無駄にジェットコースターで落胆のエンパテ。
レバンドフスキの能力で希望をつなぐも・・・。
あっさり失点を繰り返し、敗退濃厚。
勝利が必須とされた試合で、3-3のエンパテ。終盤のレバンドフスキの2発によって即時敗退こそ免れたが、次節でインテルがプルゼニに勝てば終わりにつき、事実上の敗退といえる状況となった。3セントラルで攻めに出たのは好いものの、約束事は整備されず、守備でもカウンター対策がまずくて3失点を喫している。チャビの限界を示した。
試合 覚え書き (雑)
●カオス。3セントラルを採用した勇気はよいとして、、インテルの2トップに対して対人にそう強くないセントラル2人を当てることでボールを運ばれると常にピンチを繰り返す。後半は特に試合のコントロールには遠く、殴り合いに持ち込まれてはダメージを受けていた。お見事ラウタロ。戦犯にはピケやセルヒオの名が挙がるが、より重大なのは戦術をデザインするチャビだろう。期待値が高すぎた。
●チャンピオンズでの復活を目指し、大金を投じて補強されたスカッド。しかしフットボルはといえばクラックたちの個人技に依存し、チームとして統一されたアイディアの存在に疑問を抱かせる。ド派手な補強をしても欧州で勝てたのはプルゼニ戦だけ。今年もヨーロッパリーグへ移るだろうし、そちらでも苦戦していそうだ。
●チャビが監督になってからもチャンピオンズでの弱さは変わらず、ここまでの6試合で勝てたのはわずか1つ(対プルゼニ、5-1)のみ。それによって2年連続でのグループステージ敗退の際へと追い込まれている。グループ首位通過が当たり前だった日々は遠い昔。。。
●試合終了後、UEFAが義務付けているミックスゾーンでのメディア応対に出てきたバルサ選手は誰もいなかった。ブスケツ、エリク、レバンドフスキが放映権を持つTVのインタビューに応じたが、それでは不十分で、バルサはUEFAから罰金を課せられるという。
●カンプノウでの成功を夢見てやって来てくれたレバンドフスキさんには、なんか申し訳ない気持ち。
●
●
Champions League | jornada 4 | |
12 de Octubre 2022 – miercoles 21:00 Camp Nou:92,302 |
|
FC Barcelona | Internazionale |
3 | 3 |
Goles | |
Dembélé (40) | |
Barella (50) | |
Lautaro (63) | |
Lewandowski (82) | |
Gosens (89) | |
Lewandowski (90) | |
Titular | |
Ter Stegen【6】 | Onana |
Sergi Roberto【6】 | Skriniar |
Piqué【4】 | De Vrij |
Eric【5】 | Bastoni |
Marcos Alonso【5】 | Dumfries |
Busquets (c)【5】 | Barella |
Pedri【6】 | Çalhanoglu |
Gavi【6】 | Mkhitayaran |
Raphinha【6】 | Dimarco |
Dembélé【6】 | Lautaro |
Lewandowski【7】 | Dzeko |
Cambio | |
Frenkie【5】 Busquets (64) |
Darmian Dimarco (67) |
Ansu【5】 Raphinha (64) |
Gosens Çalhanoglu (76) |
Balde【5】 Marcos Alonso (72) |
Bellanova Dzeko (76) |
Kessie【5】 Sergi Roberto (72) |
Asllani Barella (85) |
Ferran【5】 Gavi (82) |
Acerbi Bastoni (85) |
Entrenadores | |
Xavi Hernández | Simone Inzaghi |
Arbitro | |
Szymon Marciniak (polaco) | |
Tarjetas | |
Lautaro (52) | |
De Vrij (55) | |
Sergi Roberto (72) | |
Dembélé (78) | |
Mkhitaryan (84) | |
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
62.0% | 61.8% | 61.9% |
Posesion del Balon |
38.1% | 38.2% | 38.0% |
1 | 2 | 3 |
Goles |
3 | 3 | 0 |
16 | 10 | 26 (11) |
Tiros a puerta |
12 (8) | 8 | 4 |
3 | 4 | 7 |
Ocasiones de Gol |
8 | 6 | 2 |
8 | 2 | 10 |
Corners |
8 | 6 | 2 |
0 | 2 | 2 |
Fueras de juegos |
3 | 2 | 1 |
505 |
pases |
315 | ||||
149 | perdidas de balon | 146 | ||||
67 | recuperaciones de balon | 65 | ||||
5 | 7 | 12 |
Faltas |
15 | 8 | 7 |
0 | 2 | 2 |
Tarjetas Amarillas |
3 | 3 | 0 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
ベジェリン、アラウホ、メンフィス、クリステンセン、クンデが負傷中。
イニャキ、アンス、フェラン、アルバ、ケシエ、フレンキー、バルデ、カサド、パブロ・トーレ、アルナウ・テナスが控えスタート。 ボール保持時は3セントラル。非保持時はセルジが右ラテラルに戻った。セルジの戦術理解力の高さよ。
ぺドリがメディアプンタ的に動き、両エストレーモは幅を広く取る役割・・・ だったが途中からデンベレが自由に内側に入ってくる始末。中央が渋滞した。 インテルは3-5-2(5-3-2)。速攻を受ける場面ではだいたい1対1を強いられピンチとなる。 後半はインテルがリードを手にし、5-4-1で守備固め。
バルサは相手ブロックを広げるアイディアを持たず、センタリングに頼るにも可能性は低かった。途中出場のアンスも幅を取らず、中へと絞り気味。ブスケツに代わって登場のフレンキーは例によって自由に動き回るのでぺドリがカバーした。 |
|
Titular | Final |
2022年10月13日(木)、インテル戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。
MD「事実上のKO」
- ■事実上のKO
- → クレイジーな試合により、バルサはまたもヨーロッパリーグに行くだろう。もしインテルが26日(水)に地元でビクトリア・プルゼニに勝てばそうなる
- → デンベレとレビの得点がピケとブスケツの失敗をカバーし、バルサをかろうじてつなぎとめる
SPORT「奇跡的に生きている」
- ■奇跡的に生きている
- → バルサがカンプノウでインテルと引き分け、自力でのチャンピオンズ1/8 final 進出がなくなる
- → 後半の守備がチームを悩ませ、敗退を逃れたのはテル・ステーゲンのおかげ
コメント
ユウさんが仰るように、チャビは選手の個人技に依存しすぎて戦術のデザインが皆無ですね。
高額で獲得してきた選手もどういう使い方をするか、その選手がどういった特徴を持っているかを無視して、チャビが固執する戦術に入れているため、本領が発揮できない。
昨季も同じ戦術の問題を抱えていたのですが、チャビは自分の戦術に合うほどのレベルの選手がいないと誤解し、戦術の修正を行わずにあの大型補強。ラージョ戦で依然と同じ問題に対して選手の質で勝ち切ろうとしている姿勢を見て、いつかはこんなことになるのだろうと感じていましたが、やはりこうなりましたね。
今までバイエルンより試合内容に勝っていたとかインテルの誤審の話で戦術に関する反省が無かった。先週のインテル戦でやっと自身の戦術の誤りを認めて今回戦術を見直して3バックで挑みましたが、やはり今まで戦術を見直してこなかったツケを払うことになりました。
ピケやブスケツのミス云々ではなく、今までの行動の代償がこの不名誉な結果に繋がったのだと思います。
チャビに責任を負わせるの草
ペップが言うように
クンデ、アラウホ、クリステンセンが居ないからカウンター対策できない!
じゃあラインを下げて戦いましょう、後方に人員を多く割いて前方の人数減らしましょう。
なんて策が実る訳ないでしょ。
コメントしてる奴は"インテル戦は3バックじゃなかった〜"とか言ってるけどセルジ、クリステンセン、エリックの3バックだったしね。
ミスは関係ない!誤審も関係ない!最終ラインに怪我人多数出たって関係ない!結局はチャビが悪い!って盲目になって全責任をチャビに背負わせたいド素人戦術語り人のお気持ち表明に負けずにチャビにはこのまま自分の信じた道を突き進んで欲しい。
そもそもサッカーを戦術が全てだと思いすぎ。
ペップもナーゲルスマンも監督の役割は70%が士気やモチベーションに。残りの30%が戦術だって言ってる。
サッカーを知ってます感を出して優越感に浸りたいが為にチャビを出汁にしてドヤ顔で語ってると思うとキツすぎる。
今のスカッドなら、やりたい監督も勝てる監督もいるのでは。早く手を打たないと、クラブの未来まで売った意味が無くなってしまう。
上のfさんに
いつもお世話になっております。
ユウさん、ゼロさんのおっしゃる通りかと思います。
チャビが良かったのは昨シーズンの冬の補強直後と今夏の補強直後だけで、こだわりのWG戦術に合う「違いを見せられる」選手を獲得したときに、選手の個の質が有効な時期だけ違いを見せられるけど、対策を立てられたら一気に行き詰まる。
今回は思い切って3-4-3を採用したというのは評価はできるのですが、しかし1点目にしてもハフィーニャの粘りから偶然に近い配置でのデンベレの中央でのゴールでしたし、2点目3点目もレヴィの個人技に近い形の得点でした。前半途中からデンベレはしばしばサイドを捨てて中に入り、終盤にはペドリがサイドからクロス上げており最終的には戦術は消滅していました。
逆に失点に関しては個人のミスのようにも見えますが、常に数的に危うい状況を戦略的にとっていたので対人戦に強くないバルサとしては構造的に必然的な失点かと思います。
結果論ですが戦術を超えて試合運びということでいえば、前半偶然得られた先制点からインテルが前がかりになるのを利用して、もう少し後方重心にシフトするという手もあったかなとは思いますが、それでも追いつかれた可能性は高いかとは思います。
せっかく踏み切った戦術面の変化は攻撃面は途中で破綻し、守備面のリスクだけが後半に見事にツケとして回ってくるという必然的な敗北でした。
これが監督の責任でないとしたらなんなのでしょうか?
試合後のシャビの発言を聞いても、相変わらずというか今後も修正・改善されていくようには見えないですし、そもそもの配置と個の質で攻めてるような今のスタイルもバルサらしいのか疑問ですし、この1年弱みてきてシャビの柔軟性のなさからは今後も劇的な変化は望めないかなと、諦めがついた夜(朝)でした。「思う存分補強してもらえたクーマン」以上の存在ではないかなと。
長文・グチを失礼しました。
ユウさん、ゼロさん、暗いハートさんと全く同意見です。
私も、諦めがついた夜(朝)でした。
f さんの言っている事にひっかかったので
>ペップもナーゲルスマンも監督の役割は70%が士気やモチベーションに。残りの30%が戦術だって言ってる。
名前を挙げている監督2人とも、トップクラスの戦術家じゃないですか。
賢い監督と言うのは、苦もなく緻密な戦術を考え出せる能力があるので、
自分自身のパワーバランスとして「70%を士気やモチベーション」に当てているという話なのでは?
稀代の戦術家だからこそ、自分自身のチカラ配分として「30%が戦術」と言えるのであって、
もし凡庸な監督が、30%しか戦術にチカラを割いていなかったら、
かなり悲惨な結果になるのではないでしょうか。
監督や戦術の重要性について、
選手の目線から原口元気がNumber Webでインタビューで語っているから読んでみると良いですよ
https://number.bunshun.jp/articles/-/854716
原口元気が所属するウニオン・ベルリンのように、
入念な戦術練習をチャビが行っているようには到底思えません。
もしやっているのならば、試合ごとに全くバラバラの戦い方をする訳が無いと思います。
もしチャビの戦術が悪いかどうかがわからないならば、
チャビの能力に疑問を抱かざるを得ない、
もっと分かりやすい例を挙げるとすると、
「プレッシング」と「トランジション」だと思います。
■プレッシング
1番手がプレスをかけているのに、2番手以降が続かない。それぞれの選手バラバラでプレスをしかけている。
■トランジション
ボールを奪取した際に、攻めへの切り替えを選手全員で行えていない。
インテル戦を見返してみるといいですよ。
ミス・誤審・怪我人が多数出た、などの理由で
「プレッシング」と「トランジション」ができなかった訳じゃないですよね?
戦術うんぬんの前に、統率が全くとれていないという事の、何よりの証左だと思います。
「プレッシング」と「トランジション」を選手達に教え込むのは、
監督以外に誰がいるんですか?
これができていないとすれば、監督の責任なのでは?
ユウさんの書かれたように、この何年かで新規加入選手に申し訳なく感じる内容が僕の中でも確かに変わリましたね。
以前:活躍を疑問視しちゃってごめんね。一生謝り続けます。
現在:こんなチームに連れてきてごめんね。(誰だ連れてきたのは!?)
戦術も、バルサ→MNS→メッシ→幻影(期待感のみ)と、どんどん小さくなって消滅ですか?
生きているうちにまた「バルサ」のフットボールを観られるのかなぁ。
ペドリやガビがいるうちにお願いしたいです。
ペップに期待したくなってしまうのは、懐古主義ですかね。まぁ、やつれるペップも可哀想ですけど…。
クラシコが怖すぎる。
愚痴ですみません。
結果はついてきませんでしたが、今シーズン初めて戦う意思が感じられた試合でしたね。
今までは低リスクなプレーに終始していました。
点につなげるために個々人がリスクを冒し、その分インテンシティを上げるという姿勢はよかったと思います。
少なくとも勝負していると感じられました。
後半は少々過剰でしたし、采配も冴えなかったことで崩れてしまいましたが、久々に楽しめました。
相変わらず攻撃のパターンも守備の連携も見えないのは重症ですね
チャビに確固たる戦術観があったとして、
半年以上経っても全く実現できていないところを見ると、手腕を疑わしいと思うのは自然だと思います。
戦術に問題があるのか、それを実現させるマネジメント能力に問題があるのか。
ケガ人の多さと加入後の年月が少ない選手が大半なので苦しいのはわかりますが、
それらの選手獲得、起用に大きく関わったのもチャビなので、言い訳はできないでしょう。
今シーズンをチャビと選手の育成にあててもいいと個人的には思いますが、会長の首も賭けることになるでしょうから、
ぼちぼち次の監督候補もリストアップし始めてはいそうですね
チーム全体の完成度とプレー精度がまだまだ足りないとは思いますが、今後は前半のような姿勢でやってほしいです。
チームの期待値としてはようやく僅かに上向いたように感じました。
みなさんのコメントが盛り上がっていて、期待値が高かった裏返しですね。
ユウさん他の、WG戦術の限界とシャビの采配については、僕はそれほど悲観していません。バルサというチームの特殊性から、センターバックに不安があるからといって引いて守るという選択肢はない。
だとしたら、正々堂々負けるのがバルサらしいかなと(泣)。
気になるのは、ガス欠でプレスがゆるゆるになっちゃうこと。これ、リーダーがいないということですよね。個人的には、グランカピタン、パケーロ2世のガビに引っ張って欲しいです。まだ、若いかな
前回の対戦と違って多少なりとも戦術面での前進が見られたのが唯一のポジティブなポイントでしょう。
まぁ前回の時点でやらなかったからこそこんな悲惨な状況になっているわけですが。
つくづくチームとしての対応が遅すぎます。
ただ、今回ばかりは万全のスカッドで挑めなかったことに同情しました。
駒不足で出番が回ってきたベテランが戦犯扱いされるとか見たくなかった光景ですね。
今回の対戦が契機でベテランの給与調整や退団が加速するのかもしれません。
レトさんの
>駒不足で出番が回ってきたベテランが戦犯扱いされるとか見たくなかった光景
ほんとこれなんですよね……ピケとブスケの姿は哀しいものでしたし、欲を言えばもっと精神的支柱になって欲しかった。ユウさんの仰るような「カオス」がそれを許さなかったという感じですが。
監督も悪い(というか、「良くない」という感じがします)し、選手も悪いし、何より狂気的に将来の収益を売り払って大型補強したフロントも…
どこかで抜け出せないと、とんでもない暗黒時代が訪れるかもしれませんね…forca barca
ハイライトしか見てないし通しの評価はわからんけど、CBやってた身として、
1点目の失点シーンでピケ批判浴びてるみたいやけどCBとしての対応は間違ってなかったと思う。
失点シーンはお隣のアロンソにカバーしてほしいところ。アルバやったらついてってそうやけどなぁ。。
ただ3失点目とかアジリティ低すぎてノロいから対人距離開けすぎなんどうかと思う。ノンプレッシャーでやりたい放題されるちゃうね。ガツっといかないと。
エリックにも言えるけど。
でもエリックは球出しうまいから使い続けて欲しいなぁ。
崩しのことはよくわからん。
ガッツリ守備組まれたらスピード効かへんねんしコネてもしゃーなくない?
狭いところダイレクトで繋ぐしか無いんちゃう?
両翼デンベレとラフィーニャみたいなドリブラーじゃなくてペドリとアンスで狭いところで顔出しうまい繋げるメンツ試して欲しい。
チャビがどんなんやりたいのか知らんけど、チャビ全盛期のときのワイドやってたペドロ、ビジャとかそんなタイプじゃなかった?ペナルティ付近の崩しはスピードちゃうし今ワイドがコネ出したらレバンドフスキ以外見てるだけやん。引いた守備をコネて崩せるのはメッシとネイマールぐらいちゃう?
ペドリワイドで中で動けるフレンキー使ってくれ。たのむで。
せっかく真ん中にレバンドフスキとかいう化け物いるんやから、ちょっと回したら勝手にフリーになってくれてるよ。