1月の獲得も視野に入れているとか
2017年夏にバルセロナが繰り広げた三大メロドラマのうち、リバポー編の主人公となったフィリッペ・コウチーニョ。結局、バルサと選手の思いは成就しませんでしたが、あれから1ヶ月弱が経過した今も、両者はお互いを忘れていない・・・次のマーケットで夢を結実させるべく、いくつかの動きが始まっている、という話です。とりあえずは話半分で見てみましょう。
交渉についてもらう環境作り
コウチーニョの移籍を実現したいのならば、バルサ側と選手側がまず取り組まなければならないのはリバポーが交渉の席に着いてもいいと考えるような状況作りです。
この夏は交渉を拒むリバポーに着席してもらうことも叶わず、SPORT紙によると、クラブ間の連絡は全て電子メールによるものだったそうです。
そこで数日前、コウチーニョの家族と代理人がUSAのボストンにて、リバポーを所有する米国のスポーツ投資会社フェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)と話し合ったと伝えられます。これが新たな交渉への足がかりになりそうだというほど、手応えはまずまずだったようです。
扉は開かれつつある・・・?
もうひとつ、SPORTが状況変化の要因として挙げているのがリバポーのプレミアでの成績です。ここまでリーグ戦を6試合終えた時点で、レッズは3勝2分け1敗の5位、首位をいくマンチェスター勢2チームとは早くも勝点5の差を付けられてしまっています。さらには先週はリーグカップで敗退。コウチーニョの退団を阻止するべし、との空気が萎んだことで、選手とバルセロナはそれを利用したがっている、というのです。
また、先週のチャンピオンズ・セビージャ戦でのコウチーニョのプレー姿勢もFSG上層部に前向きに受け入れられたらしく、8月のトランスファーリクエスト提出で強ばった関係も改善されている、親会社は今回クラブ間交渉の開始を受け入れることをコウチーニョ側に約束した、云々だそうです。
そういった諸々によりリバポーは初めて、コウチーニョ移籍について話し合ってもいいと考えるようになったとSPORT紙はいいます。
改めてリバポーに移籍志願
すでにチャンピオンズに出場したことで、もしバルサに移籍しても今季は同大会に出られないコウチーニョですが、彼と彼の代理人はそれが1月に移籍を実現させる妨げにはならないと判断。リバポーに対して改めて移籍希望を伝えたそうです。なんか毎回先頭に立ってもらってすみません。
そしてここからはバルセロナが決断を下す番というSPORTですが、デニス・スアレスが良い具合に成長し始めている今、大枚をはたいて助っ人を呼ぶのはどうかな、とは思います。それだけバルサのことを思ってくれるのは非常に嬉しいのですけれど。ただ時期はどうあれ、最終的には獲得しちゃう方に一票。
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