ロベルト・フェルナンデスが向かったという
FCバルセロナがアルトゥール・メロ獲得へ向けて着実に前進している、ようです。どうやら先週末からロベルト・フェルナンデス(強化技術部長)がブラジルへと飛んでいるらしく、交渉は最終段階の様子。上手くいけば今月中に決定的な進展がありそうな雰囲気です。
(※中盤はカンテラーノがいい、その件は封印して話を進めます)
アンドレ・クリーが話を進めている
アルトゥール獲得作戦において、バルサの代表として選手の所属クラブ・グレミオとの交渉を担っているのがアンドレ・クリーです。
2013年にネイマールを獲得した際に大きな役割を果たし、最近ではジェリー・ミナ獲得においてもパルメイラスとの交渉を担った人物。ガブリエル・ジェススやビニシウス・ジュニオールなど、ブラジル作戦になると毎回登場します。
先週、ブラジルのメディア UOL Esporte が伝えたところによると、バルサの代理人たち(アンドレ・クリー)はこれまでに二度グレミオと会議を行っていて、基本的合意済み。
今月末に予定される三度目の話し合いにおいて、最後の詰めをすると見られていました。
そして2月19日のMD(ムンドデポルティボ)紙が、ロベルト・フェルナンデスが週末からブラジルへ飛んだと報道。彼が再び動いたのであれば、いよいよその時が近づいている予感。
あとはペップ・セグラ(ゼネラルマネージャー)かオスカル・グラウ(CEO)か、そのあたりの重役が向かっていれば、ほぼ決まりなんですが。
基本は2019年1月入団
そのグレミオとバルサの基本合意では、アルトゥールのバルサ入団は2019年1月となっています。
これがバルサの必要性に応じて、早くなるかもしれないし、遅くなるかもしれないらしく。
ジェリー・ミナの場合がそうだったように、前倒しすれば“補償金”を追加する(ミナは+300万ユーロ)、そういう方式です。
アルトゥールのバルサ入団時期を左右する条件は、現在コウチーニョ、パウリーニョ、ミナで埋まっている非コムニタリオ(EU人)選手枠が空くかどうか、つまりはコウチーニョのポルトガル国籍取得がいつになるか、でしょう。
伝えられるところでは、グレミオは差し迫ってまとまったお金を必要、アルトゥールはムンディアル(W杯)のブラジル代表メンバーに入るために「バルサ入団」というインパクトを利用したく、バルサはW杯後だと値段が上がるかもしれないしビッグクラブの横やりもあるので早く話をまとめたいとか。
いずれにせよ、アルトゥール移籍交渉はまだ未完了ですが、ロベルト・フェルナンデスもブラジルへ飛んだようですし、今月(今週)中に進展があるかもしれません。
このニュースのまとめ
- ・ロベルト強化技術部長がブラジルへ飛んだという
- ・アンドレ・クリーがグレミオと話し合い、基本合意済み
- ・今週中にも大きく進展する?
- ・コウチーニョのEU国籍取得後、2019年1月入団か
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