求められるコーチライセンスがない
ロシアにペナルティキック合戦で敗れ、1/8ファイナルでムンディアルに別れを告げたスペイン。メディアは大会開幕2日前に監督となったフェルナンド・イエロの後釜が誰になるのか、で盛り上がっており、ルイス・エンリケが有力候補に浮上しているようです。
クレとして耳がぴくっと動くのは、昨日あちらのテレビ局 CUARTO が報じたラ・ロハ次期監督候補4人のなかに、チャビ・エルナンデスの名前があったこと(残りはキケ・サンチェス・フローレス、ミチェル、ルーチョ)。
ただし現時点でチャビ・エルナンデスがラ・ロハを率いる可能性はありません。
ディプロマ・プロフェッショナル
その理由は、我らのマエストロがまだ、代表監督になるために必要なディプロマ・プロフェッショナル(プロ監督過程修了証)かUEFAプロコーチライセンスを保持していないからです。
そう伝えるSPORTによると、チャビがいま持っているのはB級(Basic)ディプロマ、もしくはA級(Advanced)ディプロマだそうでして(+どちらも実習経験なし)、それらのプロコーチライセンスを取得するためには少なくとも1年の必修過程が求められるとのことです。
よって現時点で指揮できるのは、カタルーニャ選抜のような自治州のチームとフベニール(ユース)の下位リーグ(リーガ・ナシオナル・フベニール)までだそうでして。
ということは、スペインリーグではプリメーラ、セグンダ、セグンダB、テルセラ、それにユースの上位リーグ(ディビシオン・デ・オノール・フベニール División de Honor Juvenil)の監督にはプロライセンスが必要になる。フベニールAはプロですもんね。
このニュースのまとめ
- ・チャビが代表監督になるにはライセンスが足りない
- ・プロライセンス取得には1年以上かかる
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