- ■国際フットボル連盟(FIFA)が、FCバルセロナは9月1日以降は2016年1月まで補強を行うことは出来ない、との処分を発表。ラ・マシアの哲学は子供たちを害してはいないと考えるバルサはこれを受け入れず、スポーツ仲裁裁判所(TAS)へと上訴する旨を明らかにした。
- ■FIFA曰く、「FCバルセロナは今後の2つの移籍登録期間において、国内外の選手を登録する事ができない。罰金45万スイスフランも支払うこと。なお、彼らには本日より90日間、未成年選手の状況を正常化させるための猶予期間が与えられる」。RFEFに対しても50万スイスフランの罰金を命じ、1年間で問題を修正するように指示。
- ■対するバルサは、「本日FIFA上告委員会より下された、18歳以下の選手の移籍と登録に関する違反への決定に対し、FCバルセロナはスポーツ仲裁裁判所にて我々の権利を守り続けていくことを発表する」との公式声明。
- ■マネル・アロヨ(スポークスマン) 「FIFAの決定に私たちは合意できない。決定には驚いているし、TASへと上訴するだろう。処分はバルサに相応しくないと私たちは理解している。弁護士たちが準備中だ」「私たちの全てのプロセスをチェックしなおさなければならない。必要があれば改善する」「私たちの目標は子供たちを伸ばしていくことにある」 [RAC1]
- ■レオ・メッシ 「ここへと来た時、僕は難しい状況にあった。半年間プレーしていなかったからね。全ての書類が揃うまで、プレーできなかったんだ。チームメイトと練習をして、試合に出れないのは辛かったよ」「今の僕があるのはラ・マシアや、そこで学んだことのおかげだと言えるよ」 [FCB FANS]
- ■このFIFAの決定を受け、バルサでは来年分の補強もあと11日間で行っておかねば、の動き。アトレティコのコケ、ドルトムントのロイス、フィオレンティーナのクアドラードらの獲得を目指すと見られる。
- ■スポルト電子版アンケート:「バルサは誰を獲得すべき?」 答え 「コケ」 15% 「ロイス」 85% (4,807票時点)
- ————————————————————————選手会見
- ■ハビエル・マスチェラーノが会見当番としてカンプノウの会見室リカル・マシェンクスに登場。プレシーズンの出来を振り返った。
- ■「キャリアにおいては酸いも甘いもある。ムンディアル決勝のようにね。あれは僕の頭にずっと残っていくだろうけど、人生は続いていくし、そこでは新たな目標や希望を探さないといけない。バルサのようなビッグクラブにいるなら、過去を引きずっていてはいけないんだ」
- ■「監督に良く言ってもらうと元気になるね。彼の考えが変わらないように、トレーニングで励まないと」
- ■「もし僕がレベルにないとクラブが考えるなら、退団することになんの問題もないと昨シーズンの終わりに彼らに伝えたんだ。クラブは僕がまだチームに貢献できると考えてくれている」
- ■「レオは元気だよ。みんなと同じように、新しいシーズンに意欲を燃やしている。彼が受けた批判は公平ではなかったね。賞を授与したものじゃなく、受けたものが批判されるのは残念なことだ」
- ■「クラブはラ・マシアの子供たちにとても気を配っている。僕が見たところでは、彼らにいつも出来るかぎり質の良い生活を提供していたよ」
- ————————————————————————プレシーズン
- ■ガンペル杯翌日を休日としたバルサが、トレーニングを再開。日曜のエルチェ戦への準備を進めた。セッションに参加したのはトップチームの20選手と、バルサBの4選手(ムニール、サンペール、サンドロ、グリマルド)。
- ■ペドロ・ロドリゲスは胃腸炎のためにジムでの調整。マルクアンドレ・テル・ステーゲン、トーマス・ベルマーレンはリハビリを続行。
- ■トレーニング開始前、トップチームの選手たちとコーチ陣はカタルーニャ人審判アルフォンス・アルバレス・イスキエルド氏より、リーガ規約やレギュレーションの変更点についての講習を受けた。時間はおよそ30分。リーガ1部と2部のチームは全て、昨年からこの講習を受けている。 [FCB]
- ————————————————————————その他バルサ関連
- ■FCバルセロナがインドネシアの携帯電話メーカーADVANとのスポンサー契約で合意。期間は2年。
- ■“ICE BUCKET CHALLENGE”でアンドレス・イニエスタも氷水をかぶる。
- ■アレックス・ソングは古巣アーセナルに1,000万ユーロでの移籍、あるいはレンタルかとDAILY MAIL紙。