打てども打てどもゴール入らず引き分け・・・。
数的有利になった30分間はシュートの雨を降らせたが、1つも決まらず。
ネトの凡エラーで失点、相変わらずバルサにPKを与えない主審。
まだシーズン序盤ではあるが、ラ・リーガがバルサから逃げていく感覚。相手が1人少なくなり、すぐ同点に追い付いたまでは良かったが、その後はシュートを打てども打てども決まらず。逆転ゴールは生まれず、またも勝点2を取り逃した(ここ4試合は2分2敗)。チャンピオンズでの良い流れをラ・リーガへと持ち込めないバルセロナ。
試合のポイント
●立ちはだかるアラベスの堅守:ユベントス戦の勝利で得た良い流れを、ラ・リーガにも持ち込みたい。だがそんなクーマンチームの希望は、シンプルに堅守速攻(5バックで中央封鎖)を仕掛けるアラベスの前に停滞する。13分、ラングレのロングパスはシュート上手なアンスが珍しく外して0-1ならず。16分にはネトが好守でゴールを守り、22分のメッシの強烈なFKは、Lejeuneがゴールライン前で弾いて得点を阻止している。
●痛恨エラーで奪われた先制点:勿体ない度100%の失点がとびだしたのは31分のことだ。ルイス・リオハの個人突破(可能性薄)は一度ラングレがブロックするのだが、その後、ピケからバックパスを受けたGKネトがリオハにボールを奪われる痛恨のエラー。ネトの足元も悪くはないが、これはマズい。テル・ステーゲンが復帰間近であることが、意識下にあったのだろうか。ピケとネトの距離も近かった。
●無視するVAR:バルセロニスタとして不愉快なのは、バルサに有利となるようなVARの介入が滅多にないことだ。35分、メッシからのセンタリングに頭で合わせようとしたデ・ヨングはシモ・ナバーロに押されていたが、エルナンデス主審もVARもこれをスルー。39分には判定に苛立つメッシが審判に向けてボールを蹴り、警告されたりもしている。
●アラベスに退場者、グリーズマンの同点弾:状況を変えたいクーマンはハーフタイム明けから3人を交代する。ラングレ、ブスケツ、デンベレ(行方不明)に代えてピアニッチ、ペドリ、トリンカオをピッチへ。彼ら3人はそれぞれに存在感を発揮していたが、守りを固めるアラベスを崩すにはあと一歩、運や精度が足りなかった(工夫も)。62分にホタが2枚目のカードで退場となり、その直後にグリーズマンが技ありの柔らかバセリーナで同点にしたまではバッチリだったのだが・・・ グリジは71分にもオフサイドながらもネットを揺らしており、それを次への希望としたい。
●シュート、シュート、シュート:残り20分間は、バルセロナの一方的な攻撃が繰り広げられた。シュート数は後半だけで20本。手にしたCKは13回。しかしペナルティエリア内に密集したアラベス選手たちの脚・脚・脚がバルサのシュートを弾き返し(ブロックされたシュート8本)、壁を抜けたボールはことごとくGKパチェコが止めては止めた。メッシの近距離弾まで弾かれてはどうしようもない・・・ 結局バルセロナは猛攻を仕掛けながらも1点を奪えず、試合は1-1で終了。ラ・リーガのここ4試合で加えた勝点はわずか2にとどまる。
トピックス
●
●
La Liga | Jornada 8 | |
31 de Octubre 2020 – sabado 21:00 h Mendizorroza:— |
|
Deportivo Alavés | FC Barcelona |
1 | 1 |
Goles | |
Luis Rioja (31) | |
Griezmann (63) | |
Titular | |
Pacheco | 【】Neto |
Ximo Navarro | 【】Sergi Roberto |
Laguardia | 【】Piqué |
Lejeune | 【】Lenglet |
Edgar | 【】Dest |
Tomás Pina | 【】Busquets |
Battaglia | 【】De Jong |
Jota | 【】Dembélé |
Rubén Duarte | 【】Griezmann |
Deyverson | 【】Ansu Fati |
Luis Rioja | 【】Messi (c) |
Cambios | |
Ximo Navarro→ Martin (41) |
Busquets→ 【】Pjanic (46) |
Deyverson→ Joselu (57) |
Lenglet→ 【】Pedri (46) |
Edgar→ Tavares (58) |
Dembélé→ 【】Trincao (46) |
Luis Rioja→ Manu (72) |
Jordi Alba→ 【】Dest (69) |
Tomás Pina→ Adrián Marín (72) |
Ansu Fati→ 【】Braithwaite (78) |
Entrenadores | |
Pablo Machín | 【】Ronald Koeman |
Arbitro | |
Hernández Hernández (canario) | |
Tarjetas | |
Jota (15) | Messi (39) |
Deyverson (22) | Lenglet (44) |
Jota (62DA) | Busquets (44) |
Duarte (87) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 0 | 1 |
Goles |
1 | 1 | 0 |
3 | 1 | 4 (3) |
Tiros a puerta |
25 (9) | 20 | 5 |
2 | 1 | 3 |
Ocasiones de Gol |
10 | 7 | 3 |
2 | 0 | 2 |
Corners |
14 | 13 | 1 |
0 | 1 | 1 |
Fueras de juegos |
3 | 2 | 1 |
206 |
pases |
830 | ||||
25.5% | 15.5% | 20.2% | Posesion del Balon | 79.8% | 84.5% | 74.5% |
8 | 8 | 16 |
Faltas |
4 | 1 | 3 |
1 | 1 | 2 |
Tarjetas Amarillas |
3 | 0 | 3 |
0 | 1 | 1 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
テル・ステーゲン、アラウホ、コウチーニョ、ウンティティが負傷中。リキ・プッチとマテウスは監督判断で招集外。 だいたいいつもの顔ぶれ。デンベレが前線の右に選ばれている(ほぼ存在感なし)。 前半の出来はひどく、ハーフタイムで一気に3人交代。ブスケツ、ラングレ(被カード)、デンベレがベンチに下がり、ピアニッチ、ペドロ、トリンカオが送り出された。デ・ヨングがセントラルへ。 |
|
Titular | Final |
2020年11月1日(日)、アラベス戦翌日のバルセロナスポーツ紙。ラ・リーガ翌日は笑顔のない表紙写真が続く。
MD「シュート精度なく」
- ■シュート精度なく
- → バルサはネトのエラーに打ち勝ち、パチェコの守るゴールに襲いかかったが、グリーズマンのゴールで追い付くに止まる
- → 主審とVARはデ・ヨングへの明らかなPKを無視し、クーマンチームが積み重ねた勝点は直近の12のうちの2つだけ
- ■ペップ・グアルディオラ「私の監督としてのバルサ時代はすでに終わった」
- ■レアル・マドリー 4-1 ウエスカ
アザールが1年以上ぶりに得点、そして余裕の勝利 - ■オサスナ 1-3 アトレティコ・マドリー
ジョアン・フェリックスのもう一つのドブレーテがコルチョネロたちに翼を与える
SPORT「なんて不公正なんだ!」
- ■なんて不公正なんだ!
- → ネトのとんでもない失敗と、デ・ヨングへのPKを吹かない審判の新たなエラーが、相応しい勝利からバルサを遠ざけた
- → クーマンチームのラ・リーガでの悪い流れは続く。最近の4試合で積み上げた勝点は12分の2のみ
- ■ラ・リーガ/マドリー 4-1 ウエスカ
アザールが“復活”し、マドリーは大量得点
コメント