2013年8月18日 リーガ第1節 レバンテ戦
サカエ さん
【2013年8月15日(木)カンプノウツアー】
L3メトロ Maria Christina 駅下車でカンプノウツアー記事を参考にカンプノウへ向かいました。
4歳の誕生日を迎えたばかりの息子はベビーカーに乗って、バルセロナ滞在中の移動をしました。
車社会の米国在住で町中を歩くことに馴れていません。
抱っこするには重すぎるので、ベビーカーを再び重宝しました。
Maria Christina駅を始め、ほとんどのメトロ駅にはエレベーターが有り移動に問題は無かったです。
駅からカンプノウへの道のりは休日だったためか、閑散とした印象でした。
ラ・マシアを横切りカンプノウ沿いに進み7番ゲートへ辿り着きました。
テレビで見たことある光景が目の前に広がっていき興奮しました。
7番ゲートから中に入れたのですが、ミニ・エスタディも見たかったのでそちらへ歩き、その後メガストアへ行きました。午後2時位でしたが、ものすごい人混みでした。
カンプノウツアーの改札時に4歳の息子のチケットの有無を聞かれ、「持っていない」と答えると「う~ん、まっ、行って良いよ」みたいなことを言われました。
バルサのHPでも6歳以上からだと書いてあったので???と思ったのですが、ま、行って良いと言われてるし、それ以上は聞かずに進みました。
カンプノウツアーのチケットはバルサのHP経由、Ticketmaster.comから旅行前に購入しておきました。
先にサグラダファミリアのタワーに登る入場券も購入したのですが、そちらが15分刻みの日時指定だったのと対照的に、カンプノウツアーは日時設定もないばかりか “31-12-13” とあって12月末までなら有効と、旅行者には嬉しい融通が効く設定でした。
入場口を通り、エスカレーターで上った左側にベビーカー置き場がありました。
係り員が番号を書いた小さな紙切れを控えとしてくれました。
この紙番号を見せてベビーカーをツアー最後に引き取りました。
ちゃんと管理してくれてる感じでした。
ヨーロッパからと思われる観光客で込んでいました。
館員の方に尋ねたところ、展示されてるチャンピオンリーグの杯はレプリカなんだそうで、少しがっかりしました。
とはいえ写真はちゃっかり撮りました。
まだリーガ開始前だったからか、スタジアムのピッチへ通じる通路には選手達の写真の壁紙がありませんでした。
しかしイノムが流れ、正にこの場所を選手達が通るのかと想像して鳥肌が立ちました。
写真を撮りまくり、ピッチを見た後にアイスクリーム食べて休憩しました。
その後放送席を見学し、3時間近くたっぷり楽しみました。
メガストアでは4歳児サイズの2ndユニフォームが見当たらなかったのですが、スタッフの方がみなさんとても親切で、少し待ちましたが、裏でサイズを探してくれました。
背番号が付いていなかったので、下の階でプリントしてもらいました。
プリントは5分くらいで簡単に出来ました。
ところでカンプノウに限らず、バルセロナは人がとても親切だと感じました。
殆どの場合は英語で十分でしたし、英語が通じなくても熱心に説明してくれる姿勢が嬉しかったです。
ホスピタリティに溢れた町だと思いました。
日本の夏はもっと蒸し暑いのかもしれませんが、滞在中のバルセロナも暑かったです。
日本と(アメリカとも)大きく違うところは、大体クーラーが効いてないです。
メトロの駅なんてさっぱりです。扇子を携帯されることをお勧めします。
【2013年8月18日(日)19:00から第一節レバンテ戦。7-0快勝!】
バルセロナ旅行の最大の目的はカンプノウでリーグ戦を観戦することです!
子供の学校&仕事の都合&リーグ戦日程を考えると第一節の観戦がやっとでした。
21日のスーパーカップの会場はマドリーで、アトレティコと23時開始では子連れ観戦は時間的にキツい。
リーガ第2節はマラガとのアウェイ戦はバルセロナから遠いのと、上の子の新学期が翌26日からということもあり諦めました。
■観戦チケット購入
チケット購入で少々苦戦しました。
バルサのHPからは一般販売が開始されても、クレジットカードエラーで購入出来ませんでした。
ビザ、マスター、アメリカンエクスプレスなど全て試しましたが、どれも最終購入ページを通りません。
システムエラーと表示されます。
カード会社に問い合わせてもクレジットカード自体には問題無いといわれました。
HPにあった質問用の電話番号にかけても、時差のせいもあると思いますが結局つながりませんでした。
Ticketmaster.comでは、その時点ではまだチケット販売が行われておらず、飛行機のチケットも購入して、ホテルも予約して、肝心の観戦チケットが購入出来るのか?!と焦りが募りました。
スペイン語が分かる知り合いに助けを求めた矢先、何度も出ていたクレジットカードエラーが消えてチケット購入に成功!
きっとバルサのHPに問題があったのではないかと思うのですが、無事に取れて一安心。
チケット販売開始から5日後位のことです。
3枚同列の席が良いところではありませんでしたので、1枚は正面スタンド真ん中23列目。
残り2枚はバックスタンド2階席になりました。
一般販売開始直後だと並びでもっと良い席があっただけに残念でした。
ちなみに1階席より2階席の方が値段が高かったです。
2階席の方が人気があるということでしょうか。
個人的には1階席の方が迫力もあり、観戦の雰囲気も良かったと思います。
英語のHPに書いてあったと思うのですが、7歳未満は親の膝に座るという条件でチケットが要らないとのことでしたので3枚購入しました。PDF形式で自宅でプリントしました。
■スタジアムへ~ウォームアップ
試合当日もL3メトロでMaria Christina駅へ。
ベビーカーはスタジアムで置き場に困ると思ったので、ホテルに置いてきました。
試合開始1時間前くらいの18時少し過ぎにスタジアム内へ入りました。
セキュリティーのための鞄の中身チェック等はありませんでしたが、水のペットボトルを手にもっていたのを警備の方らしき人になにやら注意されました。
スペイン語(又はカタラン語)が解らず、ボトルごと指示されたゴミ箱に捨てたのですが、実はペットボトルのキャップだけが持ち込み禁止なんだとか。
キャップさえ捨てれば飲み物の持ち込みも問題ないらしいです。
入場後はまずピッチへ出来るだけ近付きました。
18時半からアップが始まりました。
選手名もこの時点で呼び上げられます。
スタジアム上の放送席からアナウンスしているのかと想像していましたが、実際はピッチ手前で呼び上げるんですね。
アップはまずシャビが一番にピッチに駆け上がって来ました。
それに続いてその試合に先発するメンバーが出て来ました。
ピケ!ブスケツ!セスク!アレクシス!ペドロ!ダニー!・・・最後にメッシ!!
全体でのアップの後、個々でのアップに移りました。
メッシとダニーが観客席に一番近い、ピッチのサイドでボールを蹴り合いを始めました。
ボールの蹴る音も聞こえますし、時折メッシの笑顔を見ることも出来ます。
ピッチへの距離は想像以上で、その分もっと楽しむことが出来ました。
もしピッチ近くのチケットが取れなくても、アップの間はピッチのぎりぎりまで近付くことが出来ます。
是非試してみて下さい。
■試合観戦
アップが終わって選手が一旦控え室に戻った後、4歳の息子と自分の席(1階中央席)へ移動しました。
席は両脇に地元のおじいさまとおばあさまでした。
日本だと大相撲観戦という趣でしょうか。
バルサが文化として定着していると実感しました。
言葉は分かりませんが、ジェスチャーメインのおしゃべりを楽しみました
。選手名以外は解りませんでしたが、色んな選手の評価なりを語っているようでした。
フリーキックの際も「チャビが打つべき」みたいなことをおっしゃってました。
息子を膝に座らせる予定で1席しか買っていなかったのですが、並びの席も空いていて、隣のおばあさんも座って良いよみたいなジェスチャーをしてくれたので、息子とそれぞれ座れて助かりました。
前列には30代後半くらいの男性陣がいまして、ゴール裏の応援団の太鼓に併せて歌いだしたりと応援を盛り上げてくれました。
試合は7-0でバルサの快勝!
ゴールが決まるたびに回りが立ち上がるので、息子も一緒に立ち上がって盛り上がっていました。
後半にはウエーブも2周くらい回ってあっという間の90分でした。
バルデスがちょっとミスると野次っぽい声が上がってましたが、好セーブをした時には暖かい声援でした。
ネイマールとアレクシスが交代する時もアレクシスコールで労ったりと、テレビ観戦ではわからない生の応援も体験できて大満足な観戦となりました。
ローカル観戦者に囲まれて雰囲気最高でした。
試合後は人混みを避けてゆっくりと退席しました。
メガストアに立ち寄って帰ろうとしましたら7番ゲート付近で歓声が上がっていました。
地下駐車場から帰宅する選手を出待ちしている長い列がありました。
折角なので一緒に待っていると、テージョとピケを見ることができました。
ピケの時は車の前にでて進路をふさいじゃうような熱狂的なファンの女の子たちもいてすごかったです。
しかしその子達のお陰でピケを運転席の窓越しにゆっくり見ることが出来ました。
私たちがメトロ駅に向かう頃には屋台も片付け始めるような時間になっていて、人影もまばらでしたが、治安に関して不安に思うことはありませんでした。
タクシー待ちしてる人たちもまだいたので、タクシーは諦めてメトロで帰りました。
最後にカンプノウの女子トイレ事情です。
トイレは比較的新しい感じですが、個室の中にトイレットペーパーはありませんので注意が必要です。
トイレットペー パーを備える場所すらないデザインです。
トイレに入ると中央の壁に大きなロールがあります。
使用分だけをまず取って個室に入る形式でした。