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ソング、パスポート盗難

 

カメルーンで足止め。

今回のFIFAウィークは、ティトチームを最近ちょっとなかったほどの閑古鳥モードにしてくれました。各国の代表招集に怪我人多発が重なり、プレーが出来る状態でビラノバの元に残ったのがホセ・マヌエル・ピントとジョナタン・ドスサントスの2名だけというすばらしさ。ティトはバルサBと合同練習をするしか手がなく、去年までBっ子だったジョナタンはいいとしても、若者たちだらけの中で練習するのもなぁと思ったであろうピントが、連日ジムトレを選択していたのも頷ける状況でした。

そして火曜日には代表戦も終了となり、水曜日にはシウター・エスポルティーバへと大半の選手たちが戻ってきたティトチーム。怪我人続出となったマドリーとは異なり、バルサはとりあえずは目立った負傷者も出ていないのでホッとひと息のクレなのですが、ちょっとしたアクシデントが発生したようなので報告します。

その主役はソングです。彼はこのFIFAウィーク中、代表でのお勤めは1試合だけでした。彼の母国カメルーンは日曜日にコパ・アフリカ2013の最終予選をプレーし、惜しくも敗退。ソングはそれでお仕事終了となり、バルセロナへとすぐに帰還する予定だったのですが、実際は水曜日のチームトレーニングにも参加していません。何故か?バルサ公式サイトの記述を見ると、単に”書類手続きの問題”というようにだけ書いてあり、具体的な説明はないのですが、SPORT紙が手に入れた情報によると、ソングは実は、パスポートの盗難に遭ってしまったのだそうです。

 

南米組も木曜から練習復帰

ということでソングは、木曜日のトレーニングからチームに合流する見込み。その他、水曜日のチーム練習に間に合わなかったのはメッシ、マスチェラーノ、アレクシスの南米組なのですが、彼らは水曜日の夕方にバルセロナへと帰り着いています。トレーニングにも行こうと思えば行けたみたいなのですが、休養を選択。木曜からリアソール遠征の準備を開始します。

ちなみに・・・今回チリでムンディアル予選の直接対決を行った南米3選手たちは、マドリーのディ・マリアとイグアインを加えて、5人で一緒に仲良くスペインへと帰ってきています。彼らが利用したのは、バルサとマドリーが折半して費用を出し合ったプライベート機。利害が一致する場合は、協力もしあう永遠のライバルであります(スーペルコパの中国開催拒否も同じく)。

 

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