思ったよりも症状は軽いらしい。
12月20日木曜、バルセロナ市内にあるベイダブロン病院(Hospital Vell d’Hebron)にて耳下腺の腫瘍摘出手術を受けたティト・ビラノバ。患者本人と家族の希望によって病院は会見を開いてはおらず、病状に関する公式な発表は特にありません。しかしながら各方面から伝わってくる情報はどれもポジティブなもので、オペは上手くいったことを暗示。当番として会見質に現れたプジョルも、「上手くいったと聞いてるよ」と語り、クレとしましてはホッとひと安心というところです。
切除した腫瘍は5mm、転移なし
手術当日の朝6時頃、ティト・ビラノバはベイダブロン病院へと入りました。ティトが信頼を寄せる専門家チームによってオペが開始されたのは、伝えられていた8時を少し回った頃だったようです。手術に要した時間は、おそらく3~4時間。術後の経過を見るため、ミスターはその後ICU(集中治療室)へと移されています。
なにぶん公式発表のない一件なので、データ等はすべて憶測となります。こちらではSPORT紙の記事を元に話を進めていきます。まずは今回摘出された腫瘍ですが、わずか5mmほどだったそうです。早期での発見だったことが幸いし、病状は思っていた以上に軽かったわけです。なんでもティトはこの11月22日(前回手術から1年目)にも定期検査を受けていて、その時は全く問題はありませんでした。
また術式も、後の回復などが容易となる方法が採用されたらしく、他の部位への転移も確認されず。前回手術を行った部位にも、異常は見受けられなかったそうです。実際にこのとおりであるならば、安心の度合いはぐんと大きなものとなります。早期の回復も可能となるでしょう。予定ではティトはこれより3、4日入院。傷口は10日以内には癒着するそうです。そして新年からは6週間、通いで科学治療、放射線治療を受けていくという流れです。
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