クーマンの要望叶い獲得した不屈のデランテロ。
メンフィス・デパイの経歴や特徴などです。
9 MEMPHIS | ||
フルネーム | Memphis Depay (メンフィス・デパイ) |
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ポジション | デランテロ | |
国籍 | オランダ | |
生年月日 | 1994年2月13日 | |
出生地 | Moordrecht(オランダ) | |
身長 | 176cm | |
体重 | 78kg | |
バルサ入団 | 2021年7月1日 | |
デビュー戦 | 2021年8月15日、バルサ対レアル・ソシエダ(ラ・リーガ第1節、4-2) | |
前所属クラブ | PSVアイントホーフェン(オランダ) 2011-2015 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 2015-17 オリンピック・リヨン(フランス) 2017-21 |
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契約終了日 | 2023年6月30日 | |
移籍金 | 自由移籍 | |
推定年俸 | 手取り 460万ユーロ | |
契約解除金 | 4億ユーロ |
経歴
野性味溢れるデランテロ、メンフィス・デパイは1994年2月3日にオランダ・Moordercht で生を受けた。町のクラブ VV Moordrecht でフットボールを始め、9歳で名門スパルタ・デ・ロッテルダムへと加入。12歳にてPSVアイントホーフェンへと移籍すると、2011年2月にエールディビジデビューを飾っている(17歳)。翌年トップ昇格した時に監督は、フィリップ・コクーだ。
PSV時代は3シーズン余りで公式戦124試合に出場し、50得点。2014年にはオランダ代表監督バン・ガールによってワールドカップ・ブラジル大会に招集され(3位)、最優秀若手選手の最終候補にもなっている。ここで名前を売ったメンフィスは翌年夏、同じくバンバンが監督を務めるマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。ただしユナイテッドの背番号「7」は当時のメンフィスには重く、2017年1月、わずか1シーズン半でオリンピック・リヨンに加入することとなった(公式戦53試合出場・7得点)。
そのリヨンで、メンフィスは輝く。最初の半年間で18試合・5得点の数字を残すと、翌2017/18シーズンからは主力として活躍。4シーズン半で公式戦178試合に出場し、76得点をあげている。リヨンでの最終年となる2020/21シーズンはバルサ移籍報道で騒がしかったが、リーグ戦で20得点、さらにリーグ最多12アシストと抜群の働きを見せたのがすばらしい。
ロナルド・クーマンが獲得に強くこだわったデランテロだけに、不屈の精神でメッシなきチームのキーマンとなると期待されたが、肝心のクマさんが解任。
オランダ代表
U-17代表として、2011年の欧州選手権で優勝。翌2012年にはFIFA U-17ワールドカップにも出場している。フル代表デビューは2013年10月15日、ワールドカップ予選のトルコ戦。2014年FIFAワールドカップのメンバーにも入り、GSのオーストラリア戦では決勝点を決めてオランダ代表でのワールドカップ最年少得点者となった(20歳4ヶ月)。
プレーの特徴
9番としてプレーするが、いわゆる“エリア内のキラー”ではない。少し引いた位置まで下がり、組み立てに参加しつつゴールを襲うタイプのデランテロ。技術力・キープ力があり、パスもあるので相手守備陣は守りにくいだろう。シュートはパワフル。セットプレーの精度も非常に高い。
その他情報
- ・2017年6月からフリースタイルのヒップホップミュージシャンとしても活動している。いくつかの楽曲を発表した後、2020年11月27日にデビューアルバムとなる Heavy Stepper をリリース。
- ・父親はガーナ人、母親がオランダ人(彼が4歳の時に離婚)。父のことは「許さない」と語っており、ユニフォームにはデパイではなくメンフィスを使用している。
- ・タトゥーが多数。左腕には彼が15歳になる前日に他界した祖父に捧げるタトゥーを入れている。唇の内側にはオランダ語で成功を意味する「succesvol」。上半身には「ドリームチェイサー」。
- ・2020年4月、幼いライガーと飯を食うMVによって複数の野生動物権利団体から批判を受けたが、「ライガーは野生動物ですらない」と反論している。
獲得タイトル
- バルサ
- PSV
- エールディビジ(2014/15)
- KNVBカップ(2011/12)
- ヨハン・クルイフ・シールド(2012)
- オランダ代表
- UEFA U-17 EURO 優勝(2011)
- FIIFA ワールドカップ 3位(2014)
- 個人賞
- エールディビジ得点王(2014/15)
- ヨハン・クルイフ・トロフィー(2014/15)
- フランスフットボール誌 最優秀若手選手賞(2015)
- リーグアン年間ベストゴール賞(2016/17)
- リーグアン年間ベストイレブン選出(2020/21)