複数のポジションを高次元にこなす金髪の貴公子
フレンキー・デ・ヨングの経歴や特徴などです。
![]() |
21 F. DE JONG | |
---|---|---|
フルネーム | Frenkie de Jong (フレンキー・デ・ヨング) |
|
ポジション | セントロカンピスタ(インテリオール、ピボーテ) | ![]() |
国籍 | オランダ | |
生年月日 | 1997年5月12日 | |
出生地 | アルケル(オランダ) | |
身長 | 181cm | |
体重 | 70kg | |
バルサ入団 | 2019年7月 | |
デビュー戦 | 2019年8月15日、アスレティック対バルサ(リーガ第1節、1-0) | |
前所属クラブ | ウィレム II(オランダ) -2015 ヨング・アヤックス(オランダ)2015-16 ウィレム II(オランダ)2015 ローン アヤックス(オランダ)2016-19 |
|
契約終了日 | 2026年6月30日 | |
移籍金 | 7,500万ユーロ+変動額1,100万ユーロ | |
推定年俸 | 手取り 650万ユーロ(シーズン毎に上昇?) | |
契約解除金 | 4億ユーロ |
経歴
ウィレム II のカンテラで育ったフレンキーは2015年5月10日、エールディビジデビューを果たす。同年8月、アヤックスがわずか1ユーロで獲得。そのまま年末までウィレムでプレーを続けた後、アヤックスのリザーブチーム(ヨング・アヤックス)に加わった。
アヤックスでのトップデビューは2016年9月21日、奇しくもコパでの古巣ウィレム II 戦(80分から途中出場)だった。このシーズンに早くもデ・ヨングは頭角を現し、アヤックスが準優勝したヨーロッパリーグ決勝(対マンチェスター・ユナイテッド)にも出場。
エールステ・ディビジ(オランダ2部)ではセントラル、もしくはピボーテとして31試合でプレーし 6得点8アシスト、2部リーグの年間最優秀タレント賞を受賞した。
2017/18シーズンはシーズン途中からセントラルとして起用され、リーグ戦22試合で8つのアシストを記録した。
2018/19シーズンはアヤックスの主軸としてリーグ戦31試合に出場し、4得点。デ・リフトと共に5年ぶりのエールディビジ優勝とチャンピオンズ準決勝進出の原動力となって貢献している。
そのキラキラぶりによって、2017年あたりからバルセロニスタの心を掴んでいたフレンキー。2018年夏の移籍は実現しなかったものの、2019年1月、翌シーズンからのカンプノウ行きで合意し、バルサファンを安堵させた。
バルセロナでの初年度はインテリオールなのか、ピボーテなのか、起用法が定まらずに監督も本人も苦労していたが、2020/21シーズンはオランダ代表監督だったロナルド・クーマンが4-2-3-1を採用したことでドブレピボーテとして活き活きとプレーを始めている。
オランダ代表
ユース年代から代表チームの常連で、フル代表デビューは2018年9月6日のペルーとの親善試合。
プレーの特徴
卓越したパスとドリブルの技術を備え、かつ複数のポジションをハイレベルにこなせるスーパープレーヤー。
相手選手の圧力を受けながら正確なボールの運びでギャップをするすると突き、正確なタイミングで味方へと決定的な縦パス(ロングパスも得意)を送ることができる。スペースを見付ける能力が高い。パス成功率が90%を超えることも日常。
デ・ヨングがボールを推進させる姿には、フットボールファンを惹き付けてやまないものがある。ボールを前に進められる選手。
守備面でも抜きん出た資質を持ち、守備的ピボーテやセントラル、リベロまでも担当できてしまう。守備への意識は高く、タックルもまずまず。ボールを奪い、相手を引き付けてかわし、推進。
その他情報
・交際していてSNSにひんぱんに登場する Mikky Kiemeney さんは、元アイスホッケーの選手。インスタグラムには4万5,000人を超えるフォロワーがいる(2019年7月時点)。
- ※2020年10月、契約を2026年6月まで更新。
獲得タイトル
- バルサ
- 国王杯(2020/21)
- アヤックス
- エールディビジ(2018/19)
- KNVBカップ(2018/19)
- UEFAチャンピオンズリーグ ベスト4(2018/19)
- オランダ代表
- UEFAネイションズリーグ 準優勝(2018/19)
- 個人賞
- エールステ・ディビジ 年間最優秀タレント賞(2016/17)
- エールディビジ 月間最優秀選手賞(2018年12月、2019年2月)
- エールディビジ 年間最優秀選手(2018/19)
- エールディビジ ベストイレブン(2018/19)
- オランダ・フットボール 年間最優秀タレント賞(2018/19)