2021年6月でマンチェスター・シティとの契約が終わる元カンテラーノ
ひょっとするとジェラール・ピケと似た道を辿るかもしれない
バルサ育成部門でカデッテAまでプレーし、カンテラ最高のセントラルと将来を期待されながらも、2017年夏にマンチェスター・シティへと去って行ったエリック・ガルシア。ペップ・グアルディオラのいるシティのほうが、バルサよりも早く成長するチャンスがあるだろうと見ての退団ですが、クレとしては残念でした。そんな彼の呼び戻しを、バルサがいま狙っているという。英国クラブとセントラルの契約があと1シーズンで切れるのです。
元「ラ・マシア史上最高のセントラル」
ジェラール・ピケ(33)の後継者に、エリック・ガルシア(もうすぐ20歳)が就くのであれば理想的です。元々彼はそういう将来を嘱望されていた。16歳当時から「ラ・マシア史上最高のセントラル」と評され、ピケと比較されていたのです。数年間の別離を経て、元サヤになるのは良い話・・・
しかしカンテラーノの出戻りは、実際かなり難しいです。
バルサとしては、自主退団したカンテラーノの呼び戻しに大金を投じる考えはない。
セスク・ファブレガスを無理して呼び戻し、失敗した反省もあり、呼び戻しは基本的に行わず門を開くとしても安価に限る、とのクラブ方針なのです。
ジェラール・ピケの場合は退団の経緯は異なりますが、2008年に500万ユーロでマンチェスター・ユナイテッドから獲得。後継に期待されるエリックも同じ街のクラブから呼び戻し、となると面白い因縁ではあります。
無料で呼び戻せるかもしれない
ESPNのニュースをきっかけにして広まった、今回のエリック・ガルシアのバルサ復帰に関する憶測。ポイントになるのはエリック・ガルシアとシティの契約が、これまで報じられていた2022年6月末までではなく、2021年に終了するらしい件です。
2017年夏にバルセロナとの契約延長を断り、英国行きを選んだキラキラ星を、あとわずか1年待つことにより、今度は逆に契約切れで取り戻せるかもしれない。可能であれば、むふふな展開です。ただ・・・
エリック・ガルシアはFCBエスコラ(バルサスクール)からバルサの門をくぐり、育成部門の全チームでカピタンを担ってきたガチの有望株でした。
なのにカデッテAからフベニールに上がる(16歳になる)ザ・青田刈りのタイミングで、代理人カルラス・プジョルの助言によってシティでの成長を選んだ。もうバルセロナには戻れないと覚悟して去った選手が、果たしてバルサの誘いに応じるのかという疑問はあります。
今、ピケの後継者として扉は開いている
期待をかけるとすれば、3年前との状況の変化です。
今にして振り返れば、当時のバルサB、ならびにフベニールBの責任者があのペップ・セグラだったのがエリック・ガルシアの不運でした。
2017年夏は、チームメイトであるアンス・ファティらキラキラ星数名がバルサの引き留めに応じているので、彼のシティ移籍が与えた印象は残念さが勝っていたのですが、セグラがエリック・ガルシアを評価せずにごく平凡なオファー(スポーツ的にも、金銭的にも)しか出していなかったのであれば、マンチェスターからの提案が魅力的だったのも仕方がないのです。
では、ペップ・セグラがいなくなり、ジェラール・ピケの後継者としての扉がどーーんと開いている現状はエリック・ガルシアの目にどう映るだろうか。あとは自分と同じく2021年6月でシチズンズとの契約が終わる、グアルディオラの去就。
いくつかの要素をお花畑な楽観論で見ているだけで、あっさりシティとの契約更新がなされてしまうオチも十分にあるわけですが、可能性はなくもないのでクラブの強化担当と同じくあちらの交渉を見守りましょう。
当面は様子見しかありません。
コメント
一部の女の子はサッカーも大好きです..非常に熱い女の子-サッカーファン….後悔しないでください。(ニックネームでリンク )
>>代理人カルラス・プジョルの助言によってシティでの成長を選んだ。
これ、ショッキングな話ですね…
プジョルにも見切られてたのか…