- ■スペインフットボル連盟(RFEF)が5月30日に開催される国王杯決勝戦(FCバルセロナ対アスレティック・ビルバオ)の会場がカンプノウになる、と発表した。
- ■ラス・ロサス(マドリー市)にあるRFEF本部で、まずはバルサとアスレティックの理事たちによる会議が行われた。バルサはメスタージャ希望で、アスレティック側はビジャマリン推し。両クラブによる話し合いは合意に達せず、熱い議論の結果、RFEF理事による投票で決めることとなった。
- ■最初の投票ではビルバオ・バルセロナか、セビージャ・バレンシアのどちらかを決め、27-17(白票1)で前者を選出。続く投票でビルバオかバルセロナを選び、18-26(白票2)でカンプノウに決まった。
- ■ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はアスレティックのジョス・ウッルティア会長とともにベルナベウ開催を求めたが、RFEFによって却下された。それを受け、最後はカンプノウに投票。
- ■カンプノウでコパ決勝が行われるのは、これが4回目。前例は1962/63のバルサ対サラゴサ(3-1)、1969/70のレアル・マドリー対バレンシア(3-1)、2009/10のセビージャ対アトレティコ・マドリー(2-0)。
- ■RFEF副会長で元バルサ会長、ホテル経営者のジョアン・ガスパール曰く、「ベルナベウ開催を求めていたマドリー市のホテル経営者のことを思うと残念だね。ファイナルはバルセロナの街に2,000-3,000万ユーロの経済効果をもたらすだろう。ファンと街にとっては良いことだ」 [SPORT]
- ■SPORT電子版アンケート。問い:コパ決勝の会場がカンプノウとなるのは好い? 答え:「はい」 75% 「いいえ」 25% (1,080票時点)
- ■カンプノウは98,787人(公式)の収容人数があるので、各クラブに割り当てられる40%は約39,000枚ずつとなる(残り20%は連盟用)。バルサはその39,000枚の85%をソシオとペーニャ、15%をクラブとスポンサーで分ける。 [MD]
- ■セルヒオ・ブスケツ 「僕にとっては、カンプノウ開催はベストの選択肢だよ。自宅に居れるほかにも、たくさんの人が入れるから、見る人にとってもスペクタクルになるだろう」 [Onda Cero]
- ■アンドレス・イニエスタ 「僕は良いと思うよ。とても良い舞台だし、大事なのは僕らがファイナルにいるってことだからね。コパ決勝は両チームのファンにとってとても特別な日。僕らにとってもそうあることを期待してるよ」 「マドリー?永遠のライバルが自分のスタジアムで優勝を祝うのは心地いいものじゃないからね。結局のところ、シーズンの最初に会場を決めておくべき問題だと思う」 [COPE]
- ベルマーレンが全体練習に一部復帰
- ■この週2回目となるトレーニング。代表選手たちが不在のため、10人での実施となった。バルサBからはGKのオルトラが参加。前日は別調整だったモントーヤも復帰した。
- ■一番のニュースはリハビリ中のトーマス・ベルマーレンがグループ練習に一部参加したこと。ダニ・アルベスは昨日に続いてジムでの調整。
- ■ドリース・メルテンス(ナポリ)「ベストのベルマーレンがもう一度見られることを期待してるよ」「トーマスは非常にプロフェッショナル。戻ってくると確信してる」 [BeIN SPORT]
- 代表合宿のバルサ選手たち
- ■ワシントンのジョージタウン大学で行われたアルゼンチン代表のトレーニングには、レオ・メッシたちを見よう、サインをもらおうとしたファンで人だかりが出来た。
- ■クロアチア代表合宿では、イバン・ラキティッチとアレン・ハリロビッチが同室。ハリロビッチがインスタグラムにホテルでのラキティッチとのセルフィーを投稿。
- その他バルサ関連
- ■Wahinことホセ・マヌエル・ピントがプロデュースした第3シングル“Eres Unica”(直訳:君はただひとり)でダニ・アルベスが歌手デビュー。ピント、歌手マリオ・バロとともにビデオクリップにも出演した(こちら)。
- ■FCバルセロナに新入団したデランテロたちは、カンプノウでの初クラシコで得点する伝統がある。1982/82シーズンのディエゴ・マラドーナ以降、1986/87のリネカー(ハットトリック)、1993/94のロマーリオ(ハットトリック)、1995/96のコドロ(ダブル)、1996/97のロナウド・ナサリオ(1-0決勝点)、2004/05のエトー、2009/10のイブラヒモビッチ(1-0決勝点)、2010/11のダビド・ビジャ、そして2014/15のルイス・スアレス。 [FCB]
- ■FCバルセロナは夏の北米ツアーでアステカ・スタジアムにてアメリカと対戦するだろう、とESPNのフェルナンド・パロモ記者が伝える。
- ■フランスで発生した航空機事故で、クラシコを取材していたイラン人ジャーナリスト2名も犠牲者に含まれていたとイラン外務省筋が確認。ご冥福をお祈りいたします。。