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アルベス残留→残る補強はセントラル1人

ベルマーレン獲得に向けアーセナルへと最初のオファー。

数週間前より長々と続いてきたファン・ギジェルモ・クアドラードを巡っての2014夏物語も、どうやら決着の時に近づいているようです。ムンディアルで決勝戦、あるいは3位決定戦をプレーしたレオ・メッシ、ハビエル・マスチェラーノ、ダニ・アルベス、そしてネイマールがチームに合流した5日(火)、ブラジル人ラテラルはさっそくルイス・エンリケと個別面談を実施。そしてアルベスが残留することで両者は合意し、彼の後釜として獲得する計画だったクアドラードからバルサは撤退、補強はセントラルに絞ることになった、という話です。

クアドラード交渉から撤退か

6日付のSPORT紙によれば、ルーチョとダニの面談はごく短時間だったようです。同日の記者会見でのチャビ・エルナンデス曰く、「エンリケはとてもハッキリしていた」とのことなので、この話し合いでもミスターは回りくどい言い回しなどすることなく、単刀直入に「で、どうしたいの?」とラテラルに訊ねたんじゃないでしょうか。一方のダニもズバッと言うタイプなので、「オレはここで続けたい」、「OK、じゃあ私はキミを戦力としてカウントしよう」、「グラシアス、全力で頑張るよ」、「健闘を期待する」、、てな会話が想像できます^^

(※MUNDO DEPORTIVO紙は、両者による面談情報は確認が取れていない、と伝える)

当初はアルベスの去就に関係なくクアドラード獲得を目指すと言われていたバルサフロントですが、今ではメディアの見解は“アルベス or クアドラード”に変化。ブラジル人ラテラルが残留を希望し、監督がそれで合意したとなれば、FCバルセロナはラテラル戦線から撤退し、自ずとコロンビア人カリレーロの行き先はオファーを増額したらしいマンチェスターということになります。バンガールはダニに菓子折りの一つでも届けたいところでしょう。実際に撤退したかは不明ですが、補強の優先順位がセントラルに移ったなら、クアドラードはカンプノウからはだいぶ遠ざかったと考えるのが自然です。

ベンゲルはベルマーレン放出を容認

ということで、ファン・ギジェルモ・クアドラード獲得に充てる予定だった予算(3,500万ユーロあたり)が浮くことになった場合、その分はちょっと値の張る一級セントラルの獲得に向けようか!てな流れになるかといえば、そうでもないようで。マルキーニョスを断念した場合のプランBは少し前から、アーセナルで出番を失っているトマス・ベルマーレン(28)へと固定されていまして、ガナーズと話がまとまれば、それで作戦終了の雰囲気です。

バルサにフィットするセントラルは数少ないんだ、というのが補強作戦が容易ではないことを説明する際に用いられる決まりのフレーズですが、ようやく探し当てたその候補が、結構ベテランばかりである不思議。伸びしろのあるトップセントラルの獲得は今の時代相当厳しいゆえ、カンテラーノのアフリカンパワー台頭に賭ける計画でしょうか。いずれにせよ昨年逃したマルキーニョスはもう事実上ムリなので、ベルマーレン獲得に向けアーセナルへと正式オファー提出、とのことです。

他チームの選手さん(特に他国リーグ)についてはほとんど無知なワタクシゆえ、ベルマーレンさんが果たしてマルキーニョスのB案に適合しているのかは存じませんが、彼を獲得する上での好条件はベンゲルが放出を容認していて、費用が1,200万ユーロほどでいけそうな点です。昨季のガナーズでのリーグ出場は14試合に止まり、フル出場は7試合のみ。ムンディアルでも31分しか出場していないらしく、市場価格の上昇もありません。つまりはクラブでも代表でも控えってことですが・・・ この夏一番気合を入れて臨んだ筈が、なんだか微妙な感じで終わりそうなセントラル獲得作戦であります。

ちなみに、、MD紙はジャンマリー・ドングウが毎週20試合を観戦するフットボルの虫であり、数年前の無名のクロースやロイスに「彼らはくるぜ!」と言っていたとの情報を紹介し、“スビ、是非彼をフロントに入れよう!”と記しています^^ 今から意見を聞いても遅くはないかも^^ 急いでスビ

 

コメント

  1. ココおばさん より:

    将来のセントラルにロドリゴ タリンはどうでしょう?フベニールAでバルサBのキャンプにも飛び級で参加しています。4月のUEFAのユースリーグ決勝にも17歳でセントラルに先発。ベンフィカから先制点をあげています。今は18歳になったようですが平均年齢19.3歳のバルサBにも何とかもぐりこんでほしいです。