ルーチョ 「立ち上がらねば」

チャンスは作っていたが、効果的ではなかったと監督。

ルイス・エンリケ・マルティネス船長率いるバルサ号が、時化に遭遇。ぐらりぐらりと船が波に揺らされる様は、見ていて船酔いでもしそうです。ベルナベウで負った傷をカンプノウで癒すつもりが、その傷口に炭酸水をかけられたかのようなリーガ連敗。マドリー戦で機能しなかった中盤は、新たな試みを加えたこのセルタ戦でも機能しませんでした。そう簡単に修正が上手くいけば苦労はしないわけで、もがきながらもエンリケ式を見つけていってくれれば良いのですが、なかなかに前途多難そうなのでクレの忍耐も試されましょう。さよなら首位の座、また会う日まで。

3年ぶりのカンプノウ無得点

メディアに流れる情報によると、FCバルセロナがリーガの地元試合で無得点だったのは、2011年10月末のセビージャ戦(0-0)以来なのだそうです。ハビ・バラスが大当たりし、おまけにレオ・メッシがペナルティを外したことで記憶されているこの試合。カンプノウでバルサを零封するにはポルテーロの活躍が不可欠なことをこのデータは示していて、今回もまたセルタの守護神セルヒオ・アルバレスによってバルサクラックたちの決定的シュートが何本も止められているのですが、違いは試合終了後のチームへの「良くやった、惜しかった!」の拍手が3年前にはあって、この夜はなかったことです。

ルーチョチームはこのセルタ戦でそれなりに決定機を作り出し、うち4つはゴール枠を叩いています。セルヒオ・アルバレスとジョニーが寸前で阻止した得点も2つあるので、“いつもの”バルサであれば辛くも勝っていて、後で“危なかったが勝点を確保できたことが何より、しかし修正は必須”と評価されていた試合だったでしょう。長らく味方をしてくれたフットボルの女神さんも、今はどこかへ行っちゃったが如く。わらわに気に入られたいなら、少し戦術的に魅せてみなさいと言われている感じがします。アンチェロッティに続き、ベリッソさんにも中盤でやられたルーチョでした。

こんな日もある

試合終了後、カンプノウのプレスルームへと現れたルイス・エンリケが、リーガ連敗となったセルタ・デ・ビーゴ戦への感想として強調したのは、選手たちのプレー姿勢には問題はなかったこと、チームが幾つものゴールチャンスを作ったことと、次の“ステキな”1週間で責任を果たす必要があることでした。気になるのは、本心かメディア向けコメントかは不明ながら、運をポイントに挙げている点です。

試合の総括
「相手(セルタ)の傾向から、こういう試合になるとは予想していた。もう少しコントロールしたいところだったけれどね。彼らに決定機を作られたのは1、2回だったと思うし、後半は特にチャンスが多かったけれど、今日は私たちの日ではなかった

入らなかったシュート
「厄介なチームであるセルタに対し、私たちは19本のシュートを放ち、うち9本は枠内へ飛び、4本は枠に弾かれている。修正すべきことの多かった試合ではあったし、私たちはそれらを修正していくけれども、激しさや献身、最後まで信念を失わなかったことなど、好ましい点も幾つもあった試合だったんだ。私たちは勝ちに相応しかったとは思う。けれどもフットボルは気まぐれなスポーツで、プレーが効果的でなく、セルヒオ(アルバレス)のようなパフォーマンスがあれば、こういう事も起こりえるさ」

試合後のフィーリング
「選手たちの姿勢は良かったので、心配はしていないよ彼らと同じように腹を立ててはいるし、この流れを変えたいと思っているけれど、それ(悪い結果)もシーズンの一部ではあるからね」

チームへの疑問
連敗は辛いものだし、疑問を生じさせるものだよ。状況を改善するために私たちは内側を見ていくけれど、毎週これだけチャンスを作れるのであれば、それで良しとするだろう。効果的でない点には良しとはしないけれどね。私たちが改善していけると、私は確信している」

良くなかったポジショニング

次は敵地でのアヤックス戦とアルメリア戦
これからステキで興味深い1週間がやってくる。狩猟解禁の週だよ(ルーチョジョーク)。私たちは再び立ち上がり、前を見て次の試合の準備をしなければならない。それが私たちの責任だ。外部に理由を求めるのが人間だけれど、私たちはその逆。まず行うのは自己批判だ」

ポゼッション
「私はいつも試合をコントロールすることを望んでいる。それは私たちがポゼッションに強く、試合をコントロールしてボールを保持することをコンセプトとしているからだ。けれども私たちに改善が必要なのは明白。今夜もポジショニングが良くなかったことで、相手にボールを進められる状況が何度かあった。けれども私たちのメンタリティやプレーへのアプローチに変化はないんだ」

エラー
ボールを失った後、状況をコントロールするのに苦労をしたね。それは相手が私たちを上回っていたからであり、私たちのポジショニングが良くなかったからだろう。全てが悪かったというのは簡単だ。しかしそれは私の求めている道ではない」

流れを変えられると示す

ラキティッチとラフィーニャ
「彼らは組み立てにあまり加わっていなかったけれど、チームの方針に沿ってプレーをしていたし、そのチームは多くのゴールチャンスを作っているんだ。彼らが組み立てにあまり加わらなかったのはマークのためにラインを外れなければならなかったから(←誤訳だったらすみません)」

マドリー勢が揃って勝利し、順位表でバルサを抜く
私はライバルチームではなく、自分のチームのダイナミズムを気にしている。連敗から立ち上がり、自分たちがこの流れを変えられることを示さなければならない

メッシ、ネイマール、スアレスのトリデンテで敗北
チーム全体の状況を見ていきたい。どんな監督でも、彼らのような選手はチームに居てほしいものだ。彼らが居ながらも勝てなかったことは私の好奇心を刺激するし、これからどういう解決策があるか分析をしていくよ」

システム
「たしかに私たちは、システムを少し変えた。メッシの位置を下げ、攻撃陣の人数を増やしたよ。けれどもこの試合のカギはシステムではなく、運が足りなかったこととセルヒオのパフォーマンスだった」

ピケを招集外
「彼を招集しなかったのは監督判断(テクニカルな理由)だよ。ロッカールームに関する事柄については、一切コメントするつもりはない」

 

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