選手からセビージャに移籍の意思が伝えられ、あとはクラブ間合意のみと
セビージャのフランス人セントラル、クレマン・ラングレ(23)のFCバルセロナ移籍が実現まであと一歩に迫っているようです。選手はすでにセビージャに対して退団の意思を示していて、あとはクラブ間で支払い方法などを合意すれば、オペレーション完了となる模様。数日内に公式発表となる雰囲気です。
若く将来性あるセントラル
ジェラール・ピケがもう31歳となり、トーマス・ベルマーレンも今季限りであろうFCバルセロナにとって、若くて将来性のあるセントラルの確保は重要でした。
そこで目を付けたのが、リーガで1シーズン半の経験があり、バルサ向き特性(パス供給力、技術力)に優れた若きラングレ。彼はそれだけではなく契約解除金が3,500万ユーロと、昨今の高騰マーケットにおいてはお手頃な価格でもありました。
セビージャもまた、ラングレに対して引き留めのオファーを出していたようですが、選手は熟考の末にカンプノウでの挑戦を決断。その旨を昨日アンダルシアクラブへと伝えたとされます。
費用は3,800万ユーロ
ある選手の引き抜きを目論む場合、その選手の合意があることで、所属クラブの意思にかかわらず契約解除金の支払いによってその選手を獲得することができます。
しかしバルサはセビージャとは話をして、通常移籍としてクレマン・ラングレを獲得したがっている。
理由はそれによって分割払いが可能となりますし、友好的でもあるから。
セビージャには手にする移籍金が増えるメリットがあります。
ラングレの契約解除金に関してはメディアによって諸説ありますが、SPORTは3,000万ユーロだと見ています。これを3,500万ユーロまで上げ、セビージャが仏ナンシーに支払うべき300万ユーロの育成権利金も負担した3,800万ユーロが、オペレーション費用になるとのことです。
バルサ入団発表は木曜日?
セビージャFCのプレシーズンは、今日7月3日(火)から始まります。
クレマン・ラングレはこれに参加する予定はないらしく、したがって選手のセビージャ退団は今日にも発表される模様。あとはバルサとセビージャの交渉成立後、木曜あたりにアスルグラナクラブへの移籍が発表される見込みのようです。
そして来週7月11日(水)に始まるバルサのプレシーズンに合流すると。
この日にはアルトゥール・メロの顔も見られるだろうと予想されています。
このニュースのまとめ
- ・クレマン・ラングレがセビージャに退団の意思を伝えたらしい
- ・獲得にかかる費用は3,800万ユーロ
- ・木曜にバルサ入団発表か
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