第1回首脳陣会議

 

監督、会長、ディレクターらが集まり、チームの現状を分析。

今から数日前の8月13日(火)、シウター・エスポルティーバにて、とある会議が行われました。出席したのはヘラルド・マルティーノ監督、サンドロ・ロセイ会長、ジョゼップ・マリア・バルトメウ副会長、アンドニ・スビサレッタ・スポーツディレクター、そしてアントニ・ロシック・ゼネラルディレクター。クラブの中枢が集まりトップチームに関わる諸問題を話し合ったのですが、バルサに身を置いて間もないタタ監督がより円滑にチームを率いていけるよう、今後はこういったミーティングを折を見て行っていくことになるのだそうです。

 

セントラル獲得は無理をしない

会議は12時30分から15時30分まで、おそよ3時間続きました。議題に上ったのは、セントラルの補強戦略、夏のツアー総括、テクニコの再編成などなど。まずセントラルに関しましては、カルラス・プジョルの復帰も近いであろう事から無茶をしてまでも獲得は行わないことが確認され、バルトラやバグナックといった若手も積極活用していくことで話は落ち着いています。エル・タタは会長たちに対し、ウワサされている選手たちを見合わない額を払ってまで獲得する必要はないと伝達。現有戦力でやり繰りすることは可能で、もし緊急事態が発生した場合は、冬のマーケットで対応すればいいと首脳陣を説得したようです。

 

夏のツアーを総括

会議ではその他、夏のツアーについてもまた話し合われました。表向きには、良いこと尽くめだったとの結論が出されているイスラエル&パレスチナ~東南アジアツアー。しかしながら修正すべき点が幾つもあったのもまた事実であり、マルティーノ監督はジェットラグや対戦相手の質、ピッチコンディションなど、来年以降は改善していきたい問題について意見を出しています。

まず2014年ですが、バルサからは多くの選手がブラジルでのムンディアルに参加する(=夏休みがずれ込む)ために、ツアーは行われない見込みです。そして2015年のツアーは目的地がアジアであれ北米であれ、複数の国を次々に回っていく旅ガラス方式ではなく、どこかにもっと腰をすえ、試合に応じて遠征する方式にするんじゃないかとこのこと。試合を行うスタジアムのピッチ状態はもっと下調べし、対戦相手も地元チームではなく欧州の強豪と対戦するように組んでいくことになるでしょう。

 

試合前後のルーチン変更

監督がエル・タタ・マルティーノとなって、試合前後のルーチンにもちょっとした変更があります。まずはカサでの試合前ですが、ペップ・グアルディオラが“選手が退屈で疲れるから”との理由でチャンピオンズ前日以外は行っていなかったホテルでの待機がひとまず復活フエラでの遠征では、試合当日に現地入りするという慣習に変更はないのですが、試合後は移動先で宿泊するやり方に変えるそうです。

例えば今季初の遠征は21日のアトレチコ・マドリー戦(スーペルコパ)となるのですが、バルサは当日の11時の便でマドリーへと向かい、昼食をとったり、シエスタをしたり、集中力を高めたりして23時の試合の準備。そして例年ならビセンテ・カルデロンでの試合が終われば急ぎ足で飛行機に乗り込み、深夜の帰郷をしていたのですが、これが翌朝にバルセロナへと戻るという流れです。その4日後のマラガ遠征も同様。11時にアンダルシアへと出発し、21時の試合が終わると一泊して翌日に帰ってきます。

この方式をずっと採用していくのかどうかはまだ決めていないとのことですが、マルティーノがこう変更するその理由は、試合を終えて深夜にバルセロナへと戻った選手が、疲労を抱えたまま自宅まで車を運転して帰るのは危険だから。たしかに、フレッシュになってから帰宅するほうがより安全でしょう。

 

ティトのスタッフたちは残留

もう1つ、ヘラルド・マルティーノ監督体制となったことでクラブが解決しなければならなかったテーマは、ティト・ビラノバをサポートしていたテクニコたちの処遇でした。エル・タタは監督就任に伴って信頼するスタッフたち(右腕のホルヘ・パウタッソ、トレーナーのエルビオ・パオロロッソ)をワーキングチームへと組み込んでいて、ティトのスタッフだったジョルディ・ロウラ、アウレリ・アルティミラ、ルビらと役割が重なっていたからです。

そしてこの日、マルティーノは会長やスビに対し、ビラノバのスタッフたちは全員バルサに残ることになると伝達。新監督は自らがやって来たことでティトが信頼していたスタッフがクラブを追われるのを好まず、かつ彼らの経験や知識を高く評価し、スペインやヨーロッパのことをよく知らない自分をサポートしてくれるように希望したのです。相手チームの情報のみならず、スタジアムの雰囲気やら審判の癖やら、実際に経験しなければ分からないことは多々ありますから。具体的な役割などは、まだ確定はしていません。

 

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