バルトラ株価上昇

クラブが求めていたセントラルとなるか。

マスチェラーノの負傷によって急きょ出番を手にし、先発フル出場したアルメリア戦、セルティック戦ではどちらも好パフォーマンスを披露。この調子で経験を積んでいけば、将来のバルサにとって重要なセントラルになり得そうだ!と周囲の評価はぐんと上昇しています。夏のマーケットでセントラルを補強せず、不安感を抱いていたファンも、この2試合でのバルトラのプレーには満足。SPORT紙がツイッターを介して集めたコメントでは、その大半が“冬の補強はもう不要”と回答しています。事はそう簡単にはいかないでしょうが、可能性ある若者がチャンスをモノにしようとしているのは見ていて嬉しいものです。

 

後輩を評価するOBたち

なにかにつけて議論が好きな、欧米の人たち。そしてバルセロニスタ。タタバルサのスタイル議論がこの2試合でほぼ終了となったのと入れ替わるように、新たなテーマとなっているのがマルク・バルトラ議論です。果たしてこの若きセントラルはバルサの将来に足る能力を持っているのか?この2試合で良かったとしても補強はやはり必要だろう?そもそもピケはこれでいいのか?エトセトラ。とはいえ概ね各論ではバルトラに好意的で、彼こそバルサに必要なセントラルであるとの意見は多いです。

バルサOBたちは無論、後輩セントラルの能力を高く評価しています。セルティック・パークでの活躍を受け、2日にはLa Xarxa Radioがホセ・ラモン・アレサンコとミゲル・アンヘル・ナダルのコメントを紹介。彼らはともに、バルトラのパフォーマンスを称えました。

フットボルバッセ(下部組織)の元ディレクター、アレサンコは言います。「バルトラのことはよく知っているよ。彼は難しいタイミングで舞台に上がり、とても難しい試合をあまり苦しむ事なく終えている。彼には大きな資質とすばらしいビジョンがある。バルサにとって価値ある選手となる可能性を秘めているよ」

「バルトラには出場の機会を与える必要がある」と言うアレサンコはまた、「バルサは先発格になるのが非常に難しいチームだ。マルクは今チャンスを手にしているし、それを逃さないことだ」とコメント。「彼はポジショニングが良く、強力なフィジカルで空中戦に強い。高いクオリティと大きな希望を持っている」と語っています。

一方でナダルは「バルトラには明るい未来がある」とし、こう続けました。「グラスゴーでは最高の試合をしたね。彼は自分に自信を持っているし、若々しさによって注目を集めている。身体的にスピードがあり、技術も高いから、バルセロナにぴったりの選手だよ。バルサで何年も働けるセントラルになりえるだろう。説得力は試合によって得られていくさ。それはこれから伸ばしていくべき類のことだ」

 

バルトラ父「セントラルの補強は必要ない」

あちらでは選手の両親(特に父親)がメディアの取材を受けることも珍しくはありません。グラスゴーで主役の一人となったバルトラの父上、ジョゼップ・バルトラさんの元にもカタルーニャ・ラジオがさっそく訪問。マルクの活躍後は「たくさんの知り合いから祝ってもらった」という父さんは我が子にたいそう自信があるようで、こんなふうなコメントを残しています。「もし以前にもプレーの機会があったなら、マルクはそれを活かしていただろう

「マルクには証明すべきものは何もなかったよ。少なくとも私のなかでは、もうずっと前からハッキリしているんだ。息子が今している事は、以前出来ていたであろう事。けれども幾つかの理由によって機会は与えられなかったから、これで息子が認められ、出場時間が増えることを期待してるよ

昨シーズンもマスチェラーノの負傷(PSG戦)によって急きょ出番の回ってきたバルトラ。しかし当時のチームコンディションは非常に悪く、バイエルン戦で木っ端ミジンコになった後は批判対象となり、ベンチ要員に戻ってしまいました。それに関し、「マルクは非常にデリケートな時期に出て行くことになった。チームはフィジカル的に良好ではなかった。バルサでは要求されるレベルは非常に高い。それに適応しなければならないんだ」と語るジョゼップさん。彼はまたこんなふうにもコメントしています。「マルクの今の仕事は、レギュラーたちを休ませるためにピッチに立ち、その機会を活かすことだよ

そして冬のマーケットに関して訊ねられると、ジョゼップ・バルトラさんはこう断言しました。「バルサがセントラルを獲得する必要はないと私は思う

 

急を要する契約交渉

さてそのマルク・バルトラに関しては、契約延長に関する記事も出ています。3日付のSPORT紙によりますと、バルサは若セントラルのこの2試合のプレー内容に満足しており、レギュラー格のセントラルになる資質があると判断。マルティーノ監督もバルトラのパフォーマンスを高く評価しており、昨年以上の責任が与えられるのはほぼ確実なことから、バルサは進んでいなかった彼との契約交渉を本格化させる方向のようです。

2014年6月30日でバルサとの契約が満了するバルトラですので、新年1月1日からは他のクラブとの交渉が自由となります。つまりバルサがバルトラ側と独占的に交渉できる期間はあとわずか3ヶ月。ここまで契約交渉が滞っていたのは、新監督の自分に対する評価をバルトラが確かめたかったからのようです。このアルメリア戦とセルティック戦で監督はマルクを信頼し、彼は上々のパフォーマンスで応えた。あとはクラブが納得のいくオファーを提示していけば、バルサでの成功を至上の目標とするバルトラゆえ、話し合いは特に問題なく進んでいくでしょう。セントラル問題の解決策がバルトラであれば、クラブにとっては言うことありません。

 

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