15 Keita (2008-12) | ||
フルネーム | Seydou Keita (セイドゥ・ケイタ) |
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ポジション | セントロカンピスタ | |
国籍 | マリ | |
生年月日 | 1980年1月16日 | |
出生地 | バマコ(マリ) | |
身長 | 183cm | |
体重 | 77kg | |
バルサ入団 | 2008年 | |
デビュー戦 | 2008年8月13日、バルサ対ビスラ・クラクフ(4-0、チャンピオンズ予選) | |
前所属クラブ | オリンピック・マルセイユ(フランス) 99-00 FCロリアン(フランス) 00-02 ランス(フランス) 02-07 セビージャ(スペイン) 07-08 |
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契約終了年 | 2014年(2012年以降は出場試合数に応じて14年まで自動延長) | |
移籍金 | 1400万ユーロ | |
契約解除金 | 1億ユーロ |
経歴
ペップの信頼厚いセントロカンピスタ。
バルサ初となるマリ人選手。
1999年にオリンピック・マルセイユでプロデビューを果たすも、結果が出たのは同じくフランスのランスに移籍してからだった。セイドゥ・ケイタは2002/03シーズンから5年間ランスに所属し、レギュラーを獲得。最終年にはリーグ戦37試合に出場、11ゴールの成績を残した。
これがセビージャ(モンチSD)の関心を呼び、2007/08シーズンにラ・リーガ上陸。
翌年ペップ・グアルディオラ新監督の1人目の補強選手としてFCバルセロナへと引き抜かれた。
地味ながらも戦術眼とスキルがあり、献身的なインテリオールとして2008/09シーズンはリーガに29試合、チャンピオンズも12試合出場と三冠獲得に貢献。
2009/10シーズンも29試合、2010/11シーズンは35試合、2011/12シーズンは26試合とペップ黄金チームの主力として活躍した(カップ戦を含めると毎年40試合以上)。
2012年夏、スペインで外国人の所得税が増税されたことで中国リーグへと移籍。
プレーの特徴
利き足は左。
タイミングを見計らってのエリアへの飛び出しや、ロングシュートが持ち味だ。
身体能力(ジャンプ力)を活かしたヘディングからの得点が多い。
プレーの特徴は、“無難”な点だろうか。前述したように、時折ゴール前で大きな仕事をしてくれるのだが、通常は際立った働きを見せることもない。とにかく着実にボールを受け、近くの同僚にそれを受け渡す仕事を実行している。
ファンにはそれが平凡な選手と映り、ペップが何故あれほどに彼を重用するのか理解できなかったのだが、いざ移籍してしまうと、バランスを取って試合の終盤を閉じてくれる選手だったなと納得。ポリバレント性も高かった。
怪我は少なく、連続起用にも耐えられる選手(というか、ケイタが怪我で離脱したという記憶がない)。
その他情報
・2012年のコパアフリカの準々決勝。自らのPKでマリを準決勝へ導いた後の会見で、喜びを見せるのではなく、母国での武力衝突を悲しむ涙をこぼし、平和を訴えた。
・父親はマリ代表“伝説の黒豹”ことサリフ・ケイタ。
・子供はひとり。
※2010年8月、2014年まで契約延長!
※2012年夏、悩んだ末に中国は大連へと移籍。