驚異の運動量であらゆる戦線に出没する戦士
アルトゥロ・ビダルの経歴や特徴です。
22 VIDAL | ||
フルネーム | Arturo Erasmo Vidal Pardo (アルトゥロ・エラスモ・ビダル・パルド) |
|
ポジション | セントロカンピスタ(インテリオール、ピボーテ) | |
国籍 | チリ | |
生年月日 | 1987年5月22日 | |
出生地 | サンティアゴ(チリ) | |
身長 | 180cm | |
体重 | 75kg | |
バルサ入団 | 2018年8月 | |
デビュー戦 | 2018年8月12日、セビージャ対バルサ(1-2、スーペルコパ・エスパーニャ) | |
前所属クラブ | コロコロ(チリ) 2005-07 バイエル・レバークーゼン(ドイツ) 2007-11 ユベントス(イタリア) 2011-15 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) 2015-18 |
|
契約終了日 | 2021年6月30日 | |
移籍金 | 非公開 | |
年俸 | 推定900万ユーロ | |
契約解除金 | 3億ユーロ |
経歴
チリの首都サンティアゴの労働者階級が暮らす地区サン・ホアキンで生まれ育ったアルトゥロ。
名門コロコロのユースチームに入団した彼のプロデビューは2006年、19歳でのことだった。コロコロではプリメーラ3連覇に貢献している。
ヨーロッパ上陸は20歳。コロコロ史上最高額の1,100万ドルでドイツのレバークーゼンの一員となった。
4年間プレーした後、名門ユベントスへと引き抜かれたのは2011年夏。すぐさまイタリアスタイルに適応すると、中心選手となって国内リーグ4連覇に貢献している。2014/15シーズンはチャンピオンズ決勝で三冠バルサと対戦。そしてグアルディオラ率いるバイエルン・ミュンヘンへと移籍した。
2018年夏、パウリーニョの後任としてフィジカルに優れるセントロカンピスタを探していたバルサの目に止まり、移籍。ピッチ外での諸問題から契約を疑問視する声もあったが、闘争心あふれるプレーでチーム内外の支持を手にしていった。
ユベントス、バイエルン、バルサと渡り歩くなかで、8年連続(2011~2019)でのリーグ優勝している強者。
チリ代表:2007年7月の親善試合(対ベネスエラ)でデビュー。2010年南アフリカW杯、2014年ブラジルW杯出場。母国開催の2015年コパ・アメリカでは優勝メンバーとなり、大会ベストイレブンに選出された。2016年のコパ・アメリカ・センテナリオでも優勝(どちらもメッシのアルゼンチンに勝利)。
【プレーの特徴】
中盤のファイター。アグレッシブなタックルが特徴。ハードワークを信条とする。ボックス to ボックスでピッチを駆け、攻守の両面でチームメイトを助ける汗かき闘士。守備的なポジションを複数こなすことが可能だ。耐久力がものすごく、見るもののハートを熱くさせる。最後まで手を抜かない、プロの手本。
攻撃面では強力なミドルシュートが武器。PK成功率が高く、ユベントスではキッカーを任されていたそうな。
【その他情報】
・2015年6月16日のコパ・アメリカ開催中、飲酒運転で事故を起こし、運転していたフェラーリを大破させる。2015年7月6日に2年間の免許停止を命じられたが、そのままコパ・アメリカに出場。
【獲得タイトル】
- バルサ
- リーガ(2018/19)
- スーペルコパ・エスパーニャ(2018)
- バイエルン・ミュンヘン
- ブンデスリーガ(2015/16、2016/17、2017/18)
- DFBポーカル(2015/16)
- DFLスーペルコパ(2016、2017)
- ユベントス
- セリエA(2011/12、2012/13、2013/14、2014/15)
- コッパ・イタリア(2014/15)
- スーペルコッパ・イタリアーナ(2012、2013)
- UEFAチャンピオンズリーグ準優勝(2014/15)
- コロコロ
- プリメーラ・ディビシオン(2006前期、2006後期、2007前期)
- コパ・スダメリカーナ準優勝(2006)
- チリ代表
- コパ・アメリカ(2015)
- コパ・アメリカ・センテナリオ(2016)
- FIFAコンフェデレーションズ・カップ準優勝(2017)
- 個人賞
- ブンデスリーガ・チーム・オブ・ザ・シーズン(2010/11、2015/16)
- セリエA・チーム・オブ・ザ・イヤー(2012/13)
- コパ・アメリカ・ベストイレブン(2015、2016)
- コパ・アメリカ2015 決勝 MOM
- EMSチーム・オブ・ザ・イヤー(2013/14)