2015年2月9日(月) エウセビオ解任
2015.02.10
■FCバルセロナがバルサB監督エウセビオ・サクリスタンとの契約を解除 。助監督カルロス・ウーゴ・ガルシア との契約もまた解除される。バルサBはここまでセグンダ・ディビシオンで24試合を行い7勝5分12敗(得点12 失点32)、勝点26の17位に低迷 していた。
■エウセビオ・サクリスタン は2011/12シーズンよりバルサB監督を務め、昨季はクラブ最高成績に並ぶセグンダ3位フィニッシュを達成。これまでに合計150試合 を率いた。
■エウセビオ解任説は2週間ほど前から現実味を増していたが、サバデイとの試合に大勝(1-4)したことで一時延命。しかし先週末のサラゴサ戦の大敗 (4-0)によってクラブはついに決断を下した。
■バルサBの後任監督には、フベニールAのジョルディ・ビニャルス 監督とペップ・ムニョス 助監督が昇格する。フベニールAにはフベニールBのフランセスク・チャビエル・ガルシア・ピミエンタ 監督が昇格。
■ビニャルス 率いるフベニールAは昨季、ムニールやアダマらを擁してリーグ連覇とUEFAユースリーグ優勝 を達成。今季はリーグでは5位といまひとつだが、ヨーロッパでは1/8ファイナル進出。
レオ↑ クリスティアノ↓
■2015年に入ってから、光と影の二人。メッシ は今年9試合に出場し10ゴール・5アシスト なのに対し、CR7 は7試合出場で4ゴール・1アシスト 。 [SPORT]
■クラックたちの活躍に比例するように、バルサとマドリーも明暗分かれる。バルサがコパ準決勝へと勝ち進み、リーガでも白組に1ポイント差に接近した一方、マドリーはコパ1/8ファイナルで敗退し、先日はマドリーダービーで惨敗(4-0)。惨敗直後のCR7の誕生パーティーもマドリディスタの精神を逆なでしている様子。
■メッシ はこのところ試合に出場するたびにネットを揺らしており、CR7とのピチーチ競争でも5点差に迫る (28-23)。PK分(8-1)を除外すれば、すでに逆転していることは言うまでもない。
エリック・アビダル
■アビさんがラジオ局Onda Ceroの番組 Al Primer Toque に出演。改めてバルサはアルベスとの契約を延長すべきだと勧める。「バルセロナはアルベスと契約延長する必要があるよ 。彼は世界最高の右ラテラルだし、もし僕が会長なら、契約更新の電話をかけただろう。バルサは2016年まで補強が出来ないから、ベストの選手たちを守らないといけない」
■「期待する人が少ない時、バルサはいつも作動するんだ 。プレッシャーが多いほど良い仕事をする」「2015年のバルサはペップ時代によく似てるよ。選手たちはグアルディオラの良かったところと、ルイス・エンリケの良いところを知っている 」
■「今の優先は自分の財団のこと なんだ。もし1日8時間バルサにいるなら、僕はいつ財団に時間を費せばいいだろう?僕は引退したばかりだし、少しずつだよ。これまで僕は家族との時間を多く失ってきた。自分たちが何をしたいのかを知る時間が必要だ」
Gran Gala de MUNDO DEPORTIVO
■一方でアビダル はパラウ・コングレスで行われたMUNDO DEPORTIVO 紙主催の第67回グラン・ガラ・デ・MD にプレゼンテーターとして登場。旧友カルラス・プジョル に Excelencia Deportiva Repsol賞トロフィーを授与した。
■ハビエル・マスチェラーノ は Capacidad de Liderazgo賞(リーダーシップ賞)を受賞。ニコラ・カラバティッチ (バルサ所属のハンドボール名選手)よりトロフィーを授与された。
■Fair Play Kalise賞にはダニ・アルベス 。例のバナナの件が評価された。ジョゼップ・マリア・バルトメウ 会長が代役としてトロフィーを受け取る。
ビルバオから戻り、トレーニング
■前夜はビルバオで宿泊 したバルサ一行がバルセロナへと戻り(11時20分)、その足でシウタ・エスポルティーバへ。12時半よりトレーニングを行った。アスレティック戦の先発組は軽めのリカバリーメニュー。 [FCB]
■マルティン・モントーヤ が胃腸炎で欠席。ドグラス (太もも)は個別調整を続けた。
■シャキーラ が兄弟に連れられトレーニング場を訪れ、ジェラール・ピケとサーシャくんをチームに紹介 。 [SPORT] [MD]
その他バルサ関連
■先日バチカンの教皇庁を訪問したFCバルセロナ代表団は、フランシスコ教皇 が行っている教育事業 Escuelas Ocurrentes にクラブのプロセクション(バスケットボール、ハンドボール、ホッケー、フットサル)の無償スポンサー(UNICEFのような)になってもらえないかと打診した模様。Catalunya Radio が伝えた。もし実現すれば、各セクションのユニフォームの胸に Escuelas Ocurrentes のロゴが付く。
■マルコ・ロイス がドルトムントとの契約(-20176月まで。契約解除金2,500万ユーロ)を更新するとかで、MD紙はバルサが彼を獲得するための道が広がるとポジティブに解釈。