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バルベルデ「アトレティコ戦の勝点に、より価値があるわけじゃない」:ラス・パルマス戦前日会見

ラス・パルマス戦にもアトレティコ戦と同じ重要性があるとチングリ

FCバルセロナがリーガタイトルへと近づくうえで、非常に重要な4日間が始まりました。
視線はどうしても日曜日のアトレティコ・マドリー戦に向かってしまいますが、そこで勝ってシメオネ組に引導を渡すためには、今日のラス・パルマス戦もまた同じように大事。エルネスト・バルベルデはどちらの勝点3も同じ価値がある、と強調しています。

不利な日程への不満

シーズン序盤に好調だったバレンシアが失速し、レアル・マドリーが愉快な混乱に身を投じていたことで、2017/18シーズンのラ・リーガはバルセロナとアトレティコ・マドリーの2強対決となっています。

日曜日の直接対決を前にした両チームの勝点は、首位バルサが「65」で、一足早く昨夜試合をしたアトレティコが「61」。「4」差で圧力を受けるバルサですが、2連勝することで、勝点差を再び「10」へと拡大することが可能です。

中3日でカンプノウを訪れるアトレティコに対し、バルサは中2日というラ・リーガの無慈悲なカレンダー。
さらに遠い遠いグラン・カナリアからの帰宅は金曜の未明と、相手側に比べて不利な条件ですが・・・ 結局のところはそれでもやるっきゃないですから。

でも愚痴くらいは許されるということで、ラス・パルマス遠征出発前のエルネスト・バルベルデはこう語っています。

「アトレティコが今日(昨日)カサでプレーし、私たちは明日(今日)遠くでプレーをするので、今回は私たちが損害を受けるね。しかしこれに関してアトレティコに一切責任はない」

責任があるのは、バルサも水曜試合にできたラ・リーガです。

「時々、ヨーロッパリーグをプレーするチームは木曜と土曜に試合をすることになって、私もアスレティックでその経験があるけれど、別のコンペティションだからね。今回はリーガの2節で、重要なテーマだ」

チングリがこういう不満を口にするのは珍しいので、苛立ってるんじゃないでしょうかね。

目の前の試合に集中する

いずれにせよ、バルサがリーガ優勝へと近づくためには、日曜日のアトレティコ戦と同じように今日のラス・パルマス戦も重要です。それは間違いない。

明日(今日)の試合のプランや先発を考えるのは、そう難しいことじゃない。アトレティコ戦の3ポイントがに、より価値があると考えるなら難しいだろうけれど、そうではないからね。違いがあるなら、それは直接対決の結果だけだ」

「だから日曜日に完全に集中するのは、なんの役にも立たない。今の私たちはUDラス・パルマス戦にだけ照準を合わせてるんだ。勝点9を得られるこの1週間で、私たちはすでに3を手にしている。これを6にしてバルセロナに戻れるかどうか、見てみようじゃないか」

ライバルに直接「1敗」を付けられる点が大きいですが、得られるのは同じ3ポイントとの理論。

そういうことなので、アトレティコ戦のために主力を温存するかどうかについても「繰り返すけれど、私はこの試合にだけ注目したい。アドバンテージを保つために、ここでの勝点は重要だからね」と述べ、出場停止にリーチがかかっているルイス・スアレスについても「見てみよう」と回答を避けています。

前節は休ませると思っていたジェラール・ピケを使ってきたバルベルデですから・・・
スアレスも温存しなさそう。と思わせておいて裏をかくかも^^;
会場がグラン・カナリアといえど、ラス・パルマスにはルイシート抜きで勝てるところを見せてほしいです。

■ラス・パルマス戦招集リスト

テル・ステーゲン、ピケ、ラキティッチ、ブスケツ、イニエスタ、スアレス、メッシ、デンベレ、シレセン、コウチーニョ、パウリーニョ、アルカセル、ディニェ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、アレイシ・ビダル、ウンティティ、ベルマーレン

出場停止:ジョルディ・アルバ
負傷中:ネルソン・セメド
監督判断で招集外:デニス(リーガ4試合連続)、ジェリー・ミナ

 

コメント

  1. レト より:

    もちろん2戦全勝できるに越したことはないんですが、ローテーション出来なかったら今後の試合にも影響する可能性がありますからね。
    既にコンディション不良の試合は何度か経験していますし、チームの最大の不安材料の一つです。
    特に最近はブスケツの調子が悪いのでフルで使われないか心配です。

    逆に相性の悪いアトレティコ戦でローテーションしたら尊敬しますけど。

  2. みうゆー より:

    招集メンバーを見るたび、デニスが…と落ち込んでしまいます…
    確かにコウチーニョも入り、入る隙間が狭くなりましたが、デニスには退団して欲しくないです。

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