ウンティティが契約更新、バーゲン選手はとりあえずゼロに
サムエル・ウンティティとの契約更新で合意したことによって、FCバルセロナの差し迫った契約交渉はとりあえず一段落しました。スカッドの主力の契約解除金はこれで、軒並み『億超え』。どこかの富豪クラブが強引に引き抜こうとしても、容易にはできない“シールド”の完成です。
軒並み 1億ユーロ超え
スペインでは選手たちの権利確保のために、契約を一方的に解除することを可能とする金額が設定されています。これが選手のブレイクなどによって、時として“お手頃価格”へと変わる。最近のバルサではセルジ・ロベルト(4,000万ユーロ)やサムエル・ウンティティ(6,000万ユーロ)がバーゲン価格でした。
決してお手頃ではなかったネイマール(2億2,000万ユーロ)がPSGに引き抜かれたことを受け、レオ・メッシも安全圏といえる7億ユーロに増額。年齢やスター性、活躍度などから見て、強引に連れて行かれそうな選手はいなくなりました。
ここ最近、複数のビッグクラブが狙っているとの話が出てきているジャスペル・シレセンも(チャンピオンズの影響か)、選手が移籍を望まなければ、6,000万ユーロなのでさすがにないでしょう。
あとはそう・・・ デニス・スアレスの5,000万ユーロが「安くて危険!早く更新を!」となるような活躍を期待ですかね。デニスの場合は契約期間も2020年までなので(1年延長OP付)、来季が本当に勝負のシーズンです。
契約解除金(契約終了年)リスト
ということで以下が、2018年6月4日現在でのFCバルセロナ選手たちの契約解除金と契約終了年です。
- ●レオ・メッシ 7億ユーロ(2021年)
- ●ジェラール・ピケ 5億ユーロ(2022年)
- ●セルジ・ロベルト 5億ユーロ(2022年)
- ●サムエル・ウンティティ 5億ユーロ(2023年)
- ●フィリペ・コウチーニョ 4億ユーロ(2023年)
- ●ウスマン・デンベレ 4億ユーロ(2022年)
- ●セルヒオ・ブスケツ 2億ユーロ(2021年+2年)
- ●ルイス・スアレス 2億ユーロ(2021年)
- ●テル・ステーゲン 1億8,000万ユーロ(2022年)
- ●ジョルディ・アルバ 1億5,000万ユーロ(2020年)
- ●イバン・ラキティッチ 1億2,500万ユーロ(2021年)
- ●パウリーニョ 1億2,000万ユーロ(2021年)
- ●ネルソン・セメド 1億ユーロ(2022年)
- ●アンドレ・ゴメス 1億ユーロ(2021年)
- ●パコ・アルカセル 1億ユーロ(2021年)
- ●ジェリー・ミナ 1億ユーロ(2023年)
- ●トーマス・ベルマーレン 8,000万ユーロ(2019年)
- ●カルラス・アラニャー 7,500万ユーロ(2022年)
- ●ジャスペル・シレセン 6,000万ユーロ(2021年)
- ●ルカス・ディニェ 6,000万ユーロ(2021年)
- ●アレイシ・ビダル 6,000万ユーロ(2020年)
- ●デニス・スアレス 5,000万ユーロ(2020年+1年)
このニュースのまとめ
- ・契約更新により、“安全圏”となったウンティティ
- ・レギュラー組は全員『億超え』
- ・契約解除金の面からは、シールドが完成した
コメント