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マッチレポート|リーガ第33節 バルサ 2-1 レアル・ソシエダ

Liga Española | jornada 33

大一番後で、省エネモードっぽく。
ラングレとアルバ、守備陣のゴールで優勝へまた前進。

本拠地カンプノウにて、ラ・リーガ優勝に必要な勝点3を確実に確保。レアル・ソシエダに2-1で勝利した。得点は二人の守備陣たち(ラングレジョルディ・アルバ)によるもので、前半終了目前と相手の同点後という、ちょうど良いタイミングだったのがとても効いた。優勝まで、あと6ポイント。

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試合のポイント

省エネモード:前半のボールはバルサが支配した。プレッシングも機能。しかしゴールチャンスは作り出せず、省エネモードで様子を見ているようでもあった。バルサは後方から前線へのロングボールを多用。最初の決定機はレアル・ソシエダで、ファンミの1対1をテル・ステーゲンが阻止している(37分)。



前半終了直前のゴール:その後くらいから、バルセロナはギアを一段上げる。41分にはエリア内・メッシの個人技から最後は逆ポスト前ルイス・スアレスが決定的シュートを放つもGKルジがセーブ。しかし0-0でハーフタイムかと思われた追加タイム、CKからラングレのヘッドが決まり、バルサはまんまと1-0で前半を終えた。

同点にされまして:後半の序盤はレアル・ソシエダが勢いを強め、テル・ステーゲンの仕事を増やした。バルサはショートカウンターからバスクチーム攻略法を模索。これといった変化のないままに時間は流れ、62分にラ・レアルがファンミ弾で同点に追い付いた。ピケの予測も及ばなかったアシストの縦パスが見事。

2分後に勝ち越し:勝点3の必要なバルサは再びギアを上げ、その2分後には勝ち越し点を上げてみせる。決めたのはジョルディ・アルバ。メッシの縦パスを受けてからの右へのスライドと、相手の裏をかく右足シュートに拍手だ。再リードし、試合はまたバルサのペースになる。効率を重視し、守備陣のゴールで着実にラ・リーガ優勝へと歩みを進めた、そんな試合。

トピックス

優勝まであと2勝:目論見通りレアル・ソシエダに勝利したことで、バルサがラ・リーガ制覇に必要な勝点はあと6つとなった。ちょうど平日開催のある週なので、2連勝すればチャンピオンズ・リバポー戦の前にタイトルを一つ獲得可能。2位アトレティコが敗れることで、バルサの目標達成はさらに容易(戦力の温存可能)となる。

●第34節は、4月23日(火)にアラベス対バルサ(21時半)と24日(水)にアトレティコ対バレンシア(19時半)。
第35節は4月27日(土)にアトレティコ対バジャドリ(16時15分)とバルセロナ対レバンテ(20時45分)。

ラングレの今季初得点:前半最後のプレーで手に入れた先制点は、クレメン・ラングレのヘディング弾。ボールがネットを揺らした瞬間のちょっと照れくさそうな表情が逆に人柄を伝えて良かった。
ラングレの得点は今季初で、リーガ初で、カンプノウ初。バルサ選手としての初ゴールは2018年10月31日、コパ1/16 final クルトゥラル・レオネサ戦のヘディング弾。こちらは後半追加タイムだった。アシストはどちらもデンベレ

クレメン・ラングレできるだけ早くカンペオンになりたい。でもそのために頑張らないとね。タイトルは今週にも決まるし、そうなるようにトライしていくよ。ファンの前で祝えるようにね」

●チームの決勝点を決めたのは、ジョルディ・アルバ。メッシの十八番の逆写しのような、左から右へとスライドしての右足のシュートを逆ポスト横へと突き刺した。
アルバは今季ラ・リーガで2得点+8アシストで、ゴールへの直接関与回数(10回)ではDFで最多となる。

ジョルディ・アルバ「大きな労力を費やした試合(ユナイテッド戦)の後だったからね、ちょっと苦労したよ」「ミスターは選手全員の出場時間を上手く配分してるよ。先日の努力の後だから、今日の勝ちには大きな価値がある」

DF二人の得点で勝利:バルサが前回、DFの2ゴールで勝利したのは2011/12シーズンの国王杯1/4 final @ベルナベウのこと。カルラス・プジョルエリック・アビダルのゴールによって1-2で勝っている。

コウチーニョへの疑問は理解できない:コウチーニョに対して観客席の一部から指笛が鳴らされた件に関し、ネルソン・セメドが疑問を述べた。「僕は100%コウチーニョと共にいるよ。彼がチームの手助けをするためにハードワークしてるのを知ってるからね。能力は証明されているんだし、どうして彼の資質が疑われるのか、僕には理解できないな」

ポゼッションで下回った:バルサが相手チームにポゼッション率で引けを取った(49.4% – 50.6%)。しかもカンプノウで。前半は56.9%対43.1%で上回っていたバルサだが、後半はショートカウンター狙いとなり、その結果レアル・ソシエダのボール支配率が勝つことになった。




FC Barcelona Real Sociedad
2 1
20 de Abril 2019 – Sabado 20:45 h
Camp Nou
: 75,470
Goles
Lenglet (45)  
  Juanmi (62)
Jordi Alba (64)  
Titular
Ter Stegen【7】 Rulli
Semedo【6】 Zaldua
Piqué【6】 Llorente
Lenglet【7】 Aritz
Jordi Alba【7】 Aiben
Rakitic【6】 Zubeldia
Arturo Vidal【7】 Ruben Pardo
Arthur【5】 Merino
Messi (c)【6】 Juanmi
Dembélé【5】 William José
Suárez【5】 Oyarzábal
Cambios
Arthur→
Busquets【5】(56)
Zubeldia→
Sangalí (54)
Dembélé→
Coutinho【5】(72)
Llorente→
Sandro (87)
Arturo Vidal→
Sergi Roberto【sc】(90)
Juanmi→
Barranetxea (87)
Entrenadores
Ernesto Valverde【5】 Imanol Alguacil
Arbitro
González Fuentes (asturiano)
Tarjetas
  Merino (15)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 1 2

Golesredcard

1 1 0
6 5 11 (4)

Tiros a puertaredcard

9 (2) 7 2
2 3 5

Ocasiones de Golredcard

2 1 1
3 1 4

Cornersredcard

2 2 0
3 3 6

Fueras de juegosredcard

0 0 0
    516

pasesredcard

524    
57%   49% Posesion del Balon 51%   43%
8 3 11

Faltasredcard

12 5 7
0 0 0

Tarjetas Amarillasredcard

1 0 1
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

ベルマーレン、ラフィーニャが負傷欠場。
トディボ、ムリージョ、ボアテングが監督判断で招集外。
シレセン、ブスケツ、コウチーニョ、マルコム、セルジ・ロベルト、アラニャー、ウンティティがベンチスタート。

マンチェスター・ユナイテッド戦からは少しだけメンバー交代。セルヒオ・ブスケツが控えスタートとなり、ラキティッチが中盤底に入った。左エストレーモにはデンベレを起用。

交代の1人目はアルトゥールからブスケツで、ラキティッチがインテリオールに。
2人目はデンベレに替えてコウチーニョ。
3人目はビダルが任務終了となり、セルジ・ロベルトが中盤で。

Titular Final
先発時 終了時
 

2019年4月21日(日)、レアル・ソシエダ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。

MD「あと2勝」

  • あと2勝
  • → 立ち向かいしラ・レアルを屈服させたラングレとアルバの2ゴール。そしてバルサはタイトルまであと6ポイントに
  • → もしアラベスに勝ち、アトレティコが水曜日のバレンシアに負ければ、次節にも優勝が決まる
  • エイバル 0-1 アトレティコ
    優勝決定を未解決のままにしたレマル

SPORT「優勝目前」

  • 優勝目前
  • → バルサがラ・レアルに勝ち、水曜日にもタイトルに手が届くかもしれない(アラベスに勝ち、アトレティコがバレンシアに負けた場合)
  • → 最小限の努力で3ポイントを手にするには、ラングレとジョルディ・アルバのゴールで十分だった
  • エイバル 0-1 アトレティコ
    アトレティコは輝きなく勝利し、2位を固める

 

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