またもや、後一歩で勝利を逃す。
もう少しで勝てる、、との願い届かず89分に追いつかれた。
ルークが再びネットを揺らしたもののガビ退場で苦しく。
年明けからの3連勝を決め、チャンピオンズ圏内に入ることで勢いをつけてスーペルコパへと臨みたかったバルサではあったが、勝利まであと一歩に迫っていた89分にCKから同点にされ落胆の結末となった。ルーク弾によって先制したものの、一点リードでは不十分。ガビが退場となった後、防戦一方のバルサをグラナダが押し切った。
試合 覚え書き (雑)
●前半は非常に拮抗した展開。序盤のバルサはパスに正確性を欠き、組み立てに苦労していた。8分には好調ルーク・デヨングのヘッド弾が決まるも、起点となったプレーにオフサイドがあったとして得点は認められず。以後はこれといったチャンスを作り出せてはいない。どっちかというと、分があったのはロベルト・モレノ率いるグラナダ。25分には元気だったマチスの決定的シュートをテル・ステーゲンが腕で止めている。
●後半も序盤は同様の展開が続く。ゲームが動いたのは57分のこと。ダニ・アルベスの低い位置からのセンタリングに、ルークが頭で合わせて先制に成功したのだ。ここへきて有用ぶりを示しているオランダ人デランテロ。良いクロスがあれば、彼の高さは役に立つ。この得点ではDFへの背後への回り方も秀逸だった。
●0-1とした4分後、チャビは準備していた選手交代を実行し、ルークとジュグラに代えてメンフィス(復帰)とアブデを送り出した。この時点ではまだグラナダの逆襲はなく、バルサは試合を支配すべくプレーを進めていく。
●苦しくなったのは79分のガビ退場からだった。競り合いでの当たりの強さも持ち味のガビだが、毎回だと流石にカードが増えすぎる。10人となったバルセロナは自陣へと退き、防戦一方に。そして89分、CKでの守りが拙かったことが致命傷となり、プエルタスに同点弾を叩き込まれてしまうのだった。試合の閉じ方は変わらずチャビチームの課題となっている。
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トピックス
●今回はガビ退場が影響したバルサではあるが、終盤に中盤でのコントロールを失い苦しむ試合が非常に多い。96分に3-3に追いつかれたセルタ戦、86分に2-2とされたオサスナ戦、79分のファンミ弾にやられ0-1で敗れたベティス戦、そして89分に1-1となったこのグラナダ戦。7ポイントを逃しており、非常に勿体ない。
●82分、4人目の選手交代でデンベレに代えてアルバロ・サンスを送り出したチャビ。この時ピッチ上にファーストチーム選手は7人で、もしそのうちの誰かが退場となれば6人となり、バルサは規約上、負けとされる危険があった。最初はリキ・プッチを入れる予定だったチャビだが、ガビ退場でアルバロに変更している。
●チャビ「退場が私たちを弱めたのは明らかだけれど、私たちは自分たちのエラーによって負けたんだ。ボールを保持して守らなければならなかった」「バカなボールの失い方が多かったよ。自己批判が必要だ。成長したいのであれば、もっと多くのことをする必要がある。これは相手の手柄ではなく、私たちの落ち度だよ」
●
LaLiga | Jornada 20 | |
8 de Enero 2022 – sabado 18:30 h Nuevo Los Cármenes :14,442 |
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Granada CF | FC Barcelona |
1 | 1 |
Goles | |
Luuk (57) | |
Antonio Puertas (89) | |
Titular | |
Maximiano | 【6】Ter Stegen |
Quini | 【7】Dani Alves |
Víctor Díaz | 【5】Piqué |
Torrente | 【5】Eric |
Carlos Neva | 【5】Jordi Alba |
Luis Milla | 【5】Busquets |
Gonalons | 【5】Nico |
Antonio Puertas | 【5】Gavi |
Luis Suárez | 【4】Dembélé |
Jorge Molina | 【5】Jutglá |
Darwin Machis | 【7】Luuk |
Cambio | |
Montoro Gonalons (62) |
【4】Lenglet Eric (54) |
Domingos Víctor Díaz (68) |
【6】Abde Jutglá (61) |
Collado Darwin Machis (68) |
【4】Memphis Luuk (61) |
Bacca Quini (84) |
【5】Álvaro Sanz Dembélé (82) |
Escudero Carlos Neva (84) |
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Entrenadores | |
Roberto Moreno | Xavi Hernández |
Arbitro | |
González Fuertes (asturiano) | |
Tarjetas | |
Gavi (22) | |
Gonalons (31) | |
Lenglet (56) | |
Memphis (69) | |
Gavi (79DA) | |
Abde (83) | |
Bacca (90+3) | |
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 1 | 1 |
Goles |
1 | 1 | 0 |
4 | 10 | 14 (4) |
Tiros a puerta |
13 (1) | 7 | 6 |
1 | 4 | 5 |
Ocasiones de Gol |
1 | 1 | 0 |
0 | 3 | 3 |
Corners |
2 | 1 | 1 |
0 | 2 | 2 |
Fueras de juegos |
3 | 1 | 2 |
301 |
pases |
581 | ||||
30.8% | 40.1% | 35.1% | Posesion del Balon | 64.9% | 59.9% | 69.2% |
135 | perdidas de balon | 133 | ||||
63 | recuperaciones de balon | 70 | ||||
5 | 4 | 9 |
Faltas |
21 | 12 | 9 |
1 | 1 | 2 |
Tarjetas Amarillas |
3 | 3 | 0 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
1 | 1 | 0 |
Formación | |
アラウホ、アンス、ブライスウェイト、ぺドリ、フレンキー、セルジ・ロベルトが負傷中。 水曜日のコパと比較し、8選手が招集リストに復帰。だいぶ戻ってきた。 0-0で迎えた後半、今回も最初の交代はアクシデントによる。54分、エリクが負傷しラングレと交代。セントラル陣がピンチとなってきた。 |
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Titular | Final |
2022年1月09日(日)、グラナダ戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。
MD「忌々しいフィナーレ」
- ■ 忌々しいフィナーレ
- → ガビの退場で10人となった後、最後の瞬間に同点とされたバルサ
- → ルーク・デヨングが0-1としたものの、CKからのプエルタス弾がラ・リーガにおけるバルサの上昇を止めた
SPORT「つまずき」
- ■ つまずき
- → バルサが最後に2ポイントを逃し、チャンピオンズ圏内から遠ざかる
- → ルーク・デヨングがバルサを先制させるも、ガビの退場後に結果を保てなかった
- ■ チャビ「激怒している。私たちのエラーだった」
コメント
最近バルサはグラナダに勝てないのでやっぱり勝てませんでしたね。苦手意識があるのかも知れませんね。クレの間でCL圏内無理じゃない笑何て冗談で言われてますが、だんだんと打つ手が無くなり現実化してきました。毎試合怪我人が出て病人も出てアンスファティもペドリも幽霊部員になってきて今季は戦力に無らない状態です。今季バルサがどうなるかとても怖いです。多分バルサ全関係者と全クレはCL圏外を感じ初めてるでしょうね。
他の方も書いてたけど、ホントに何言ってんだろ?ってマジで思ってしまった。
トータル何言ってるかわかんないです。
残念な引き分けでしたが、収穫はありました。
しかし変わらぬ問題はやはり、決定力不足です。
チャビバルサのスタイルは、点を取られてもそれ以上に点を取りに行く物です。
1点を守りきって勝つ事は、初めから目的とはしていません。
点が取れない以上、守り切る事も視野に入れるべきと言う人もいるでしょうが、マンツーマンのプレッシングを軸にしている今のやり方を変えるべきでは無いと思います。
あくまで問題は、崩しきれず、点に繋げられない事です。
今日は2トップに対しての4バックでアウベスを右にした、かなりの攻撃的布陣です。
デンベレもスタメンで、前半からアウベスとデンベレのコンビでした。
まだ連携した崩しこそありませんが、デンベレもアウベスとは結構やりやすそうです。
普通にデンベレを使う、ボールを回す、クロスを上げる、ダッシュで裏を狙うと、実に多彩な攻撃を見せてくれました。
守備はプレッシングで早目に当てに行ったり、後ろのカバーリングを見ていたりと、予測力の高いベテランの味を見せ、見事に守っています。
スプリント勝負に持ち込まれないような守備ができるなら、何も問題無いですね。
またグラナダのハイプレス相手に、ルークのポストプレーがかなり効いていました。
自陣からのボール回しに対してハイプレスが効くならば、その対抗策にポストプレー
が良く効きます。
テアはたまにミスもありましたが、この辺の判断力は流石です。
しかし点が取れません。
デンベレの仕掛けはやはり精緻さとは縁遠く、上手く行けば入る時もあるという程度。
左のジャグラも経験不足は目に見えていて、効果的な攻撃に結びつきません。
また左右が連動しないのも気になります。
逆サイドからの仕掛けで、エストレーモがゴール前に入って行かず、クロスのコースが一つ消えているので、無理にでもCFルークに合わせるしかない。
ガビニコも上がって頑張っていますが、崩しのレベルはまだ低いままです。
ここは、クラックの帰還と獲得に期待するしかありません。
とりあえず、デパイの技術と連携による崩しが見られるかどうか。
またチャビの采配も、今日は少し疑問符が付きました。
1点リードでの70~75分辺りで、一枚カード貰ってるガビは交代しておくべきだったのではないかと。
またスタミナが切れ気味のルークを替えたのは良いですが、同時にデンベレも替えておくべきと思いました。
ベンチメンバーが少ないのもあったのかもしれませんが、今日は少し打つ手が遅かったと感じました。
まあそれでも負けた訳でもなく、勝ち点は取っています。
ギリギリの戦いは続きますが、負傷組が帰ってくればクオリティは上がるはず。
大筋の戦い方が間違ってないのは確信しているので、このまま進んで行ってほしいです。
初コメです!
最初は試行錯誤はあっていいと思います。
シャビのいいところは結果はともかくチームに改善策が見えているところです。
今までビルドアップがプレスにハマってしまうと言う問題がありましたが、ルークの下りてくる動きだったり、ロングキック→ポストプレーで回避したりする解決策が見えました。
個人的にはサイドバックが逆サイドのWGに振ったりする動きも増えていけば攻撃の選択肢が多くなり強くなれると思います。
シャビのWGは大きく張るのでディフェンスラインの裏をつきやすいはずですから、サイドバックから逆WGへのダイナミックなボールの動きも観たいです。
あとジュグラやガビなど若手が躍動しているのはいいですね。
バルサが一番強かった時代に集まったユースですからレベルは高いと思いますが、普通に戦力になっているのがまず驚きです。
例えばレアルでユース出身が活躍することは珍しいでしょう。(特徴の違いという意味で悪い意味ではないです)
しかし、経験不足は出てしまうわけでデンベレとアラバみたいにほっといても崩してくれるほどではないですから、バルサがリーガ優勝やCLでいいとこまで行くには選手のクオリティはもっと必要でしょう。
今はシャビがリーガでの采配に慣れ、若手選手が成長し、バルサも赤字経営脱却の軌道に乗るまでの準備期間として見るべきだと思います。
財政が終わっていてCL優勝できたチームを見たことがありません。
今は根っこからダメなので、はやる気持ちを抑え根底から健全化していくことが正解だと思います。