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ウンティティが契約更新で合意!

バルサとの契約を2023年まで延長するフランス代表セントラル

世界中のクレが待ち望んだニュースが届きました。「FCバルセロナと選手サムエル・ウンティティは、両者を結ぶ契約をこの5シーズン先、2023年6月まで延長することで合意した」。一時は座礁したとも伝えられた交渉がまとまったこと、心より嬉しく思います。

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今日、カンプノウでの儀式と記者会見

クラブの公式発表によれば、両者による契約更新の儀式は今日 6月4日(月)にさっそく執り行われます。

数週間の間があることも珍しくないですが、ムンディアル(W杯)前に片付けてしまおうと今回は迅速。時間はバルセロナ時間で午前10時、場所はカンプノウ内にあるベルリンの間です。その後、記者会見室リカール・マシェンクスで記者会見が開かれます。

フランス代表監督ディディエ・デシャンの許可を得ての、大急ぎでのサイン儀式です。

2年待たずしての更新は珍しい

2016年7月15日にFCバルセロナとの初契約を交わした選手が、2年も経ないうちに二つ目の契約書にサインをする。
最初の契約期間が5シーズンの場合、通常は半分を過ぎて以降の更新となりますから、2年目の途中でざわつきだしたウンティティは珍しい事例です。

その要因になったのは、あっという間にレギュラーを勝ち取ったビッグサムの実力と、確立した評価のわりにお手頃な6,000万ユーロの契約解除金でした。

新たな契約解除金がいくらに設定されるのか、まだ公式発表はない。
しかし今年更新したジェラール・ピケセルジ・ロベルトが5億ユーロなので、おおよそその辺りでしょう。

※6月4日の会見で5億ユーロとバルトメウ発表。

平行線をたどった交渉・・・

今回の交渉においては、6,000万ユーロでウンティティが手に入るのなら・・・ とマンチェスター・ユナイテッド(モウリーニョ)が魅惑の年俸オファーを出したことが、バルセロナと選手側の交渉を難しくしたとされます。

ウンティティはそれに匹敵する額をもらってバルサでプレーを続けたい。
バルサはウンティティが必要だけれど、サラリー体系のバランスを崩す金額は払えない。

入団時のサラリーが控えめに設定されたので、自分が価値を示した以上、大幅に増額されるに相応しいとの思いもビッグサムにはあったようです。一方でバルサもメッシに次ぐ額はムリと突っぱねる。
一時期、交渉は平行線をたどり、残念な結末になるんじゃないかと盛んに報じられた時期もありました。

ある代理人が加わり、話が動いた

そこで転機となったのが、ウンティティがあるエージェントを代理人に加えたことでした。MDによりますと、その殊勲者はピケラキティッチの代理人も務めるアルトゥロ・カナーレスという人物で。

ウンティティの代理人は兄のヤンニック氏が務めていたと思いますが、バルサの給与体系を知り、かつ交渉上手なカナーレス氏が入ったことで、両者は妥協点を見出す方向で動き出した。サムの兄氏がどうというのではないですが、仲立ちは重要です。

選手を所属クラブへと縛る契約解除金が、たとえば5億ユーロに設定されるとすれば、クラブはその対価として選手を納得させるラインの給与を提案したことになります。実績で上回るピケラキティッチに次ぐあたり・・・?

なんにせよスカッドの基礎となる選手を逃さず確保できたのは良かったです。
セントラルは要の二人の続投が決まった。
あとは三十路のピケを世代交代させる選手をどう育てていくか、報道によるとそれはクレマン・ラングレ(22)が濃厚ですが、次の関心はそちらへと移っていきます。

このニュースのまとめ

  • ・FCバルセロナとウンティティが契約延長で合意(~2023年)
  • ・今日、サイン儀式と記者会見
  • ・交渉は一時、平行線をたどっていた
  • ・ある代理人の加入で解決したという

 

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