6 Denis Suárez | ||
フルネーム | Denis Suárez Fernández (デニス・スアレス・フェルナンデス) |
|
ポジション | セントロカンピスタ(インテリオール) | |
国籍 | スペイン | |
生年月日 | 1994年1月6日 | |
出生地 | サルセーダ・デ・カセーラス(ガリシア州) | |
身長 | 181cm | |
体重 | 72kg | |
バルサ入団 | 2016年7月 | |
デビュー戦 | 2016年8月14日、セビージャ対バルセロナ(スーペルコパIDA、0-2) | |
前所属クラブ | セルタB(スペイン) 2010-11 マンチェスター・シティ(イングランド) 2011-13 バルサB 2013-14 セビージャ(スペイン) 2014-15 ビジャレアル(スペイン) 2015-16 |
|
移籍金 | 325万ユーロ | |
契約終了年 | 2021年6月 | |
年俸 | 推定200万ユーロ | |
契約解除金 | 5,000万ユーロ |
経歴
クレの大きな期待を背負って武者修行から戻ってきた男前セントロカンピスタ。
デニス・スアレスは1994年1月6日、スペイン・ガリシア州の小さな町 サルセーダ・デ・カセラス(人口9千人弱)で生まれた。
フットボルを始めたのはO Porriñoという小さなクラブ。才能あるデニスはすぐさま年上のカテゴリでプレーするようになり、やがてセルタ・デ・ビーゴの目に留まる。将来のスター候補として、デニス・スアレスはセルタの一員となった。
2009年、16歳にしてセルタBデビューを果たす頃には、スペイン代表の未来を担う逸材と評されるようになっていた。
17歳でセルタBの主力となった2010/11シーズンが終わると、バルサを含む国内のビッグクラブが彼の獲得を目指した。デニスは出来るなら地元ガリシアでプレーを続けたかったが、クラブの経済的問題により、「断れないオファーだった」というマンチェスター・シティ行きを選択したようだ。
最終的にトップチームでの出場は2試合に止まったが、選手として成熟する上で英国経験は役立ったと後にデニスは語っている。
セルタ時代からデニスに注視していたバルサは2013年夏、シティから彼を150万ユーロで獲得する。
2013/14シーズンはバルサBに所属し36試合に出場、7得点11アシストの好成績を残した。
そして翌年、クラブはプリメーラのクラブで経験を積ませることを決め、イバン・ラキティッチ獲得交渉の一部としてセビージャへとレンタル移籍。
2015/16シーズンは契約解除の形でビジャレアルへと完全移籍し、十分なパフォーマンスを示したことで2016年夏、買戻しオプション(325万ユーロ)の行使を決断したバルサへと戻ってきたのだった。
バルサ初年度から、“チャビの番号”である背番号6を獲得。クラブの期待の高さがうかがえる。
ルイス・エンリケにはあまりアピール機会をもらえず、2017/18のエルネスト・バルベルデにも突如出番がなくなるなど難しい時期を過ごしたが、終盤にはやれる子であることを証明。再三の移籍報道にも「自分の夢はバルサでの成功だ」と断言し続けている。
2018/19シーズンはバルサでの生き残りを賭けた勝負の年だ・・・ったが、ほとんど起用されず、出場機会を求めてアーセナルへと期限付き移籍。
プレーの特徴
元々のポジションはメディアプンタだが、近年はインテリオールでプレーし、エストレーモもこなすことが出来る。卓越したボールコントロールと広い視野を持つ“フゴネス”。
ゲーム展開を読む目も確かで、正確なタイミングで適切な場所へとボールを送り込む。
スピードもあってドリブルも上手。フリーキックも得意としている。
雑情報
・少年時代のアイドルは地元セルタのモストボイ、グスタボ・ロペス。現在はシティでお世話にもなったシルバと、イニエスタを目標にしている。
・2019年1月、バルサとの契約を2021年6月30日まで1年延長し、アーセナルへと半年間のレンタル移籍(選手給与はあちら持ちで、買取オプション付)。
獲得タイトル
- バルサ
- リーガ(2017/18)
- 国王杯(2016/17、2017/18)
- スーペルコパ・エスパーニャ(2016、2018)
- セビージャ
- UEFAヨーロッパリーグ(2014/15)
- 代表
- UEFA U-19ユーロ(2012)
- 個人賞