セントラル側とはすでにアムステルダムで接触
FCバルセロナがアヤックスの超期待株を確保するべく、活動を活発化させているようです。狙っているのは19歳にしてすでに守備の要マティイス・デ・リフトと、魅惑の中盤選手フレンキー・デ・ヨング。特にセントラルはエリック・アビダル強化技術部長がアムステルダムで話合いをしたと伝えられています。
アビダル強化技術部長、動く
エリック・アビダルが水曜日にアムステルダムでマティイス・デ・リフトと会い、来夏のために準備しているスポーツプロジェクトを説明した。カタルーニャTV&ラジオの番組 El Club de la Mitjanit でそう伝えたのはジャーナリストのオリオル・ドメネクです。
?? TROBADA ABIDAL-DE LIGT
?? @orioldomenech: "Dimecres passat Abidal va sopar amb De Ligt a Amsterdam per interntar-lo convencer"#ClubMitjanit pic.twitter.com/oMcN4AO6sq
— Club de la Mitjanit (@ClubMitjanit) 2018年11月27日
ドメネク氏によるとアビダルはアヤックスの19歳セントラルと食事をし、バルサが彼をどれほど評価しているかを直接語って口説いている。
そしてそれだけでなく、アヤックスのもう一人の補強目標であるフレンキー・デ・ヨングにも電話をかけたのだそうです。優先するのはセントラルだけれど、できるならば両取りを狙っている様子。
ドメネク氏はまたツイッターにて、両選手は将来について交渉する許可をもらっていて、アヤックスは全ての動きに通じていると述べています。
ライバル多く厳しい競争
バルサ入団がキャリア最善の選択である、とデ・リフトやデ・ヨングを説得できたとして、アヤックスもまた同じようにバルサ移籍が最善だと考えるかどうかは別問題です。
なにせデ・リフトもデ・ヨングも欧州グランデたちから引く手あまた(PSG、シティ、マドリー、ユーベ・・・)。最大の利益を得るべくオファーを秤にかけてくるでしょう。
11月28日のMD紙が報じるところでは、アヤックスの希望移籍額はデ・リフトが6,000~6,500万ユーロ、デ・ヨングが7,500万ユーロ。合わせて1億4,000万ユーロの収入を目論んでいるそうです。
セット割引があればいいですが、むしろセット割増が適応されそうなくらいで。
PSGやシティといった富豪クラブが競合する場合は、アヤックスへのオファーだけでなく選手側へのオファーでも価格対抗する必要性が出ます。バルサの費用捻出の難易度が上がるのは確実です。
1億4,000万ユーロ・・・
バルサの夏の補強予算が6,000万ユーロとすると、8,000万ユーロの選手売却があれば、どうにかまかなえる計算になります。
一人で捻出するなら、たとえばイバン・ラキティッチ級。来年夏に主力が誰か移籍するかもしれませんね。
このニュースのまとめ
- ・アビダルがデ・リフトとアムステルダムで食事をした模様
- ・アビさんはデ・ヨングには電話連絡
- ・アヤックスは両選手で1億4,000万ユーロ収入を見込んでいるとMD
- ・高額だが、不可能でもない
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