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【マッチレポート】チャンピオンズ第3節 バルサ 2-1 ディナモ・キエフ

綱渡りでも勝ちました

ディナモ・キエフをきっちり下し、CLグループリーグ3連勝。
復帰したテル・ステーゲンの活躍が番狂わせを阻止した。

カンプノウにてディナモ・キエフを下し(2-1)、最低限必要な勝点3を確保。3連勝にて1/8 final 進出には順調に近づいているが、内容はといえば芳しくはないのがなんとも。得点はメッシのPKとピケ。主役はなんといっても復帰戦で決定的なパラドンを連発した守護神テル・ステーゲンだった。

試合のポイント

メッシPKで先制:何度見ても寂しい、観客席が空っぽのカンプノウ。お迎えしたディナモ・キエフはCOVID-19陽性者が多数発生し、戦力を大きく落としてのバルサ戦だった。先発メンバーで驚きだったのは、左セントラルにデ・ヨングが起用されたこと。理由がなんであれベストメンバーでがっちり勝ちにいく人選となる。そして功を奏し、猛攻を仕掛けたバルサは5分にしてメッシの突入からPKを獲得。本人がこれを決めてバルサは早々にリードを手にした。メッシにとってはこれが今季5点目だが、すべてPKという、かつてない事態だ。



連続するチャンス、しかし:先手を取ったバルセロナは、勝負を決めるべくディナモのゴールを攻め立てていく。7分にはペドリ(クロスバー)、ファティ(GKブロック)、グリーズマン(枠を外す)による連続攻撃。ここはディナモGKの好守が効いていたが、課題である決定力不足がまた表れたプレーでもあった。特にグリーズマン。

聖テル・ステーゲン:決められる時に決めないと、苦しくなるのがフットボル。粘るディナモは次第にバルサの攻撃にも慣れ、反撃を開始していく。ここで安定した壁っぷりを示したのが、これが手術からの復帰試合となるテル・ステーゲンだった。前半の後半分はウクライナチームのリズム。35分、ステーゲンの左手が同点を阻止し、41分にはペドリ弾をNescheretがジャンピングセーブ。

後半も止める守護神:ハーフタイムを挿んでも試合展開に変化はなく、後半開始の笛が鳴るやテル・ステーゲンは大忙しとなる。47分にはCKからネットを揺らされるも、これは一度ラインを割っていたとのVAR判定で認められず。さらに53分にも速攻を食らってピンチとなるが、ここでもテル・ステーゲン様が1対1をブロックしている。一体どんな反応速度をしているのか(もちろん嬉しい)。

ピケのヘッド弾で安堵:バルサが劣勢を挽回したのは60分の選手交代からだ。63分、途中出場セルジ・ロベルトが後方から飛び出してのヘディングシュートは相手GKにセーブされるも、64分にはアンス・ファティの絶妙クロスを今度はピケが頭で沈めて2-0。苦しい時間帯をどうにか凌いだバルサにとって救いとなる追加点だった。

ディナモがついに1点返す:だがディナモ・キエフは白旗を揚げることなく、バルサへと向かい続けた。その意志が報われたのが75分のプレーだ。テル・ステーゲンとて、完璧ではない。一度は相手シュートを弾くも、こぼれ球を押し込まれて2-1。一方、80分にはデンベレの強烈なシュートをディナモの守護神Neshcheretが止めてゴールならなかった。こうして両チームのGKによるパラドン祭りは2-1で幕を閉じた。

トピックス





Champions League | Jornada 3
4 de Noviembre 2020 – miercoles 21:00 h
Camp Nou
:—
FC Barcelona Dinamo Kiyv
2 1
Goles
Messi (5pk)  
Piqué (65)  
  Tsygankov (75)
Titular
Ter Stegen【】 Neshcheret
Dest【】 Kedziora
Piqué【】 Zabamyi
De Jong【】 Popov
Jordi Alba【】 Shabanov
Busquets【】 Buyalaskiy
Pjanic【】 Shepeliev
Pedri【】 Andriyevskiy
Messi (c)【】 Tsygankov
Ansu Fati【】 Rodrigues
Griezmann【】 Supryaha
Cambios
Griezmann→
Dembélé【】(60)
Supryaha→
Verbic (71)
Pjanic→
Sergi Roberto【】(60)
Rodrigues→
De Pená (71)
Busquets→
Lenglet【】(74)
Buyalskiy→
Lednev (86)
Ansu Fati→
Trincao【】(74)
 
Pedri→
Aleñá【】(83)
 
Entrenadores
Ronald Koeman【】 Mircea Lucescu
Arbitro
Michael Oliver (inglés)
Tarjetas
  Buyalskiy (70)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 1 2

Golesredcard

1 1 0
13 9 22 (14)

Tiros a puertaredcard

8 (7) 6 2
     

Ocasiones de Golredcard

     
5 5 10

Cornersredcard

8 5 3
1 1 2

Fueras de juegosredcard

0 0 0
426 345 771

pasesredcard

448 205 243
58% 56% 57% Posesion del Balon 43% 44% 42%
1 3 4

Faltasredcard

4 3 1
0 0 0

Tarjetas Amarillasredcard

1 1 0
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

アラウホ、コウチーニョ、ウンティティが負傷中。
ネト、イニャキ、アラニャー、ブライスウェイト、デンベレ、リキ・プッチ、ラングレ、トリンカオ、セルジ・ロベルト、ジュニオルがベンチスタート。

フル試合映像は未確認。
GKにテル・ステーゲンが復帰し、左セントラルにデ・ヨングが入っているのが特徴。ボール保持時はデ・ヨングが前に出て中盤で数的・質的有利を作る目的か。ペドリが引き続き先発出場。

最初の交代は60分、グリーズマンとピアニッチに代えてデンベレとセルジ・ロベルト。メッシが偽9番となり、ペドリがメディアプンタか。セルジ・ロベルトはドブレピボーテ。
続いて74分、ブスケツとアンスが任務終了となり、ラングレとトリンカオが登場。デ・ヨングが中盤に上がる。デンベレは左へ移動。
最後は84分、ペドリに代わってアラニャーに出番到来(今季初)。

Titular Final
先発時 終了時
 

2020年11月05日(木)、ディナモ・キエフ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。手術後のリハビリを終え復帰したテル・ステーゲンさんが表紙・・・というのが試合内容を物語る。

MD「聖テル・ステーゲン」

  • 聖テル・ステーゲン
  • → バルサを驚きから救ううえで、決定機を複数回止めたドイツ人GKの復帰は願ってもなかった
  • → メッシのPKとピケが得点。バルサは欠場者を抱え若手だらけだったライバルにパッとしない出来映え
  • エル・クラシコでの審判批判について競技委員会がクーマンを調査
  • セビージャ 3-2 Krasnodar
    エン・ネスリの2得点で逆転

SPORT「欧州のリーダー」

  • 欧州のリーダー
  • → メッシとピケの得点でディナモ・キエフに勝ち、チャンピオンズ1/8 final 進出は軌道に乗る
  • → 手術からの復帰戦の日、堂々たるテル・ステーゲンが一度ならずバルセロナを救った
  • チャンピオンズ/セビージャ 3-2 Krasnodar
    一人少ないセビージャが逆転勝ち
  • フットボール/硬膜下血腫を手術
    マラドーナは手術後も入院を続ける

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