- ■公式戦7連勝のFCバルセロナが公式戦18戦無敗のビジャレアルをカンプノウに迎えての注目の一戦は、2度リードを許しながらも3点奪って逆転したバルサの勝利。公式戦8連勝♪
- ■ハーフタイム直前45分の同点弾(1-1)はネイマール。ラフィーニャのシュートのリバウンドをきっちりと押し込んだ。ネイはこれでリーガでの得点を15とし、サントス時代の自己ベストまで2ゴールに迫っている。公式戦全体では27試合出場で22ゴール。ここ6試合では7ゴール。
- ■レオ・メッシの勢い止まらず、リーガでの得点が22に。うちPKによるゴールは1つだけなので、PKゴールを除いた数ではクリスティアノ・ロナウド(28-8=20)を抜いた。
- ■主役の1人は先発起用されたラフィーニャ・アルカンタラ。元気にピッチを駆け回り、ボールを奪い、ドリブルを仕掛け、エリアへと飛び込み、シュートを放ち、ネイゴールのきっかけを作ったほかにも2-2の同点弾をマーク。88分の交代の際には、カンプノウから大きな拍手を受けた。
- ■ルイス・スアレスは序盤に3度の決定機を逃したものの(1つはGKアセンホがパラドン)、2点目のゴールにつながるクロスを上げ、3点目のメッシゴラッソもアシスト。その他のプレーも含め、チームへの貢献度は大きい。
- ■アンドレス・イニエスタのフォームが上がってきている。
- ■ジョナタン・ドスサントスにとっては移籍後初のカンプノウ。兄ジョバニと共にスタメンとなった。
- ■マルセリーノ・ガルシア・トラル監督はこれまでリーガでバルサと10回対戦し、2分8敗。MD紙によるとメッシには毎回ゴールを食らっているらしい。
- ■ビジャレアルとは国王杯1/2ファイナルでも対戦する。第1レグは来週水曜(11日)にカンプノウで。今回のようにアウェイゴールを奪われるとしんどくなるので、守備面でさらに注意が必要。
- 選手たちのコメント
- ■ラフィーニャ・アルカンタラ 「もちろん、とても満足してるよ。でも自分のパフォーマンス以上に、試合に勝てたことが嬉しいんだ。すごく難しい試合だったし、幸運なことに僕らはスコアをひっくり返し、とても重要な3ポイントを手にすることが出来た」
- ■ラフィーニャ 「ビジャレアルの危険さは知っていた。彼らは十分にそれを証明したね。彼らの強さは無敗記録が表してたし、少ないチャンスで得点する幸運にも恵まれてた。でも最終的には全部上手く行ったよ。おそらく僕らは前の試合ほどのレベルに無かったけど、勝つために全力を尽くし、成し遂げたんだ」
- ■ラフィーニャ 「僕にとって出場機会を手にするのは大事なこと。今日は先発だったし、それは嬉しいことだけれど、世界最高の選手たちの集まるチームでチャンスを得るのが簡単じゃないことは解かっている。これからもハードワークを続けていくよ」
- ■ジョルディ・アルバ 「他の試合ほどにはボールを支配できなかったし、流動性も足りなかったね。幸い僕らは逆境を乗り越える術を知っていて、2度同点に追いつき、最後はみんなの努力とメッシのゴラッソによって勝つことが出来た。大きな価値ある勝利だよ」「すぐ2-2に追い付けたのがカギだった。それが僕らに翼をくれたんだ。1-2の状態が続いていたら、ずっと厄介なことになっていただろう」
- ルイス・エンリケのコメント
- ■チーム周辺に芽生え始めている幸福感を下げるため、ビジャレアル戦の難しさを強調。「私たちがすでにコパ決勝へと勝ち進んでいると考える人たちへの良い見本となる試合」
- ■詳しくはこちらへ。
- 試合前のあれこれ
- ■同日21時からのビジャレアル戦へと向けた招集メンバー18名を発表。国王杯アトレティコ戦との比較ではクラウディオ・ブラボとセルジ・ロベルトが復帰し、ジョルディ・マシップとマルク・バルトラが監督判断でリストから外れた。マルティン・モントーヤも同じく招集外。
- ■ドグラスとベルマーレンは負傷中。
- ダニ・アルベスの契約延長
- ■ディノラ・サンタ・アナ(ダニ・アルベス代理人)「バルサから私たちへの連絡はまだありません。アルベスは残留よりも退団に近づいています」 [Canal+]
- ■上記のコメントに対し、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長 「公の場では話さない。急くことはない。私たちはまだ来季のプランニングをしていないし、いずれ話す時間は訪れるだろう。今はその時ではない」。ダメだこりゃ。