタ会長というバルサあるある。
主役である華の新人さんルークは、「キャリアにおける重要な一歩」だというバルサの印象についてこのように語っています。ちなみに彼が用いたのは英語でした。

「トレーニングはとても良かったよ。すごく歓迎してもらえたんだ。彼らは大きな家族のようだよ。ロナルドとはオランダ代表で素晴らしい関係にあったし、彼が僕を望んでくれたことも知っている」

オランダ人チームメイト
メンフィスとはすごくいい関係だよ。代表チームで一緒にプレーしていたから、彼のことは知ってる。フットボール語を使って、言葉を交わさなくても理解し合えるんだ。フレンキーのこともよく知ってるよ。彼は偉大な選手だね」

バイエルン戦でデビューの可能性
膝に厄介な怪我をしていたけれど、トレーニングをして3〜4週間になるからね。自分がフォームにあると感じているし、クーマンの考えは知らないけれど、僕自身の準備はできている。バイエルン戦の前に、もっと強くなっておきたい」

チームにいないタイプの選手
「クーマンはチームにいないタイプのデランテロを欲しがっていた。自分がそうなれると思っているよ。彼は以前から僕のことを考えていたし、僕はチームにフィットすると思う。僕はこれまで自分の資質を高いレベルで証明してきたから、ここでもそう出来ると期待してる。全てが上手くいくといいね」

「ここにいることが信じられないよ。これまで僕はすごくハードワークしてきたし、バルサは小さな頃の夢の一つだ。これまでのことを振り返ってみて、自分が達成したことに満足している」

セルジーニョ・デストって、クロスの精度はどうなんでしょ。セットプレーからだと、メンフィスのピンポイントからルークが決めるパターンが期待できそうです。

次ページ:ラポルタ「次のマーケットでは普通に活動できるだろう」

コメント

  1. トム より:

    デンベレは単純にプレーさせるのではなく、もっと私生活レベルから厳しく見て欲しいですね。
    彼をサポートするには、何よりも私生活改善が必要だと思います。
    生活全般において甘えが許されない事は、度重なる怪我によって本人が一番分かってるでしょうが、そういうのは本人の努力だけで直る物でもない。
    もうその辺厳しく見てくれる姉さん女房とでも結婚しちゃえば良いのですがねえ。

    CFルークは微妙と思いましたが、ちょっと楽しみになってきました。
    メッシがいなくなって、PA付近での細かい崩しができる選手がいなくなった以上、単純なクロスによってチャンスを作るプロセスは必要になるでしょう。
    デストも上がった際にややこしい仕掛けをしなくて済み、前よりもシンプルなプレーができそう。
    セビージャ戦が順延になりそうで、いきなりバイエルン戦からというのは厳しいですが、バイエルンのハイプレスも、テアからルーク経由でデパイに繋ぐ事で躱し、そこから一気の攻めが見れそうです。
    ハイプレス警戒で3-3-2-2になりそうですが、カンプノウという事で4-3-3もありそうで、そうなればさらにブライスワイトかデミルの裏抜けも加わります。

    今までの試合は全てハイプレスの相手で、次のバイエルンもおそらくそうなるでしょう。
    しかしその後はグラナダ、カディス、レバンテ、ベンフィカと、引いて守りそうな相手が続きます。
    そういう相手に対しては、サイドからの単純なクロスに怖さを感じさせる事で、中央での細かい連携も生かせます。
    こういうシンプルな崩しの方が、オランダらしく、クーマンらしい戦い方になるのかもしれません。
    そしてクーマンの新生バルサは、デヨンクによって完成したのかもしれません。

    やはりメッシは余りにも特別でした。代表戦のハットトリック、凄かったですね。
    でも、誰もメッシの代わりはできないのです。
    オランダ化は進みますが、今季はもうクーマンのやりたいようにやってもらいたいと思います。

  2. サイ より:

    デンベレ再生計画は大反対です。何故ってもうバルサに来て4年ですよ。もうチャンスをやる必要はないと思います。怪我も多いしなんちゃってプレーも多いし高年俸だし。たまにラッキーシュートを決めても更新して売却するのがベストだと思います。あと、ダニオルモが獲得の噂がありますがオリンピックの試合を見ましたが中盤より前線の選手です………一人で打開出来る選手ではなく、回りの選手によって生かされる選手です………何度アンスファティがいたらと思ったぐらいです。いくら複数のポジが出来たとしても……なので獲得しても………カンテラ愛は分かりますが。どうなんでしょう。

  3. ゼロ より:

    ルーク・デ・ヨングやアグエロ、ブライスワイトらCFが三十路ばかりなので、さすがに若いCFが必須です。

    デンベレに関しては欠場率が高くチームトップクラスの高給なので、フリーでも放出すべきだと思います。そうでないと、サラリーキャップでまた苦しむことになりかねません。