2014年9月13日 リーガ第3節 アスレティック・ビルバオ戦
Herbie さん
我が心のクラブ、横浜Fが消滅以来のクレですので15年以上のクレです。NY在住の為、日本にいた頃に比べればバルセロナは比較的近いのですが、これまで彼の地には縁遠く、NYC Penyaに所属するだけで満足しておりました。
しかし、今回は海外旅行がしたいという嫁さんの提案を受け、バルセロナならという誘導に成功したこともあり、4泊5日で初めてのCamp Nou詣でとあいなりました。
今回は既にいろいろ情報もあるかと思いますが、もしアメリカからBarca観戦を考える方がいるなら、少しは役に立てばと思い、観戦記を書かせていただきます。
■チケット購入
まず問題だったのがチケットの購入でした。
事前にPenyaの特典で優先販売があるという事を知らず、Official siteから一般向けの販売開始を待って、くまなく連番のチケット探しましたが見つからず、最終的にはこちらの観戦記にも記述があったHostal Hillさんの過去99%のチケット獲得率を信じお願いする事に。
日本の銀行に口座を持たないので、保障の為クレジットカードの情報をお渡しし、試合当日の午前中にCashでお支払して無事にTicketを受け取りました。
ゴール裏、7列目の連番で手を伸ばせば選手に届くのではないかという距離、また熱狂的クレたちのま隣で熱く観戦することになりました。
1日目
■ホテルからバスでCamp Nouへ
プラット空港に到着したのが試合当日の9/23、朝8時半ごろで、Casa Milaの近くだったホテルまではタクシーで移動すること25分程度。約30ユーロ前後だったと思います。
事前に朝早くに着く事を連絡をしてあった事もあり、早めのCheck inを無料でしてもらい、試合の始まる午後4:00までをHotelでゆっくりくつろぐ事ができました。
Hotelへ配達されるPocket Wi-Fiのレンタルを頼んでいたので、スマートフォン片手に行き方を調べるとホテルのそばからのバスでCamp Nouまでは1本との事。
いくつかのバスがひとつの停留所に停まるシステムで目的のバスに乗れるか心配でしたが、目当てのバスはほぼ時間通りに到着、2人と告げて支払うと簡単に乗車する事ができました。
一緒に乗り込んだ気の良さそうな叔母さんが回数券を買うと地下鉄も乗れるし便利よ、とのお得な情報までくれました。
バスの中から気が付いたのはCatalunyaの祝日が近かったのもあったのか、アパートのベランダにCatalunyaの国旗がいたるところに張られていた事で、これを目にする度に自分が本当にバルセロナにいるんだと、テンションが上がりました。
■試合観戦
試合の1時間半前くらいにCamp Nouに到着したころには、長いFrightと時差ぼけもあり夢見心地で、早速あたりのグッズ屋さんでいろいろ物色、そして世界中から来ているであろうお客さんと共に開門を今か今かと待ちわびました。
開門するとそれぞれのGateに世界中のPenyaのEscudeが飾ってありました。
自分が所属するNYCのものはないものかと、職員の方に聞いてみたところ、明日でも戻ってきて、時間をかけて探してくれとの事。
確かにいちいち覚えれるわけないほどのEscudeがあり見つける事はできませんでした。
開門直後という事もあり、席はまだまだガラガラの状態。客席のMES QUE UN CLUBの文字には鳥肌が立ちました。
周りは記念撮影を行う人たちばかりで私も御多分にもれず、パシャパシャやっていると、セニェーラのユニを着た人が多いのに気付きました。実際、その日の試合はセニェーラのユニでの試合、事前セレモニーも行われていました。
試合前に飲み物を購入しようと売店に行くとBarcaチップスがありびっくりでした。
CupにもBarcaロゴが入っており、これらはお土産として持ち帰ることに。
試合はAthletic相手に前半こそ無得点でしたが、メッシのアシスト2発を、バルサどころかサッカーに興味を持たない嫁がメッシ以外で唯一覚えたネイマールが途中交代ながらきっちり決めてくれたおかげで勝利。
お目当てのXaviが出場しなかったのが残念ではありましたが、試合後のイムノに浸り大満足でした。
Hotelに帰ると、マドリーがアトレッティに敗れるうれしいおまけ付き。
またはBARCA TVが24時間やっており、下のカテゴリーの試合もTV観戦。
Barça一色の一日となりました。
2日目
■カード支払いでのトラブル
バルセロナ2日目はGuell Parkなどを観光後、事前に予約をしてあったMuseumとMega Storeに向かうべく、再度Camp Nouへ。
少し話がそれますが、今回の旅ではドル/ユーロのRateを考えCashをできるだけ持たずにクレジットカードで清算しようとしていましたが、しかしレストランなどでは度々Declineとされる事がありました。
アメリカのクレジットカード会社には事前に伝えてあったし、また電話で連絡しても、カードに異常は無いとの事で困っていました。結局は支払の際にDebit Card用のPin Numberを入力するように言われ、それを入力するわけですが、このせいで毎回Declineとされていたようで、Pin Numberを尋ねられても、NO PINと伝えると通常のCredit Cardと同じくReceiptにSignatureを求められるので、この場合カードは通るようになっていました。
これを知るまで、Cashで支払う羽目に合いました。ちなみにMega Storeでも最初はカードが通らず、この方法を知ったのはMega Storeでの支払の時でした。
Mega Storeは期待していたバルサロゴ入りのGolf グッズを探していましたが、種類はMercat Barcelonaさんに比べると少なく、周辺のお土産さんでもあまり珍しいものはおいていませんでした。
またバルセロナの街はいたるところに地下鉄が張り巡らされているわけですが、広いCamp Nou。
入り口が違うと最寄りの地下鉄駅もLineも変わり迷う事も。
3日目~最終日
■ソシオ入会申し込み
3日目は観光に専念し、バルセロナ滞在最終4日目。
試合観戦と共に今回の旅の最大目的である、Socioの申し込みです。
嫁さんはこれまでの旅の疲れで、さすがに3回目のCamp Nouは行きたくないとの事で、ドキドキしながら一人で向かう事になりました。
これまではただの思い込みだったのですが、会長にロセイがなって以来、Catalunyaの住民かSocioに近親者がる人以外はSocioになれないとずっと思っていましたが、NYC Penyaからの情報で直接OAB Officeで申込み、3年間、会費を支払を続けていければ、それ以降OAB Officeに行かなくてもSocioになれるとの事を知り、2日目のMuseumに行く際に必ず申請をと考えていました。
しかし残念ながらOAB Officeは土曜日の午前と平日の午後8時までしかあいておらず、これをを断念。
最終日に今回の旅のハイライトを迎えました。
Camp Nou周辺の駅に到着すると、Greekのユニを着ている人がチラホラと。
また警察が先導するBusがCamp Nouに入るところで、どうやら翌日に控えたCL1節のApoelのチーム練習の日だったようで、ちょっとしたサプライズに胸が高まりました。
OAB Officeに到着するとそこは綺麗な建物で、日本の銀行窓口の様に整理券を取るように促されます。
3つか4つの窓口があり私の他には誰も居らず、早速呼ばれ手続き開始です。
気の優しそうなお兄ちゃんが対応をしてくれましたが、手続きに関する内容以外の英語が通じず、どれだけこの制度を待ち受けていたか熱く語るもハハハと苦笑い。
顔写真を撮ったり、住所を登録、支払を済ますとあっという間に手続き完了です。
あっさりしすぎて少し気が抜けましたがCommitment Cardを無事受け取りました。
表に出て大きなエスクードの前でカードと共に記念写真をパシャリと撮って、今回の旅のハイライトを終えました。
帰りしなに旧La Masiaまで足を延ばし、また写真をパシャリ、向いのMini Estadiでもまたしても記念撮影をパシャリとし、全ての行程を無事終了しました。
最後にバルセロナの感想ですが、心配し過ぎがちょうど良いのかもしれませんが、夜間でも危ない目に合う事はなく、買い物なども支払の際はUSDでの表記があり、余計な計算もいらないし、至る所で英語が通じるので、心配なくただただ楽しめました。
ちなみに一番英語が通じなかったのは、帰路US Airwaysの発券カウンターのおばさんで、危うくSecurity上で問題有りという事にされる所でした。
街は洗練された中に旧市街があったり、至るところに古い建物が混ざりあっていて素敵の一言でした。
是非、次回は正式Socioになる年にまた行きたいなと思いました。
長文失礼しました。