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ティト、緊急手術

木曜夜、腹部を手術と。

4月24日(木)、悲しい知らせがメディアに流れました。バルサ前監督であるティト・ビラノバが先週金曜から入院していたバルセロナ市内のキロン病院にて、緊急手術を受けたというのです。昨年7月に耳下腺腫瘍が再々発し、バルサ監督を辞任。それ以来治療に専念し、時にはカンプノウで試合を観戦したり、息子さんのプレーを見るためにシウター・エスポルティーバを訪れるなど、回復していってると思い込んでいただけにショックすぎるニュースです。

MUNDO DEPORTIVO紙によりますと、ティトは先週金曜、いつもの検査を受けるために病院を訪れたそうです。そして検査の結果を診て、ドクターたちは彼に入院を勧めた。今回は耳下腺ではなく胃に問題があったとされていて、時間の経過と共にティトの状態は悪化し、木曜日の緊急手術へと至ったようです。クラブや病院などから病状についての発表は今のところなく、危篤状態だというものから意識はあるというものまで、情報は入り混じっています。腹部への転移となれば、心配すぎることに違いはないのですが。。。

同じくMD紙には悲しいことが記してあります。それはある友人による食事への招待に対するティトの返信なのですが、「5月には私はとても遠くにいるよ」と書かれていた、いうもので。。。裏を取っての記事なんでしょうが、ウソであると思いたいところです。。。

3度目の再発と手術

ティトへの最初の不幸が訪れたのは2011年11月22日のことでした。当時の彼はペップ・グアルディオラのアシスタントコーチで、バルセロナのVall d’Hebron病院で手術を受けた後、わずか3週間後には現場に復帰しています。化学治療を受けながらの復帰で、経過は順調と思われていました。

そして2012年夏、ビラノバはグアルディオラの後任監督としてトップチームを率いる立場となります。就任会見で彼は「ドクターたちには万全だと言われた。自分がやれると感じている」と語っていて、十分に健康を取り戻したとの自信があったのでしょう。しかし同年12月、腫瘍の再発が確認され、ミスターは再び手術室へ。アシスタントのジョルディ・ロウラにチームを託し、ニューヨークの最先端専門病院(Sloan Kettering Memorial Hospital)にて2ヶ月間の治療を受けることになりました。バルサはチャンピオンズで悲惨な散り方をしたものの、リーガは100ポイント優勝を達成しています。

この二度の病にティトの健康を不安視する声もありましたが、彼は病気後初の会見で「続投していくための強さと意欲を感じている」と強調。トップチーム監督として2度目のシーズンの準備を進めていたところ、定期検査でまたもや再発が確認され、2013年7月19日、辞任会見を行うに至ったのでした。

 

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