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チャビ「ミラノでの過ちを見つけ出した」:インテル戦前日会見

しくじってしまうと、大打撃になるカンプノウでのインテル戦
勇敢に攻めなければならないと監督はチームを鼓舞する

FCバルセロナは今宵、シーズンを左右するであろう大一番に臨みます。カンプノウにインテル・デ・ミラノを迎えてのチャンピオンズ第4節。グループステージですでに2敗しているバルサは、ここで勝てなければ非常に困ったことになる。まだ10月にして、いわゆる「決勝戦」に挑むわけです。気合の入る一戦ですが、チャビは楽観的。「ポジティブに考えようとしている」と述べる監督です。

いつだって前向き

インテル戦を翌日に控えた記者会見。FCバルセロナのフットボルチーム監督チャビ・エルナンデスは、自分たちが置かれた状況が「落ち着かない」とは認めつつも、楽観的に前向きに臨んでいくつもりであると語っています。

「私はいつもポジティブだし、勝てないことが落胆になるとは知っているけれど、今のところはポジティブに考えたい。まだこのコンペティションに残っていたいからね」

「これは心理的な面でも重要な試合となるね。とはいえ落ち着きが必要だし、私たちには90分があるんだ。早い時間帯に得点できればベストだけれど、試合は90分間ある。ミラノでの後半のように攻撃するなら、私は楽観的だよ」

「監督として以上に、自分がプレーをしたい試合だよ。なぜなら私はこれをチャンスだと見ている。これは流れを変えるための試合だ」

「これは“決勝戦”であり、私たちにエラーの余地はない
「攻撃に出て、勇敢であるようトライしていく。私たちにはホームで最高の試合をする希望があるからね。カンプノウでの魔法の夜を期待している」

もっと内側でプレーすること

そのミラノでの第3節では、ボールを持っても効果的なパスが回せなかった。100本のパスを出したぺドリの送り先はブスケツセルジ・ロベルトエリクバルデが多く、同じインテリオールのガビには1本しかパスしていません(レバンドフスキにも1本のみ)。ガビからぺドリへのパスも2本のみ。ここが改善点だとチャビは言います。

「そうだね、私たちはミラノでの過ちを見つけ出したよ。内側でのプレーを良くしなければならない。私も現役時代にはマンマークを受けてボールを持てないことがあったけれど、もっと内側でのスペースを支配して、第2列から攻め、エリア外からシュートを打つ必要があるんだ。インテルの陣形が外から行くように誘うとはいえ、中からも攻めるよう試みていくよ」

「ミラノでの前半は、ラフィーニャマルコスの役割を私たちは理解していなかった。なにかを変え、もっとアグレッシブに、もっと縦に行って相手ペナルティエリアに入らなければならないんだ。私たちのアイディアは明らかだから、インテルがワントップかツートップかで変えたりはしないだろう」

前節のインテルは3-5-2の布陣を敷き、ボール非保持時は5バックでスペースを消してきました。チャビチームは昨季からこういう相手を苦手としていて崩せない。ガビやぺドリの裏抜けが重要になります。
一方で、週末のセルタ戦は後半にタコ殴りにされて負けも脳裏によぎる展開でした。

セルタ戦の後半で起こったことへの分析は出ている。私たちはプレッシングの強度が下がっていたんだ。明日は90分間インテンシティを維持しなければならない。ミラノで起こったことへのお返しをしたいし、ホームで勝つために全力を出していくよ。一瞬たりともガードは下げない」

下降して迎えるビッグウィーク

マジョルカ戦が0-1勝ち、インテル戦は1-0負け、そしてセルタ戦が1-0勝ち。FIFAウィーク後のバルサは内容が塩っぱくなり、それ以前のような複数得点がなくなりました。飛べなくなった、わけです。セルタ戦のようなプレーをしていたら、今週待ち受ける2つのビッグマッチ(対インテル、対マドリー)に勝てない。調子を落とすには好ましくないタイミングですが、正しく現状を分析し、適切に対処していくことが求められます。

得点を依存しているレバンドフスキまでボールを届けられない問題。ここ最近は前線でレバが孤立する場面が増えており、彼の動きを活かしつつ、彼がシュートを打てる状況を作ることが重要です。
このところのチャビチームには、監督が言うほどのアイディアはなく、リズムもない。いきなりインテル戦で復調するかといえば期待薄ですが、なんらかの変化があると願って応援することとしましょう。得点機は可能なだけ活かす。バモス!

コメント

  1. lamasia より:

    バルサの鍵はエストレーモでなくインテリオールですよね。ここが10代のペドリ・ガビ固定になってますが、個人的には今回はフレンキーを頭から使うべきだと考えます

  2. アメドリ より:

    今日はなんだかワクワク。
    頼むぞーバルサ!

    デンベレはデンベレでしかないから、ガビ、ペドリ、ラフィーニャ、もしくはアンスの創造性に期待!

    1-0で勝って、とりあえず次につながったからそれが収穫、みたいなのはいらん笑

  3. いつか晴れた日に より:

    またしてもギリギリな状況ですが、
    こんな時でもシャビのコメントは選手のやる気を引き出せます。

    1点先制すればインテルも点をとるにくるので、
    複数点とれる展開も充分にあると思う。

    ヒリヒリする試合ですが、頑張れバルサ!!