11 Neymar Jr | ||
フルネーム | Neymar da Silva Santos Junior (ネイマール・ダ・シルバ・サントス・ジュニオール) |
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ポジション | デランテーロ | |
国籍 | ブラジル | |
生年月日 | 1992年2月5日 | |
出生地 | モジ・ダス・クルーゼス(ブラジル) | |
身長 | 175cm | |
体重 | 64.5kg | |
バルサ入団 | 2013年6月 | |
前所属クラブ | サントスFC(ブラジル) 2009-13 | |
デビュー戦 | 2013年8月18日 バルサ対レバンテ(リーガ第1節、7-0) | |
契約終了年 | 2021年 | |
移籍金 | 5,700万ユーロ →実は諸々込みで8,620万ユーロ | |
年俸 | 推定880万ユーロ | |
契約解除金 | 2億ユーロ(2016)、2億2,200万ユーロ(2017)、2億5,000万ユーロ(2018-2021) |
経歴
憧れだったバルサ入団を果たした、ブラジルの若き至宝。
入団数年前よりバルサ入りが有力視されていたネイマールJr. がレオ・メッシとプレーをする夢を叶えたのは2013年夏のことだった。
レアル・マドリーの横槍が入る難しい状況下、サンドロ・ロセイ会長(当時)に率いられた作戦実行チームは無事サントスFCとの合意を成立。6月3日、クレが待ち望んだクラックとしてバルセロナに上陸している。
サンパウロに生まれたネイマールが本格的にフットボルを始めたのは11歳の頃だ。
2003年にサントスFCの下部組織に入団した彼は、その後順調にステップアップ。
17歳にてトップデビューを果たすと、いきなり最優秀若手選手に選出されるなど、隠しようのない輝きで一躍注目選手となる。スター性に恵まれていた彼は、すぐさま個人スポンサーも獲得した。
大きな転機となったのは、2011年だ。
すでに大エースとなっていたネイマールに牽引されたサントスFCは、この年のリベルタドーレス杯で見事優勝。
ペニャロールとの決勝第2戦でも値千金のゴールを決めるなど、クラブの1963年以来となる三度目の南米制覇に大きく貢献している。
そして出場したクラブワールドカップの決勝にて、バルセロナと対戦。
メッシ、チャビ、イニエスタらが織り成すフットボルの前に4-0の完敗を喫し、バルサでプレーしたいとの思いを強めた。
※サントスのオリベイラ会長とバルサのサンドロ・ロセイ会長は2011年暮れ、カダケスにある某レストランにてネイマール移籍で合意したとも伝えられている。N&N社(ネイマール父の会社)とバルサもまた、2011年に合意。ネイマール移籍をめぐっては2013年12月、不透明なおカネの動きがあったとの疑惑が浮上。騒ぎは拡大し、家族が脅しを受けたというサンドロ・ロセイが会長を辞任することとなった。
ロンドン五輪で銀メダルを手にした2012年夏頃はまだ、ネイマールのヨーロッパ進出(バルサ移籍)は母国でのワールドカップ終了後では、との見方も有力だったが、その年末あたりからはブラジルでの時代は終わったとの報道が多数に。
結果、翌年初夏に事態は大きく進展し、バルセロナへの移籍が現実となった。
バルサ入団前にはブラジルのエースとしてコンフェデレーションズ杯優勝。MVPも獲得している。
バルセロナ入団後はすぐさまチームに馴染み、メッシ不在時はクラックとしての責任を果たした。
しかしながら大エースが中央で君臨するバルサでは、ブラジル代表ほどに活き活きとしたプレーは見られず。
敬愛すると何度も繰り返すレオとのコンビネーションが完成する日が待ち望まれた。
バルサ入団2年目の2014/15シーズンは、メッシ、ネイマールの連係が大きく向上した。
2015年に入ってからはルイス・スアレスもまたチームに馴染み、南米トリデンテとしてゴールを量産。
カウンターアタックを新たな武器として手にしたルーチョバルサはあらゆる敵守備陣を粉砕し、ネイマールは速攻のオプションとして躍動した。
2015/16シーズンはシーズン序盤のメッシ離脱時にエース代役としてチームを牽引。国内二冠達成に貢献した。
しかしながらバルサ入団時の脱税問題(ネイマール・ケース)で騒動が大きくなるに伴い一時不調に。契約更新とあわせ、ピッチ外でのニュースで主役となった。
2016/17シーズンはトリデンテの最終年。PSGとのチャンピオンズ1/8第2戦では“カンプノウの奇跡”実現に大きく尽力したが、結局主役になったのはメッシだったため、バルサではキングになれないと退団を決めたとされる。
2017年夏、契約解除金 2億2,000万ユーロを支払ったPSGへと移籍。
ブラジル代表:100%エースとして臨んだ母国での2014年W杯では、グループリーグで4ゴールを記録するなど、文字どおりチームの中心として活躍。だがコロンビアとの1/4ファイナルでは終了間際にスニガのひざ蹴りを背中に受けて第三腰椎を骨折。ネイマールの離脱とともにセレソンは失速し、悪夢の大会敗退につながっていった。
【雑情報】
※2016年7月、クラブとの契約を2021年まで延長。
【獲得タイトル】
- バルサ
- リーガ(2014/15、2015/16)
- チャンピオンズ(2014/15)
- 国王杯(2014/15、2015/16)
- スーペルコパ・エスパーニャ(2013/14)
- ヨーロッパ・スーパーカップ(2015/16)
- クラブワールドカップ(2015/16)
- サントス
- コパ・リベルタドーレス(2011)
- コパ・ド・ブラジル(2010、2011)
- パウリスタ選手権(2010、2011、2012)
- ブラジル代表
- 南米ユース優勝(2011)
- ロンドンオリンピック銀メダル(2012)
- コンフェデレーションズカップ(2013)
- 個人賞
- FIFA/FIFProワールドイレブン(2015)
- FIFAバロンデオロ(2015年3位)
- FIFAプスカシュ賞(2011)
- FIFAコンフェデ杯MVP(2013)
- FIFAコンフェデ杯ブロンズシュー(2013)
- FIFAコンフェデ杯ドリームチーム(2013)
- FIFAワールドカップブロンズブーツ(2014)
- FIFAワールドカップドリームチーム(2014)
- UEFAチャンピオンズベストチーム(2014/15)
- UEFAチャンピオンズリーグ得点王(2014/15)
- LFPアワード 最優秀南米選手(2014/15)
- リーガ月間MVP(2015年11月)
- サンバゴールド(2014、2015)
- 南米年間最優秀選手賞(2011、2012)
- パウリスタ選手権得点王(2012)
- ボーラ・ジ・オロ(2011)
- 南米ユース選手権得点王(2011)
- リベルタドーレス杯得点王(2012)