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ぷち情報集(3/23)

 

バルサ関連ニュースを、幾つかさらっとご紹介。

 

カタランメディアのマドリーいじりが続いています。MUNDO DEPORTIVO紙の一面は炎上するフォントで「白い悪夢」。一方でSPORT紙は、「狼狽するマドリー」との見出しをつけました。いずれもお節介たっぷりに、白い館の非常事態を突っついている感じです。ちなみに首都系MARCA紙の一面は「マドリー爆発」。AS紙は論点のすり替えに懸命ですが、MARCAは白組に批判的な印象。好い風が吹いてきました。 

 

◇続・悪い見本

マドリーのゲーム後の醜態に関しては、日本の各有名フットボルニュースサイトではあまり触れられていないので、ささやかながらこちらで紹介します。本日のバルサメディアの話題はほとんどこっち系。興味のない方は、どうぞ読み飛ばしてください。

まず「hijo de puta」という最大級の侮辱フレーズを審判に放ったことで競技委員会の裁定にかけられ、2~4試合の出場停止となるぺぺですが(どうせ2試合だろうとの見方が有力)、指揮官ジョゼ・モウリーニョもまた弟子と同じく「hijo de puta」と審判に向けて言っていたそうです。テレビ局Cuatroが木曜日に報道したところによりますと、モウは審判を皮肉たっぷりに称える仕草とともに、ポルトガル語で侮辱していたのだとか。

さらにスキャンダラスなのはこちらです。エル・マドリガルでの試合を終え、憤まん爆発だったレアル・マドリーの選手たちは審判への不満を叫びまくるだけでは飽き足らず、なんとビジャレアルのロッカールームへと入っていったという報道もあります。カデナセールのビジャレアル特派員であるディエゴ・ガルシア記者がONA FMの取材に対し語ったところでは、マドリー選手とコーチたちはビジャレアルのロッカーへ入ってケンカを吹っかけていた。ガルシア記者はその情報を、ビジャレアルからの携帯メールで知ったのだと明かしています。

そして木曜日にEl Periodico Mediterraneoが明かしたところでは、挑発の先導役となっていたのはクリスティアノ・ロナウドで、ユニフォームを脱ぎ捨て、「こんなのは恥だ!プロのフットボルじゃない!」と叫んでいたそうです。それだけではなく、SPORT紙はマドリー選手たちが着替え後に審判控え室へと向かい、彼らを侮辱したり突いたりしたととも書いています。どこまでが事実であるかは分かりません。今後の関係者への取材で判明することもあるでしょうし、闇に葬られることもあるでしょう。もし事実であれば、たいへんな紳士のクラブです。

ちなみにマドリーはこのビジャレアル戦後の記者会見につづき、土曜日のラ・レアル戦前日会見もボイコットします。DPA通信社によればモウリーニョはクラブの全部門(理事、テクニコ、選手)に対し、「次の通知があるまで、この件に関しては一切喋るな」との命令を発令中だそうで、フロレンティノ・ペレスは「無条件に監督と彼の決断を支持する」とのことです。

マドリ系AS紙のウェブアンケート結果がステキだったので、幾つか紹介しておきます。まずこちら。 ●問い:パラダス・ロメロ主審はレアル・マドリーに害を与えましたか?結果:はい 35% いいえ 65% (306,432票時点) 続いてこちら。 ●問い:マドリーの悪い流れは続くでしょうか?結果:はい 76% いいえ 24%(610票時点) こんなのもあります。●問い:バルセロナは逆転優勝に成功する?結果:はい 69% いいえ 31%(5,337票時点) マドリメディアのアンケートとは思えぬ結果^^!

 

◇セスクが自主トレ

白組さんの残念話はここらでさておき・・・・バルサに話題を移しますと、こんな嬉しいニュースがありました。この木曜日はペップによって休日となっていたトップチームなのですが、セスク・ファブレガスがシウター・エスポルティーバにやってきて自主トレを行ったのです。火曜日のグラナダ戦は出番のなかった(ソン・モイシュへと向けて温存された)セスク。これからチームはシーズンの重要局面に入っていきますので、そこへベストのフォームで臨んでやろうという意気込みが感じられて良しです。バルサの4番はトレーナーとともに、ジムとグラウンドで汗を流しています。

たしかセスクは過去2シーズンは終盤にきて怪我を連発。主要3タイトル獲得のための苛烈なレースを行っていくという状況は、彼にとってひとつのチャレンジでしょう。バルサ復帰初年度でなにかと大変でしょうが、ここはいっちょガンバです。

この日休日出勤したのはセスクだけではなく、大事な瞬間にまたも怪我で戦列を離れることになったアドリアーノ・コレイアもまたジムで汗を流しています。

 

◇フェラン・アドリア語る

超有名レストラン”エル・ブジ”を閉店し、今は世界各国を飛び回っているというフェラン・アドリア料理長。「エル・ブジを開けていたときよりも働いている」という彼が、SPORT紙のインタビューに答えています。本職に関する各コメントも非常に興味深いのですが、それは割愛させていただくとして、フェランはまず、いまは愛するバルサを見る時間が以前より持てますねという問いに、こんなふうに言っています。「そうやね、少しは見れるようになったよ。リーガでのクラシコと、5月25日のチャンピオンズ決勝の予定は空けてるんや」

チーム運営のスタイルが似ているともいわれるペップ・グアルディオラについては、天才料理人はこう言ってます。「私は彼にとても敬服してるよ。でも彼をわずらわせたくはないんや。彼が監督やなくなったら、もっと頻繁に食事ができるやろう。彼と話すのは楽しいよ」

ペップの契約延長に話が及ぶと、フェランは「すごいプレッシャーがかかってるよね」としながらも、「同時に、日に日にNOというのは難しくなってると思う」とコメント。そこを突っ込まれると、「ノーノー、メッシがチームにいるこのバルサみたいなチームの監督を断れるか、ということ」と、修正しています。

フェラン・アドリアは、いわゆる”クライフィスタ”です。クライフは「フットボル界にもっとも大きな影響を与えた人物」だとして、選手・監督時代の功績を挙げる彼。そしてそれだけではないとして、こう語っています。「クライフはドリームチームを作り、フットボルの美学を作ったんや。そのコンセプトと哲学は今も残っていて、ライカーがモデルを引き継ぎ、グアルディオラが完成させた」

クライフ派ということで当然ラポルタ理事会も支持しているフェランなのですが、サンドロ・ロセイ理事会も「とても好きだし、勝利と敗北の価値を守っている」とも評価。「バルサはカタルーニャにとって最高のプロモーターであって、それはおカネでは買えへんものなんや」ということです。

 

◇イニエスタワインがメダル受賞

アンドレス・イニエスタに新たなる栄誉が加わりました。とはいっても今回はフットボル選手としてではなく、ワイン生産者としてです。なんでも彼のボデガで生まれたワインのうちの3銘柄が、カスティージャ・ラ・マンチャのワイン品評会でメダルを受けたそうなんですな。こちらの話題にはとんと疎いので、あやふやな説明に終始させていただきますと、3つのカテゴリーにおきまして、ボデガ・イニエスタのワインがそれぞれ金・銀・銅のメダルをゲット。なにはともあれ、おめでとうドン・アンドレス!

 

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