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17 Alcácer | |
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| フルネーム | Francisco Alcácer Garcia （フランシスコ・アルカセル・ガルシア） |
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| ポジション | デランテロ |
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| 国籍 | スペイン | |
| 生年月日 | 1993年8月30日 | |
| 出生地 | バレンシア県トレント | |
| 身長 | 176cm | |
| 体重 | 71kg | |
| バルサ入団 | 2016年8月 | |
| トップデビュー | 2016年9月10日 バルサ対アラベス （リーガ第3節、1-2） | |
| 前所属クラブ | バレンシアB 2009-12 ヘタフェ 2012-13（レンタル） バレンシア 2012-16 |
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| 契約終了年 | 2021年 | |
| 移籍金 | 3,000万ユーロ＋200万ユーロ | |
| 年俸 | 推定200万ユーロ | |
| 契約解除金 | 1億ユーロ | |
経歴
バルサでの第4のデランテロに挑戦したバレンシアーノ。
1993年8月30日 バレンシア県トレントに生まれたフランシスコ・アルカセルは6歳で町のクラブ CD Monte-Sion Torrente でフットボルを始め、10歳でトレントCFへ加入する。
そしてバレンシアに見出され、パコ少年は2005年に12歳でバレンシアCFの下部カテゴリーに入団。
順調にステップアップを重ねていった。
バレンシアCF・メスタージャへと昇格したのは2009年、16歳でのことだった。
パコ・アルカセルはその翌年、2010年11月11日、ウナイ・エメリの手によってログロニェスとの国王杯1/16ファイナル第2戦にてトップデビューを果たす。
あのイスコ・アルコルコンもこの試合で一緒にデビューしたらしい。
その後はフィリアルに所属しながら、時折トップチームでもプレーするシーズンが続く。
プリメーラデビューは2012年1月14日のレアル・ソシエダ戦、18歳の時。
マヌエル・ペジェグリーニが監督となった2012/13シーズンには、経験を積むためにヘタフェへとレンタルされた。
彼が頭角を現したのは2013/14シーズンのことだ。
ロベルト・ソルダードらを放出したバレンシアはパコを第2のデランテロとして抜擢することを決断。
経験不足を不安視する声もあったが、ポスティガの不振によってジュキッチ監督はヨーロッパリーグで結果を出していたアルカセルをリーガでも起用するようになり、シーズン後半にはレギュラーの座を確保していた。
この年のアルカセルはリーガ6得点、コパ1得点、ヨーロッパで7得点（合計14得点）をあげ、チーム最多得点者となった。
続く2014/15シーズンは序盤に好調でスペイン代表デビューを果たすと、最初の3試合で3ゴールを決める活躍。
ヒザの怪我によって一時戦列を離れたものの、復帰後はゴールを量産し、リーガ最終節ではチームをチャンピオンズ予選へと導く値千金のゴールも決めている（公式戦36試合、14得点6アシスト）。
ヌノ監督に率いられ、バレンシア復活かと思われたシーズンだった。
しかし翌2015/16シーズン、バレンシアは迷走する。
ヌノ監督はアルカセルを主に後半の起爆剤として起用し、出場時間は減少。
ヌノ解任後は後任のガリー・ネビル新監督によって先発レギュラーに戻り、カピタンにも任命された。
このシーズンはリーガ34試合に出場し、13得点7アシスト。
チームは12位と散々だったが、パコ個人の成績は上々だった。
バレンシアでは146試合に出場し、47得点。22歳でこの数字は非常に立派。
そしてこの2016/17シーズン。
最強MSNトリデンテを補完する第4のデランテロとして白羽の矢が立つと、カンプノウでの挑戦を承諾。
すったもんだの末にバルセロナへと移籍を果たした。
当初は限られた出番とバルサスタイルへの適応に苦しんだが、徐々に開眼。
2017/18シーズンはエルネスト･バルベルデの元でさらに適応し、試合に出れば必ずと言っていいほどアシストやゴールでチームに貢献している。
しかしバルベルデはアルカセルを戦力外とし、2018/19シーズンはボルシア･ドルトムントへと期限付き移籍（下に条件など詳細）。
代表歴：パコ・アルカセルはユース世代からスペイン代表として結果を出してきた。
2010年のU-17欧州選手権では6ゴールを決めて大会得点王を獲得（スペインは準優勝）。
U-19でも2011年と2012年に同国の欧州選手権連覇に貢献している。
フル代表デビューは2014年8月29日のフランスとの親善試合で、続く9月8日のエウロコパ予選（対マケドニア）では早速初得点も決めた。エウロコパ招集メンバーからは落選。
【プレーの特徴】
得点感覚に優れたデランテロ。相手守備陣のマークを巧みに外し（駆け引きに長ける）、一瞬のチャンスを仕留める能力を持つ。
トラップ、パスなどテクニックがあり、得点への嗅覚も備えた点取り屋。
周りの選手に活かされることで輝くタイプで、味方を活かすのも上手い。
上背はないので（176cm）、空中戦は不得手か。
【その他雑情報】
- ・父は2011年8月12日、パコが出場したローマとの親善試合（ナランハ杯）を観戦後、メスタージャのすぐ近くで心臓発作を起こし亡くなっている。この試合はパコがトップチーム初得点を決めた試合だった。
- ・2018年8月、ボルシア･ドルトムントへと1シーズンの期限付き移籍。独クラブはバルセロナに賃料200万ユーロを支払い、選手の年俸も負担する。ドルトムントには2,300万ユーロ＋500万ユーロの買取オプションあり。バルサは先買権を有する。またドルトムントが第3者クラブに選手を売る場合、バルサは5%の利益を受け取る。
- 【アルカセル関連ニュース】
- ■アルカセル「逃せないチャンスだった」 （2016年9月9日）
- ■パコ･アルカセル「1点決まれば、どんどん入る」（2016年10月5日）
- ■アルカセルの新たな可能性（2017年4月4日）
- ■パコ･アルカセル放出論はいかがなものか（2017年10月16日）
【獲得タイトル】
- バルサ
- リーガ（2017/18）
- 国王杯（2016/17、2017/18）
- スーペルコパ･エスパーニャ（2018）
- スペイン代表
- UEFA U-19 ユーロ（2011、2012）
- 個人賞
- UEFA U-17 ユーロ得点王（2010）