テル・ステーゲン、バルサ移籍に前進

 

ボルシアMGが契約延長がないことを発表。

今年の6月でバルサを去るビクトル・バルデスの後継者最有力とされているマルクアンドレ・テル・ステーゲンに昨日(6日)、大きな動きがありました。彼の所属クラブであるボルシアMGが公式に、ポルテーロから契約延長オファーを断られた旨を発表したのです。2015年で満了となる契約を是非延長しようというクラブからの申し出に、申し訳ないけれども受けられないと伝えたテル・ステーゲン。となればその理由は、以前から報じられているバルサ行きであると考えるのがごく自然な流れでしょう。7日のカタルーニャ系スポーツ紙はいずれも、事実上の入団発表だという感じでこの件を取り上げています。

 

「残念ではあるが、受け入れねばならない」

ボルシアMGのスポーツディレクターを務めるマックス・エーベル(Max Eberl)氏は6日午後、次のように語りました。「マルクアンドレから、私たちのオファーを受けることはないと伝えられました。私たちはそれを受け入れなければならない。残念ではありますが、驚きはありません。最近彼がつながりを報じられていた、誰もがそうではないかと考えるチームへ彼は行くだろうと私たちは思っていますから

「私たちは2年前に彼との契約を延長しましたが、その際すでに、もしヨーロッパのトップクラブからのオファーが来れば、それについて話し合う旨が記されていました。その瞬間が今訪れたようですし、私たちは最良の解決策を見つけるために働かなければなりません。これを新たな機会として、引き受けなければならないのです」

そしてディレクター氏は、昨シーズンのマルコ・ロイス(現ドルトムント)やロマン・ノイシュテッター(現シャルケ)の退団の方が、「マルクアンドレの件よりもずっと驚いた」とも述べています。

クラブ間の交渉も大詰めと見られており、各メディアが伝えるところでは移籍金は1,200万ユーロあたりのようです。ノイアーの後を継ぎ、次世代のドイツ代表ポルテーロと期待される21歳の逸材ですから、まずまずのお値打ち価格。今頃はこっそりとスペイン語の勉強を始めているかも・・・と勝手に想像するのですがどうでしょうか。

 

「とても難しい決断だった」

一方、当のテル・ステーゲンは昨日のチーム練習後、ボルシアMGを退団する決意を固めたことについてメディアに語っているのですが、その目にはうっすらと涙も浮かんでいたのだそうです。若きポルテーロは言います。「ボルシアとの契約を延長しないのは、僕にとってものすごく難しい決断だった。今僕にとって一番重要なのは、このクラブで出来るかぎりの成果を残し続けていくことだ。ボルシアにはとても感謝をしているし、僕がこれからも“Borusser”であることに変わりはないよ。簡単ではないのは分かってるけど、ファンは僕の決断を理解してくれるだろうと思う。彼らにはものすごく感謝してる

気になる退団後の行き先ですが、それに関しては「来季に向けての決断については、言いたくはないし言えない」と言及を避けたテル・ステーゲン。もしそれがイタリアやプレミアの某クラブだったら仰け反ってずっこけるしかないのですが、きっとスポーツディレクター氏が言うように、“誰もがそうであろうと思うクラブ”でありましょう。エスクード前でのロセイ会長との記念写真を、心待ちにいたしております。

 

20年で18人のポルテーロ

ちなみに、、、7日のSPORT紙によりますと、アンドニ・スビサレッタが去ってからビクトル・バルデスが正守護神を務める今日までの20年間で、実に18人ものポルテーロがバルサのゴールを守ってきたのだそうです。“アテネの悲劇”(1994年)によってドリームチームは解体され、スビサレッタも退団。それからビクトルが登場するまでは毎年のようにポルテーロ問題が語られていました。

スビサレッタ(301試合)以後のバルサポルテーロは次のような感じです。ブスケツ(79試合)、ロペテギ(5)、アンゴイ(9)、アルナウ(24)、ビトール・バイア(39)、ヘスプ(95)、ドゥトゥルエル(15)、ペペ・レイナ(30)、ボナーノ(51)、エンケ(1)、ジョルケラ(7)、ルストゥ(4)、ルベン(2)、ピント(24)、オイエル(1)、そしてバルデスの375試合(数字はリーガ出場数)。あとはここに、スーペルコパに1試合出場したミーニョを加えての18名です。

バンガール時代のヘスプ以外はクレの期待にそえた門番はなく、バルサのゴールを守ることの大変さが伝わってくるのですが、スビたちが選び抜いたというテル・ステーゲンが次なる成功例となることを切に願います。ビクトルが正ポルテーロに落ち着いた時の、あの“やっときた感”はなかった。ああいう喜びは、出来ればもう要りません^^

そして第2ポルテーロをきっちり務めてくれているピントとのペアは安心感がありましたから、ステーゲンのみならず、こちらに関するクラブの決断も非常に重要です。ピントの続投か、それともペペ・レイナの出戻りか、あるいはオイエルの昇進、マシップの昇格か。どうか正解を選べますよーに!

 

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