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ティトが戻ってくる

 

66日ぶりにバルセロナへと降り立つバルサ監督。

バルセロニスタが待ちわびた日がついに訪れました。この3月25日(火)はティト・ビラノバが腫瘍治療を行っていたニューヨークを離れ、バルセロナへと帰還する予定となっている日。そして身体の具合が好ましいと思うなら、ミスターは今日にもトレーニングで指示を出すだろうと各メディアでは報じられています。ティトはアメリカで治療を受けていたこの2ヶ月間、仕事へと戻りたくてウズウズしっ放しだったそうです。なので本日のSPORT紙の見出しは、”クラブはティトを止めなければならないだろう”。逸る気持ちをセーブしつつ、段階的に仕事へと戻るのが肝心です。

 

仕事には徐々に復帰

ティト・ビラノバは火曜日の現地午前、ジョルディ・ロウラ、アウレリ・アルティミラ(と各御夫人がた)と共にプラット空港へと降り立ちます。メディアとしてはその瞬間を是非カメラに収めたいところでしょうが、帰国を前にしてメモリアル・スローン・ケタリング癌センターで行われた最終治療がハードなものだったらしく、体力を消耗したらしいティトは、ひっそりとした到着を希望している模様。騒ぎになることを望んでいません。

ただ、帰国当日でものんびりと自宅で休養することなく、18時から開始されるトレーニングを見るため、午後にはシウター・エスポルティーバへと出勤するのだそうです。そんなに頑張って大丈夫?と心配するところですが、勿論ティトもいきなり飛ばしていくつもりはないでしょう。監督としての仕事には復帰するけれど、それは段階的なものとなります。あとしばらくは、試合前後の会見は引き続きジョルディ・ロウラが担当。トレーニングも全てビラノバが率いるのではなく、幾つかは第二監督に任せつつとなるようです。

(※追記。火曜日のトレーニングはティトは指揮せず、ロウラが担当するようです)

ティトがいつ、バルサの監督としてフル稼働するのかは現時点では未定で、身体の調子を見ながら追々という感じ。よってロウラが完全なる裏方へと回る日はもう少し先となるわけですが、これからはすぐ側にミスターがいるので、物事はより円滑に進みますし、チームにもたらす安心感も段違いです。

ちなみにティトがニューヨークへと行っていた66日間、モンツェ夫人は同伴していましたが、二人の息子さんたちは(時折訪米していたとはいえ)父と離れての生活だったそうです。なのでしばらくは子供たちとの家族の時間を味わうこともまた、ティトが完全回復するために重要となります。

 

復帰はバライドスか、パルク・デ・プランス

通常の場合、ティトのような治療を受けた人は、あと1、2ヶ月は療養生活を送ることが多いようです。しかし彼は早く”日常生活”へと戻りたがっていて、土曜日のビーゴ遠征にも参加するかもしれません。もしこのセルタ戦はロウラに指揮を任せるとしても、来週のパリ遠征にはチームに帯同することをビラノバはもうすでに決断しているらしく。遅くとも4月2日には、パルク・デ・プランスのベンチに座る監督の姿が見れることになります。

決して無理はしてほしくないのだけれど、もしティトの心身になんの問題もなく、ドクターたちも遠征参加を許可するのであれば、バルセロナに残って再び電話で指揮を執る理由もないわけです。ただ十分なリードを手にしているリーガですので、バライドスには敢えて行く必要もないのですが、ティトなら行きそうな気はします。パリにてチームの士気をブーストさせるために、セルタ戦は”お預け”にするってのも好いんじゃないでしょうか!

 

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