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セスク「僕らはデカイことができる」

言い訳することなくベストを出していくとセントロカンピスタ。

アノエタでの敗北を消化したバルサ選手たちから、続々と前向きメッセージが届いています。木曜日の輪番会見を担当したセスク・ファブレガスが強調したのもまた、アンドレス・イニエスタやチャビ・エルナンデスが示してきたのと同じチームへの信頼感でした。「土曜日にはまたベストのバルサが見られるよ。言い訳は無用。良いプレーをして勝利をものにし、自信を掴まなければいけないんだ。アルメリア戦からは最後まで止まっちゃいけない。このチームに言い訳は許されない

セントロカンピスタは続けます。「フットボルは日々進んでいき、記憶を持たない。今を生きる必要があるのに、土曜日の僕らはそうじゃなかったんだ。僕らは批判を受け入れるよ。でも僕らは自己批判をしたし、目も開いた。アノエタでの僕らは、バルサのレベルにはなかった。僕らはもう一度、首位に返り咲きたいと願ってるんだ。そしてそれは僕ら次第。僕はこのチームを、この選手たちを、彼らがフットボル界に与えてきたものの全てを信じている。このチームには大きなタレントとすばらしい姿勢があるからね。必要なのは100%の状態であること。全力で働き、全員のベストを引き出せるなら、僕らは今季なにかデッカイ事ができるよ

大事なのは自己批判をすること

レアル・ソシエダ戦で犯したエラーについて問われたセスクはこう説明しました。「良い試合をしなかったことは、僕らがまず第一に気付いている。あの試合の僕らは前線での動きがなく、激しさもパスの正確さもなかった。それでは試合には勝てないよ。それから僕らは気分転換をして、フィーリングを取り戻すことができた。良いトレーニングも出来てる」

マドリーダービーに注目している、というバルサの4番はまた、こうも付け加えています。「アノエタで起こったことを僕らは知ってるし、分析もしたよ。僕らはあの試合でやらなかったことを取り戻し、改善しなければならない。チームは良くなっていくだろう。でも一番大事なのは自己批判をすること。日曜日は自分たちのフットボルを取り戻し、再び良いパフォーマンスを見せる機会だ

アノエタでの完敗はローテーションが悪かったわけではない、とセスクは考えます。「フットボルはまず結果がものを言うからね。ビーゴでもアノエタと同じようにプレーをしたけれど、0-3で勝って称えられた。バランスを求める必要があるんだ。今シーズンの僕らはいろんなやり方でプレーをしてきた。ペケーニョス(チビたち)による4-3-3や、4-2-3-1やね。今は後者ではもうプレー出来ないような雰囲気だよね。僕らには結果を出す義務があるし、批判されるに相応しいことも知ってる。ただ、ベストなレベルでプレーするためには学ばなければいけないんだ。アノエタでプレーした選手たちは、どんなチームにも勝てる力がある。でもあの日の僕らには奥行きがなかった」

そして。「プレースタイルに関してはいろんな意見があるけれど、1つになって激しくプレッシングをかけている試合では、このチームはいつもすばらしい。シティ戦の最初の30-45分はとても良かったと思うし、セビージャ戦の後半もそうだったよね。僕らは試合をコントロールし、ボールを上手に動かすことを試みている。それが出来れば7-8割の試合に勝つ可能性があるから、そこを求めていかなければならない」

タタは過ちを認めて直せる人

ヘラルド・マルティーノ監督に関しても、チームメイト同様、一切疑問を抱いていないとファブレガスは強調します。「選手はテクニコを疑問を感じてはいないよ。すでにアンドレスが言ったように、僕らは監督に最後までついて行く。僕らは彼の管理方法が好きなんだ。それによって僕らはみんなフィジカルの状態が良好だからね。彼は難しい状況でチームにやってきて、素早く適応した。それに必要とされる時には彼はいつも自己批判をしてきたし、僕はこの世界でそういう人はそんなに多く見たことはないよ」

彼はとても自然な人で、僕らの意見や考えを知りたがってる。謙虚で、過ちを認めてそれを改めることの出来る人でもあるね。周りの意見に影響されずに自分で決断するパーソナリティも示している。僕は良い意味で驚いたよ

この会見の前、アディダスのイベントに出席したジョルディ・アルバは、“外部にバルサにダメージを与えたがっている人がいるように思える”と不満を漏らしていました。それについて訊ねられたセスクの意見は、ラテラルとはちょっと異なるものでした。「ルイス・アラゴネスが言ってたように、僕らはたくさんの批判も称賛も受けてきた。批判された時は歯を食いしばり、賞賛を受けた時と同じように黙ってチームに全てを与えることだよ

レオ・メッシのチームへの貢献に対し、親友セスクに疑問はありません。「チームをいつも引っ張ってる選手がいるとするなら、それはメッシだよ。もし彼になにかを注文する必要があるとするなら、僕ら自身にはその3倍を求めなければならない。彼はこのチームに欠かせない選手。僕らが彼にもっと関わるように求めたというのは全くのウソだ。彼はこの数年間、フットボル界で最も安定した選手だった。僕らが必要とする時には、彼はいつもそこにいてくれるさ」

そして最後、水曜日にひっそり実行していたという昼食会については。「お昼を食べにいったのは事実だよ。みんなでご飯に行ける日はごく限られているし、団結を深めるためにそうしたんだ。カピタンたちが決めたんだけれど、たまたまこの日がちょうど良かっただけで、アノエタで負けたのとは関係ないよ」

 

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