欧州での傷は癒えるどころか、さらに開き。
決定力の高さを見せつけたムバッペ、バルサを葬るハットトリック。
メッシのPKで先行したが、あらゆる点でPSGが上回っていた。
FCバルセロナのチャンピオンズは事実上、終了と言って良いだろう。前年度準優勝チームであるPSGに1-4の完敗。バルサはメッシのPK弾によって先制に成功したが、その後のパリ勢の攻勢には為す術もなく、最後はエース・ムバッペに圧巻のハットトリックを達成されて撃沈している。敵地パリで0-4はさすがに期待できず、むしろ再蹂躙される方があり得る。
試合のポイント
●ムバッペ★サイクロン:キリアン・ムバッペ・・・ 怖い選手だと思っていたが、本当にそのとおりだった。カンプノウ初登場のムバッペは、このハットトリックでクレの記憶に鮮烈に刻まれることになるだろう。キエフ時代のシェフチェンコが近いだろうか。脆いバルサの守備はPSGを、特にフランス人クラックを抑えるにはあまりにも不十分。微妙なPKをもらって先制できたまでは良かったが、以後はほぼPSGペースで試合は進み、最終的には1-4なる新たな大量失点で葬られたのだった。チャンピオンズも春を待たずして終了か。今日はやけに風が冷たい。
●気力の萎えた中年クレに、この試合のまとめレポを書ききれるだけのエネルギーはない。元気が多少復活すれば続きを書くかも?WOWOWと視聴契約した後で、この試合が無料放送だと知り、2試合目はもうあれなので契約不要だったなと凹んでいる。
トピックス
●更新中:
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Champions League | 1/8 final ida | |
16 de febrero 2021 – martes 21:00 h Camp Nou :— |
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FC Barcelona | Paris Saint-German |
1 | 4 |
Goles | |
Messi (27pk) | |
Mbappe (32) | |
Mbappe (65) | |
Kean (70) | |
Mbappe (85) | |
Titular | |
Ter Stegen【】 | Keylor Navas |
Dest【】 | Florenzi |
Piqué【】 | Marquinhos |
Lenglet【】 | Kimpembe |
Jordi Alba【】 | Kurzawa |
Busquets【】 | Paredes |
De Jong【】 | Gueye |
Pedri【】 | Kean |
Dembélé【】 | Verratti |
Griezmann【】 | Mbappé |
Messi (c)【】 | Icardi |
Cambios | |
Dest→ Mingueza【】(71) |
Gueye→ Ander Herrera (46) |
Pedri→ Trincao【】(78) |
Verratti→ Draxler (73) |
Piqué→ Riqui Puig【】(79) |
Kean→ Danilo (85) |
Busquets→ Pjanic【】(79) |
Florenzi→ Kehrer (89) |
Griezmann→ Braithwaite【】(85) |
|
Entrenadores | |
Ronald Koeman【】 | Mauricio Pochettino |
Arbitro | |
Björn Kuipers (holandes) | |
Tarjetas | |
Gueye (20) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 0 | 1 |
Goles |
4 | 3 | 1 |
7 | 7 | 14 (4) |
Tiros a puerta |
16 (8) | 8 | 8 |
4 | 0 | 4 |
Ocasiones de Gol |
10 | 6 | 4 |
0 | 4 | 4 |
Corners |
7 | 1 | 6 |
0 | 1 | 1 |
Fueras de juegos |
0 | 0 | 0 |
274 | 282 | 556 |
pases |
476 | 234 | 242 |
49% | 52% | 51% | Posesion del Balon | 49% | 48% | 51% |
36 | 58 | 94 | perdidas de balon | 104 | 50 | 54 |
20 | 25 | 45 | recuperaciones de balon | 52 | 28 | 24 |
4 | 7 | 11 |
Faltas |
16 | 6 | 10 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Amarillas |
1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
アラウホ、コウチーニョ、セルジ・ロベルト、アンス・ファティが負傷欠場。 ピケが強行復帰(前日にグループ練習に加わったばかり)。ラングレとコンビを組んだ。右ラテラルにはデスト。その他は予想されたとおりのメンバーとなっている。注目は恐怖のムバッペと対峙するデストだったが、散々な結果に終わった。 交代は後手を踏んだ。1人目は逆転を許し2点を追う展開となった後の71分で、デストをミンゲサに代えて攻守の立て直しを図る。 |
|
Titular | Final |
2021年2月17日(水)、PSG戦翌日のバルセロナスポーツ紙。
MD「ムバップ・レオ」
- ■ムバップ・レオ(※造語・・・ ムバッペがレオのようだということか)
- → 並外れたムバッペのハットトリックが、脆く不正確でキャラクターのないバルサを粉砕した
- → メッシがPKで1-0としたものの、パリチームの雪崩の後は逆転は不可能な感がある
- ■リーガ/レバンテ対アトレティコ 19時
勝点差を広げるチャンスのコルチョネロたち - ■テニス/全豪オープン
ナダルは今日、Tsitsipas相手に準決勝を目指す
SPORT「ムバッペがバルサをぶっ倒す」
- ■ムバッペがバルサをぶっ倒す
- → デランテロがスペクタクルな試合をし(ハットトリック)バルサはKO寸前に
- → クーマンチームは先制するもフランスチームの逆襲に対して無力だった
- ■+チャンピオンズ/ライプチヒ 0-2 リバポー
ラウンド突破を軌道に乗せたリバポー
コメント
更新お疲れ様です、ありがとうございます。
個人的には、小澤一郎氏がお昼にあげていた動画そのまま「クーマンに作戦がなさすぎる」という感想を抱きました。
いまのバルサは良くも悪くもメッシのチームであり、攻撃時には+∞の閃きを魅せるメッシも守備時には-1の数的不利を作る存在に他なりません。そんなメッシを活かす術も、また殺す術すらもクーマンは持ち合わせていないな、というのがPSG戦のみならず今年のバルサの印象です。
負けている時の交代策も…正直笑ってしまうほど酷く、なぜあれでいけると考えたのか全くわかりません。
チャビはアルサッドで16試合14勝2分(!)という好成績を収めていますが、リーガで花咲かせることができるのかは全くの未知数です。しかし、そんなチャビに期待せざるを得ないというのが現状なのかな、と思います。
やはりデストではムバッペ抑えきれませんね。
まあそれ以前に、中盤プレス躱されまくりでした。
ムバッペがいる以上、ラインを上げる訳には行かず、それでも前線プレスを捨てる訳にも行かず、結果中盤はスカスカになり、プレスにいった裏にボール出されると誰も居ないという状況が続いてしまった。
攻撃に迫力も無いので、前線3人はそれほど守備に戻る必要もなく、バルサの攻撃の中心であるデンベレサイドのSBクルサワが何度も上がってきて、守備の甘いデンベレの裏を突きまくる。
デストもムバッペを抑えられず、デンベレが単独で勝負できてもデストが連携できず、有効な崩しもそれほど出来ずで、右サイドは完敗でした。
PSGの高いラインを裏突破もできず、一度だけグリーズマンが裏抜け成功してもいつも通りに決められず。
個人的には、崩しができずシュートも決められないグリーズマンが決められるかどうかが勝負の分かれ目と見てましたが、やはり無理だった。
アルバ-メッシルートも封じられ、為す術なし。
そしてクーマンの稚拙さはこの後も。
攻撃に可能性が感じられないなら、せめて点差を開かせずに第二戦に繋ぐ事を考えるべきですが、何も考えずカウンターを受けて、4失点してしまった。
セビージャ戦でも最後に攻撃に力を入れすぎ、2失点目を与えてしまいましたが、クーマンはこの辺の第二戦への備えはあまり考えてなさそう。
カップ戦に弱い監督なのでは、と感じています。
まあパリでのアウェー戦で勝負するより、カンプノウで勝っておきたいと思ったのかもしれませんが、セビージャ戦はそうでもない。
リーグ戦とは違うのに、あまりにも稚拙な采配でした。
いつまでも変わらないセットプレーも問題です。
クーマンも良い所はありますが、やはり一流監督とは言い難いと思います。
今季のCLは始めから諦めてた所があるとはいえ、やはりこの結果はメッシにとってもショックでしょう。
メッシ残留の為に、おそらく会長になるラポルタは、何らかの手を打たねばならないのかもしれません。
これが今のバルサと欧州の距離ですね。
バルサの攻撃は対策一つで簡単に無力化され、期待されたメッシとデンベレは逆に完全に弱点と化し・・・
バルサが再びCLを争えるレベルになるまであと何年かかるでしょう。
重要なのはこれで去年までのように卑屈になったり臆病になることなく最後まで堂々と戦うことです。
大舞台での貴重な経験を毒にするのも薬にするのもあくまで自分たち次第です。
ただ、来季は選手層が充実するどころかさらに薄くなる可能性があるのがバルサの厄介なところです。
クラブはどこまで持ちこたえられるでしょうか。
やられましたねー!
若いのが通用しなかったときに、ベテランがプラスを与えられなかった…2ndに希望を持てないのはなんとも寂しいが、今年は仕方ないね。
後から見るとパニックぽいが、2ndにつなぐためにはもう一点とるしかない感覚があったのかもな…とも。逆転の時点でこらあかんという。戦術の引き出しが足らんのはその通りかもですが、そもそも今シーズンのスタートの状況は戦術もクソもなかったので、せめてチームとして希望を持たせてくれたというのは忘れないように、と。ヌエボファン・ハール的な
元々まともな勝負にはならないだろうと思っていましたが
全くいいところなく蹂躙されましたね。
パリメンバーの自信に溢れた表情と躍動感にあふれる肉体。
お釈迦様の掌の上といった印象でした。
監督の限界なのか、選手の限界なのか。
せめて現状で出来る最大のことを見せて欲しいところです。
それにしても、これでまたチーム周辺が騒がしくなりますね。