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バルトラにざわざわ

移籍もありえる、と示唆する発言でにわかに騒がしく。

FCバルセロナの将来を担うことを期待されている若きセントラル、マルク・バルトラの周囲が少々ざわついています。事の発端は6月11日(木)のスペイン代表での親善試合(対コスタリカ)終了後、Radio Marcaの記者からの来季はどんな感じになりますかね?との質問に対し、バルトラが「何が起こるか、見てみようよ」と答えたことでした。同時にマルクは、契約書で設定された出場試合数に届かなかったことで、「僕の契約解除金は1,200万ユーロに下がっている」とも説明。将来有望株である若手選手としてはお手頃価格なだけに、複数のビッグクラブが関心を抱いて動向をうかがっているとされています。

出場数届かず、契約解除金1,200万ユーロに

シーズンも終わり、補強活動を盛大に行えないFCバルセロナですから、このマルク・バルトラの件は夏のネタとしてはなかなかに注目度があるニュースですし、かつバルセロニスタの心をざわつかせるものも含んでいるニュースです。以前は“バルトラ・ケースはない”だろうとの見解を示していたメディアも、この本人による「どうなるか見てみよう」発言によって“退団への扉を閉ざさず”と方向修正。心配性のクレとしましては、残留を信じつつも不安を払い落とせません。そして日本のメディアにも又聞き記事が現れてきてますので、自分なりにまとめてみたいと思います。

マルク・バルトラは2014年3月18日、FCバルセロナとの契約を2017年6月30日まで3年延長しました。この時に契約解除金は2,500万ユーロに設定されましたが、2年間で45分以上の出場が50試合に届かなければ、それが1,200万ユーロに下がる条項が付けられていた。逆にその条件を満たせば、契約解除金は5,000万ユーロに増額されていたようです。SPORT紙によればバルトラはあと2試合で50試合出場に届いていたそうなので、そのわずか2試合が高くつくことになるかもしれません。

※MD紙はバルトラはこの2年間で54試合に出場し、うち11試合が45分未満。クラブはそれらの試合も条件を満たすと考えており、選手側と見解の相違があると説明。いずれにせよ、50試合出場を約束するわけないので、“契約不履行”とは違いましょう。

たとえ契約解除金が1ユーロになろうとも、選手本人が“この契約を捨てる気はない”と考えれば特に何も起こったりはしないのですが、ここでざわざわさせるのは例のバルトラの発言です。そして同様にケースとなったチアゴ・アルカンタラをバイエルンへと引き抜いたペップ・グアルディオラが彼を非常に評価し、獲得の可能性を真剣に評価しているという落ち着かないウワサも。。これはけっこう怖いです。

近日中にクラブとの話し合い

スペイン代表での任務を終えたバルトラは、この月曜よりバルセロナに戻り、夏休みを開始しています。そして昨日はバルセロナ市内にあるジョゼップ・ポンス国際パーソナルイメージ教育センターを訪れ、“FCバルセロナのベストイメージ選手”として表彰を受けました。ここはパーソナルイメージのカウンセラーを養成する学校らしいのですが、そこの生徒さんたちがルーチョチームの誰が最もバルサをイメージしているかを研究した結果、マルクこそが最もバルサのイメージに適しているとの結論が出たのでした。

その最もバルセロナを体現したセントラルはSPORT紙によると、近日中にバルセロナのフロントと話し合うことになっている模様です。とはいっても理事会は解散しているので、技術委員会の誰か(アリエド・ブライダ?)と会うのでしょう。そこでクラブからの話を聞き、今後のことを決めるとされています。

夏は始まったばかりなので、熟慮する時間はたっぷりとある。とはいえ退団を決めた場合は、LFPに契約解除金である1,200万ユーロを供託すれば、バルトラはバルサ会長選挙の結果を待たずしてフリーの身となれます。ただ、そういう一方的なサヨナラをするケースよりも、クラブ間の関係を悪化させないため、交渉を経て穏便に移籍作業を完了させるのが一般的です。チアゴがバイエルンに移籍する際も、契約解除金2,000万ユーロに対し、ドイツクラブからは2,400万ユーロが支払われています。

ブライダ 「バルトラを移籍させる考えはない」

FCバルセロナの技術委員会メンバーであるアリエド・ブライダは15日、イタリアのWEBサイトFCInterNews.it のインタビューに答え(マルティン・モントーヤの件が主題)、このマルク・バルトラについてもコメントしています。イタリア人ディレクター曰く、「私たちにはバルトラを移籍させる考えはない。私は彼を移籍OKな選手だとは考えてはいない」。バルトラの資質や年齢、FIFA制裁など、どの点から言っても、そりゃそうです。ただ残念なのは、1,200万ユーロがクラブの意思に関係なく契約を解除されてしまう可能性を十分に含んだ金額である点。正直ブライダさんでなんとかなる気はせず、ルーチョかプジョルに説得してもらうしかない、、、ですかね。

マルク・バルトラはトップチームでの挑戦を控えた2012年の夏、「僕のアイドルはプジョルだし、彼の通った道を歩んでいければと思う。大変な道のりだとは知っているけど、少しずつ、一日ずつ練習を重ねて、訪れるチャンスを活かしていければと思うんだ」とバルサでの成功に意欲を燃やしていました(こちら)。

その後、2013年の契約延長交渉の際も、「バルサを去るという考えが僕の頭をよぎったことは、一度としてなかったよ。だって僕はこのカサにきて12年になるし、バルサは僕に全てを与えてくれたからね。これから何年もここに残って、ここで成功することを願っている。自分がどこにいるのか、僕は承知しているんだ。僕としてはプレーをしたいし先発になりたいけれど、監督の決断は尊重しなければならない。これまでどおりに熱意をもって仕事を続けていくよ」(こちら)と述べていますし、10歳で入団し、プジョルに憧れてカンプノウでの成功を心に誓った彼が、2年で環境を変えることを選びはしないんじゃないか、と期待して残留宣言を待ちたいと思います。

2015/16シーズンにトーマス・ベルマーレンが復帰し、ジェラール・ピケ、ハビエル・マスチェラーノ、ジェレミー・マテューら4人とポジションを争うことになるとしても、彼らはみんなもうベテラン。必ずや若いバルトラの出番は増えていきましょう。イニエスタやチャビでもいきなりレギュラーになれたわけではなく、さっさと主力になったレオ・メッシが並外れているだけで、、それにデルボスケさんもキミを信頼しているし、出番が少なくてもムンディアルに招集されたペドロの例もあるから、、と懸命に彼に訴えようとしている自分に苦笑です^^; ユーロ2016は気になると思うけど、バルサに残るのが一番じゃないかなぁ、マルク。

 

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