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グリースマンの家族がバルサ会長と会食したらしい件

「あったかもしれない」と語ったアモール

12月17日(日)のMD(ムンドデポルティボ)紙は、その日行われるデポルティボ戦を差し置き、グリースマンの話題を表紙で大きく扱いました。バルトメウ会長が選手の両親と会い、夏のバルサ移籍について話し合ったというスクープです。これに対してクラブディレクターのギジェルモ・アモールが「あったかもしれない」とコメント。信憑性を与えました。

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バルトメウ登壇

アトレティコ・マドリーのアントワン・グリースマン(26)をバルサが狙っているという話は、夏からありました。当時は飛ばし記事の匂いが強かったですが、最近の動きを見てるとどうも本気らしい。高額ではあるけれど、“1億ユーロぽっきり”で買えるグリースマンは他の案件と比べると良心的にすら思えます。

MD紙の説明では、グリースマンはバルサのスポーツマネージャーであるペップ・セグラと移籍で合意をしています。「それはもう幾つもの紙面で報道してきたことだ」という同紙。彼らが今回、“新たな局面”として述べているのは、オペレーションを仕上げるためにジュゼップ・マリア・バルトメウ会長が舞台に上がってきたことです。

契約解除金の1億ユーロを支払う

MDによると、バルトメウ会長は最近バルセロナ市内のレストランでグリースマンの家族と食事をしています。会長が会ったのは選手代理人をしているらしい姉と、両親です。

グリースマンの契約解除金は2018年の7月1日に2億ユーロから1億ユーロに戻るので、これを支払うことで移籍が可能です。彼を欲しいクラブにその金額を支払う考えがあり、選手側との合意があれば、オペレーションはもうほぼ完了となる。会長が出ていくのですから、話はかなり熟しているんでしょう。

次のステップはアトレティコに1億ユーロを支払ってグリースマンと契約したい旨を伝えることです。

ただ、ネイマールのPSG移籍時に話題となったように、契約解除金の支払いだと選手側に税金が発生する(バルサから1億ユーロなりを選手側に振り込み、それをアトレティコに渡すので選手の所得扱いになったはず)ので、バルサは選手を介さないクラブ間取引にしたい。それをアトレティコと交渉せねばなりません。

否定しなかったことで、肯定と捉えられる

そして話はデポルティボ戦終了後にモビスターの取材に応じたバルサのディレクター、ギジェルモ・アモールのコメントへ。日曜日のMD紙がこんなこと報じてますけど、と訊ねられたアモールは肯定も否定もしなかったのですが、メディアはそれを肯定の意味合いに捉えています。

「もし新聞がそう言うのなら、そうかもしれない。接近があったのかもしれないし、良い関係があるのかもしれない。会話があるのかもしれない。ここではそういうことがいつも言われたり書かれたりしているわけでね、フットボルの世界では避けようのないことだ。チャンスがあるなら、なんらかの関係を結ぶかもしれない選手は多くいる。それがクラブの仕事だからね」

一般論のようにしようとするアモール。しかしウソならウソだと言えばいいわけで、ウワサは暗に認められたことになっています。以上、バルサがグリースマンとだいぶ接近しているらしい件でした。

 

このニュースのまとめ

  • ・バルトメウがグリースマンの家族と会食した、とMD紙
  • ・それによるとバルサは1億ユーロを支払う準備がある
  • ・ディレクターのアモールは「可能性はある」と否定も肯定もせず

 

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